diary 最新ページ

gallstone - 松村俊和のページ:日記

最終更新時間: 2009-12-01 22:42

2009-01-30

流れてた![diary][gallstone]


MRCPでの検査後,再度CTや超音波での検査をした.その結果,胆のうや胆管には胆石がないことが分かった.しかし,胆のうが機能していない可能性があるため,食事の前後で超音波検査を受けて確認した.食事前に検査をした時に,食事には卵とか脂っこいものを食べるように言われたので,ゆで卵1個やバターをたっぷり塗ったトーストなどを食べて食後の検査を受けたところ,胆のうは非常によく収縮して機能しているとのことであった.ということで,手術をする必要はなくなった.良かった.
ただし,胆石ができやすいので,薬を処方された.また,食事はちゃんと定期的に食べて(今までも食べてたけど),胆のうを収縮させるのが大切らしい.胆のうが収縮しないで胆汁が長時間滞留するといけないようだ.

2009-01-09

MRCP[diary][gallstone]


午後からはMRCP(MRIで胆のう・胆管・膵管を写すものらしい)を受ける.これははじめての検査だ.検査前,肩に胃腸の動きをおさえるための筋肉注射を打つ.注射自体は痛くないけれども,あとから注射をしたところが重くてだるい.注射の次に黄色い液体を100ccほど飲む(写りをよくするため?).その後,機械に縛り付けられ,中空の検査機械の中に入る.注意書きに閉所恐怖症の人は事前に言うことと書いてあるが,狭くて動けないので閉所恐怖症の人は確かにだめだろう.気分が悪くなったときのために,右手にボタンを渡される.検査が始まると,大きな音とともに体がやや熱くなってくる.途中で約15秒息を止めるのが1回と,2秒ほど息を止めるのが6回ある.それ以外は普通に呼吸をする.寝てはいけないと事前に言われていたのだが,目を閉じると寝そうになるので,できるだけ目を閉じないようにした.検査時間は20分ぐらいで無事に終了した.その後,医師から説明を受けた.胆のうには石はあるものの,胆管には石はないとのこと.

2009-01-09

食事指導[diary][gallstone]


胆のうの食事指導を受ける.今まで脂っこいものや卵黄をあまり食べないように言われていたので,これらは徹底的に控えていた.今日の食事指導によると,少しは脂分や卵黄も食べてもいいようだ,でも,さすがに揚げ物などはだめとのこと.脂っこいものは特に食べたいとは思わないけれど,卵黄を食べれるのがはうれしい.

2009-01-06

卵黄[diary][gallstone]


卵黄が食べたい.胆のう結石が見つかってから,油ものと卵黄を食べていない.これらを食べると,胆汁がたくさん分泌されて,結石が胆管に流れ出る可能性が高くなるので,やめておくように医師に言われたからだ.食事やお菓子を探すときには,必ず原材料名と成分表示を確認する.卵や鶏卵が入っているものとか脂質の多いものは選ばない.美味しそうなものには必ずといっていいほど,卵が含まれている.ということで,結石が見つかってからわかったことは,卵黄はうまいし,だからいろいろな食材で卵黄を使うのだということだ.
胆のうの摘出をしてから卵黄を食べるのが,今から楽しみだ.

2008-12-26

急遽退院[diary][gallstone]


入院して,石が流れて落ちてからは,お腹の調子は良く,落ち着いている.ただし,胆嚢に残っているものがあるらしく,いつ発作が起きてもおかしくないので,結局は手術をしなければならない状況は変らない.
手術の関係で外科の医師に見てもらった.その結果,自分の胆石は,石みたいなものではなくて,どろみたいなものかもしれないらしい,そもそも胆嚢は機能していないかも知れないということがわかった.また,寝るときは右側尾を下にして寝る方が安全とのこと.胆嚢はお腹の胃の右側にあって,その左側に出口がある.そのため,右側を下にしておけば,石とかが胆嚢から外には出にくいとのことだ.普通は座った状態でも出にくくて安全らしいが,自分の場合はそうではないらしい.
昨日の夕食は,五分粥,豆腐のみそ汁.白身・里芋・人参・麩の煮付け,何か分からない野菜のペースト,ヨーグルト.
そして,昨日の夜になって急遽,次の日(今日)退院することが決まった.退院はもう少し先だと思っていたので,うれしい.
退院前に少し検査をしなければならない.検査のため空腹にする必要があるので,今日のの朝は抜きだった.水分もだめ.再度の絶食(朝だけで大げさな!)のため,体重は少しだけ減少.入院時からだと2.5kg減った.さすがに3日間も絶食したら,1食ぐらい抜いても全然平気だ.ただ,入院して体を動かしていないというのもあるのだろうが.
検査は食事前後で超音波検診をして,胆嚢の大きさとかを見るもの.通常は食事をしていないと,胆嚢は膨らんでいて,食事後に収縮するようだ.しかし,食事前の検査では胆嚢はそれほど胆汁をためている様子がなさそうで,胆汁をためる働きをしていないかもしれないらしい.
入院中にはその他,血液が止まるまでの時間,心臓の超音波検診,心電図,肺活量の検査をした.手術をするにはいろいろな検査が必要らしい.
下の囲みはまた尿のメモ.いやな人は飛ばしてください.

点滴をしていないのと,水分を採っていないのと両方で,尿の量が格段に減った.100-150mlが標準.比重は1.02前後.

お昼ごはんで,全粥,卵白焼き(油をほとんどなし),じゃが芋と玉葱のみそ汁,蒸しキャベツ(ドレッシングなし),焼き茄子を食べた.食事の約2時間後に再度検査をした.まだ検査は残っているが,とりあえず無事退院した.
退院後,お見舞いに来てくれた友人とカフェでコーヒーを飲みながら,論文についての議論などをした.楽しかった.娑婆の空気はうまい!

2008-12-25

胆石[diary][gallstone]


胆石(正確には総胆管結石)のため,2008-12-21から入院した.お腹が痛くて寝れないことがあったので,病院には行っていた([2008-12-09]).右側のあばら骨の一番下の奥に激痛が走り([2006-04-11]に入院したときの痛さよりはマシ),病院に行ってCTなどで検査をしてもらってわかった.超音波(エコー)検診では見えにくい結石だったみたいだ.結石といっても石のようなものからドロドロのものまであるようだ.どんなものかは取り出してみないと分からないらしい.現在の治療は絶食(少量の水は大丈夫)と点滴.内視鏡による手術をする予定で,2週間ぐらいかかりそうだった.
手術をする予定ではあったのだが,お腹の痛さが無くなっていた.そのことを医師に伝えると,「もしかしたら石が流れ出ているかもしれない」とのこと.ということで,再度CTで検査した.
CTの結果,石は大腸まで流れていた.ということで,当面は内視鏡の手術は不用とのこと.ただし,胆嚢に石はいくつか残っているようなので,胆嚢を切除する手術は別途必要らしい.この手術は込み合っているらしく,1-2ヶ月後の予定.手術をするには事前にいろいろな検査が必要とのこと.また,胆管や総胆管にも石が残っている可能性があるので,MRIの検査をしてもらう予定.結局,当面の手術は不用ではあるものの,入院と絶食はしばらくかかりそう.
点滴は1日4本(1本500ml).2本は乳酸リンゲル液,もう2本はソルデム3AG輸液.乳酸リンゲル液は単に水分やら各種の鉱物が入っているだけのようだ.ソルデム3AG輸液には7.5%糖加,150kcalと書かれている.ということで,1日の摂取カロリーは300kcalだけ.そのため,体重は入院時から3日間の絶食で2kg減少した.
以下の囲み部分は尿の話なのでいやな人は飛ばしてください.

尿瓶で尿を集めなければならない.普通は機械に入れて比重と量を検測する.なぜか1日分の量を測るということで,別の便にためた(機械には時間とかは記録されていないのか?).1日の量は約2000mlの量とほぼ同じ.少量の水は飲んでいるが,汗はあまりかいていないので,点滴の量と尿の量がほぼ同じなのは当たり前だ.
しょうもないことだが,尿瓶で測って初めて1回あたりの量が分かった.少ないときでは100mlちょっと.普通で150-200mlぐらい.多いときは300-500ml.朝起きて,もう耐えられないという状況が500mlだった.比重は1.01前後.

昨日(2008-12-24)の昼から流動食(ホットカルピス・ニンジンジュース・重湯<-おかゆの上澄み)が開始した.こんなんでも,食べれるって幸せ.夜は重湯とオレンジジュースと葛湯だった.葛湯が甘くて美味しかった.
今日の朝は三分粥,缶詰のパイナップル2切れ,具の入ったみそ汁,白い飲み物(少し甘かったが何か分からなかった).
昼は五分粥,玉葱のコンソメスープ,おひたし,じゃが芋と人参と玉葱の煮付け.
固形物が食事に出てくると興奮してしまう.
昼からはようやく点滴が外れた.元気で動ける状態にあるのに,何かに繋がってはいけないというのは,結構ストレスを感じる.
明日は・・・なんだろうか,期待が膨らむ.