北国新聞の記事
今年九月の植生調査は、河北潟の水路や水路のり面、河畔などで行われ、一メートル四方の調査四十五地点で七十二種の植物が確認され、うち外来種は十八種で比率は25%だった。昨秋の同一地点での調査で外来種は二十六種、34・2%だったのに比べてやや低下したが、シロツメクサやヒメジョオンなど、新たに四種の外来種が確認された。
(中略)
このため北陸農政局は同潟周辺で確認した外来種のうち、過去に承水路に繁殖し生態系などへの影響が指摘されたチクゴススメノヒエやホテイアオイをはじめ、広範に確認されたセイタカアワダチソウや、繁茂しやすいハリエンジュやメマツヨイグサなど十一種を注目種として取り上げ、侵入拡大の予防や除去するための対応策を練る。