Matsut's page : diary

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日記のページ(2003)

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(2003-01-01)

去年の年末　(こう書くとすごく前に感じる。でも、ほんの２～３日前)　にＣプログラミング診断室とＣプログラミングの秘訣というページを読んだ。プログラムを書くにはセンスがいるらしい。自分にはあるんだろうか？と思いながらも、読んだ直後は少しはセンスのあるプログラムを書こうと思った。しかし、今日ちょっとした処理をするプログラムを書く必要があり、めんどくさいので、(たぶん)きたない(と一般的には言われる)プログラムを書いてしまった。こんなことをやっていては、いつまでたってもうまくならないんでしょうね。

(2003-01-02)

お正月に実家でパソコンの中の点検・掃除をしていたら研究室を出て行くときに後輩向けに書いた文章が出てきました。植生調査をするときに必要なことについて書いていました。文章を読み返してみると分かったような、偉そうなことを書いていました。また、約5年前に書いた文章なので、インターネットの発達や道具の変化があります。
少し加筆修正して植生調査のページというのをつくりました。もし、参考になるようだったら参考にしてください。

(2003-01-07)

『たのしいRuby　Rubyではじめる気軽なプログラミング』という本を読みきった。Ruby自身についてちゃんと理解できたかは怪しいが、Rubyは楽しそうだということが良く分かった。
ただ単に楽しそうというだけでなく、Rubyを使えば植生調査結果などのデータ解析が簡単にできそうだということも分かった。ただし、まだあくまで「できそうだ」という段階で、やり方の細かい点はこれからプログラムを作りながら勉強する必要がある。
特にオブジェクト指向言語のRubyではアルゴリズムだけでなく、データ構造、さらにはクラスの設計についてしっかり勉強しなければならないみたいだ。クラスの設計について勉強しなくてもプログラミングはできそうだが、それだとPerlとかと同じプログラムになってしまい、オブジェクト指向の良さを発揮できないような気がする。

(2003-01-08)

Rubyでの始めてのプログラミング。ごく簡単なプログラムではあるが、やっぱり成功するとうれしいものだ。エラーが出ると悔しいが、間違っているのはパソコンではなく、常に自分のほうである。なかなかバグが見つからないと嫌になってくる。Perlをある程度勉強した成果があってか、Rubyの方が同じことをするのにかかった時間は短いような気がする。それとも、オブジェクト指向のおかげだろうか？Perlを勉強した結果、Perlの文法につられてしまうこともあるのも、また事実である。
それにしてもRubyのプログラムを書くのは楽しい。「次はこんなことをやってみよう」「あんなこともできそう」というのがどんどん出てくる感じがする。感じだけで、やってみるとエラー、エラー、エラー。何回も見直して、やっとできたといったところ。でも楽しい。

(2003-01-09)

Rubyによる基礎的なプログラムが一応完了。プロット名・種名・出現量のデータから、プロットごとの出現種数・多様度指数(H'・1-d・1/d)を計算したり、素表を作ったりするプログラムである。Perlで書いた方が短い期間でできたかも知れないが、今後の拡張などにはRubyの方が楽そうだ。とりあえずのRubyによるプログラムは終了。
あとは、暇があるときに類似度指数などの計算をするメソッドを書く予定。配列を使えば割と簡単にできそう。あと、モジュールを組み込んで、もうすこし使いやすくしたら、公開する予定(予定は未定)。

(2003-01-12)

3連休を利用して、論文を書き切ろうと思ったけど、なかなかうまくいかない。英会話にもそろそろ行かなければ。

(2003-01-13)

論文の合間(？)に Rubyの解説ページを少し作成。でも、後もう少しで当初の目標達成だが、とりあえず、ここでいったん休止。次に書くのはいつになるだろうか？

(2003-01-15)

復刊ドットコムというページに「群落の組成と構造」をリクエストした。このウェブページでは、投票が100に達すると、絶版になった本を復刊へ向けて活動してくれる。ただし、投票が多くても復刊するとは限らない。でも、うまくいくといいなー。もし、このページを見た人がいたら、是非ご協力をお願いします。

(2003-01-17)

論文のためのデータで種名(和名)の一覧をつくって眺めていると、「オオバ」でとまっている種名が有ることに気づいた。一瞬あせった。エクセルで手作業をしていたら、データの解析をまたやり直さなければならないところであった。
でも、今は違う。そう、Perl や Ruby といった強力な味方がある。データを直して、あとはプログラミングにお任せだ。めでたし、めでたし。

(2003-01-19)

「群落の組成と構造」の復刊へ向けての投票数現在：16票。あと、84票。
英語の論文の進み具合。結果の草稿はほぼできた。でも、結果のなかでのまとめを結果の項目のはじめに持ってくるか、結果の項目の最後に持っていくかを迷っている。

(2003-01-23)

「群落の組成と構造」の復刊へ向けての投票数：18票。あと、82票。でも、ここ数日投票なし。
ここのところ、風邪をひいて少しダウン。たぶん、1kgほど痩せたと思う。病気で痩せるのはあんまり良くない。もっと健康的に痩せよう。
「オオバ」でとまっていたところの解析も無事 Ruby のプログラムにより解決。やっぱり解析はプログラムにさせるに限る。

(2003-01-25)

「群落の組成と構造」の復刊へ向けての投票数：19票。あと、81票。昨日2～3日ぶりの投票があった。たぶん知らない人だと思う。どうもありがとうございます。
英語の論文の一部を英会話学校の先生にチェックしてもらう。主語と動詞の関係やらつづりの間違いやらぼろぼろと出てくる。自分でできるところは自分でしておかないと、せっかくの時間がもったいない。

(2003-01-26)

「群落の組成と構造」の復刊へ向けての投票数：20票。あと、80票。ようやく20票になった。あとは、作戦を実行するのみ。

(2003-01-27)

「群落の組成と構造」の復刊へ向けての投票数：41票。あと、59票。
作戦を実行したところ、予想以上の反応があった。いろいろと知り合いに投票のお願いをして、昨日までの20票だった。結構知り合いの力は大きいと感じていた。でも、今日だけでさらに、21票。正直ビックリ。でも、この勢いで行くと、復刊も夢ではなさそう。

(2003-01-28)

「群落の組成と構造」の復刊へ向けての投票数：60票。あと、40票。
昨日よりもちょっと投票数は減った。たぶん、このあとは落ち着くと見ている。でも、落ち着かずにどんどんと投票が伸びて欲しい。
英語の論文も少しずつは進んでいる。2月になるまでには大まかには書き上げたい。

(2003-01-30)

「群落の組成と構造」の復刊へ向けての投票数：79票。あと、21票。
投票が一息ついてしまった。でも、あともう一息。

(2003-01-31)

「群落の組成と構造」の復刊へ向けての投票数：87票。あと、13票。
このページを巡回してくれている人がいるということが分かった。ありがとうございます。このトップページだけでも、できるだけ毎日更新するようにします。
でもって、今日は新しいことが2つ。
「Judy 先生の英語科学論文の書き方」をおすすめの本に追加。
「A Dictionary of Ecology」を amazon.com に注文。英語の論文を書いていて、英会話学校の先生に文章をチェックしてもらう。文法は英語を母国語とするひとであれば、チェックできる。でも、専門的な内容はこちらが説明しなければならない。そのときになかなかうまく説明できない。英語で書いた辞典があればうまく説明できるかな？

(2003-02-1)
植生調査のページを更新。図鑑についてのリンクと標本のつくり方のリンクなどを追加。
その情報収集をしていたら、折り尺に関する面白い使い方を2つ発見。電灯の一部としての利用(MonkeyCRAFTのページ)と角度の計測での利用(西日本三星シングル工事協同組合のページ)。

(2003-02-2)
「群落の組成と構造」の復刊へ向けての投票数：88票。あと、12票。
植物生態学講座の他の4冊も徐々に票を伸ばしている。「群落の組成と構造」には投票せずに、他の4冊のうちのいくつかに投票している人もいるようだ。でも、どうせなら、「群落の組成と構造」にも投票をして欲しい。この本が100票になれば、たぶん他の本も復刊交渉の対象になるような気がするので。
それに、シリーズでの復刊を希望するようなコメントを書いていて、「群落の組成と構造」だけはずしている人もいる。他の1冊だけに投票しているうやったら分かるけど、「群落の組成と構造」だけ投票しないとはどういうこっちゃ。どうか「群落の組成と構造」にも投票してください。
植生調査のページに対して意見をメールでもらったんで、それを受けてまた少し更新。

(2003-02-3)
「群落の組成と構造」の復刊へ向けての投票数：98票。あと、2票。
ついにここまで来た。後は、時間の問題でしょう。
折り尺に関連した内容を伊方博義のHPで発見。

(2003-02-4)
祝「群落の組成と構造」の復刊へ向けての投票数：103票。
やっと交渉の条件となる100票を達成した。ご協力していただいたみなさん、ありがとうございます。100票を超えても、まだ投票してくれる人がいる。ありがたいことです。でも、投票数の実況はとりあえず今日で終わります。
復刊して欲しい本はたくさんあるけれども、特に沖縄植物野外活用図鑑全10巻と日本スゲ属植物図譜全３巻とには頑張って欲しい。
ここのところ、いつ100票に到達するのかが気にかかっていただけに、ちょっと張り合いがなくなってしまった。いやちがう。これで論文に集中できる。いや、しなければ。

(2003-02-5)
つい2・3日前まで、自分自身はほぼちゃんとしたタッチタイプの指の分担(タイピング道場のページ) でキーボードを打っていると思っていた。でも、打ちながら指の動きを見てみると、どうも違う。
右手は人差し指と中指が頑張っていて、左手は中指と小指が頑張っているようだ。でも、キーの並びは、全体的に上側が左に偏っているので、たぶんうまくいかないのであろう。ちょうど立て横が直角に交わっているキー配列ならばうまくいくんだろうか？それともキーボードを体に対して少し斜めに置くべきか。
ちゃんとした指の分担に直そうとするとどうもうまくいかない。前のままのほうが(キーボードを見なくても)早く入力することができるんで、そのままでいくか指の分担を直すか検討中。

(2003-02-6)
他の人がリンク集の整理をしたのに刺激を受けて、自分もリンク集を整理。雑誌のところを出版社別にして、さらに多少の情報を付け加えて、小幅に更新。
タッチタイプについて、昨日に引き続き考えたこと。当たり前だが指の長さはそれぞれ違う。中指が一番長い。人差し指よりもだいぶ長い。そのため守備範囲が多少広くなっても当然のような気がする。特に「R」「T」「Y」「U」などの上の方の段は人差し指を伸ばすよりも中指の方が無理せずとも届くことがわかった。ということで、これまでどおりの指の分担が基本で、少しだけ修正することに決定。

(2003-02-10)

祝論文受理(のはず)
共同研究の論文の受理が決まった。すごくうれしい。
文房具にはいろいろな工夫が詰まっている。カッターメーカの「オルファ」は「折る刃」からきている。そのホームページにカッターナイフの発明秘話が載っていた。なかなか面白い話だ。

(2003-02-11)

「群落の組成と構造」の復刊へ向けての投票が100票到達後にも徐々に増えている。現在111票。100票に達してからは「お願いメール」は出していないので、「知り合いの知り合いの知り合い」ぐらいまで広がっているのかも知れない。あるいは、たまたま見た人によるものか。あと、掲示板にも書込みをしてくださった方がいる。ありがたいことです。
文房具について、その２。シードのページによると修正テープは進化を続けているらしい。確かに修正テープは修正液や修正ペンよりも格段に使いやすい。それにしても、180°回転するというのは使いやすいのだろうか？ほとんどの文房具製品(に限らないが)は右利き用にできているので、左利きの人でも使いやすくはなっていると思う。左利き用にだけ作るのならば、左利き用のものを作ったほうが早いと思う。

(2003-02-12)

英語の論文を読むのは少しだけ以前よりも早くなったと思う。でも、書くのはなかなか早くもならないし、間違いだらけの文章を書いてしまう。
文房具シリーズ、その３。3M(スリーエム)ではポストイットの達人を探しているようです。お心当たりの方はどうぞ。

(2003-02-13)

文房具シリーズはネタ切れ。
今日は(冬にしては)寒くもなくあったかくもなく、それといった進歩もなし。でも、明日は論文の受理記念でパーっといく。楽しみ。

(2003-02-15)

昨日は久々に遅くまで飲んでしまった(4:00)。
今日と明日で英語の論文の第1稿を完成させたい。

(2003-02-16)

本や読むときは1冊だけ読んで終わりではなく、2冊か3冊ほど関連したものを続けて読む。すると、言われていることとが一般的なことかどうかが分かる。最近では「超」文章法(こっちの方がおすすめ)と文章をダメにする三つの条件を続けて読んだ。この2つの本で共通することは、「書きたい主張を明確にして、そこに焦点を絞って書きないさい。」ということだ。確かに論文でも、いろいろといいたいことがありすぎて、結局何を言っているのかが良く分からないことがある。
「焦点を絞る」とは話がずれるが、『「超」文章法』を読んで少し論文の考察の書き方について少し考えたこと。本の中のたとえをかりると、自分の研究でとったデータ(結果)は鬼退治に出かけて苦労してとってきた宝石にあたる。自分はこの宝石のすばらしさをみんなに見せ付けたい。でも、他人の目から見たらただの石ころに見えるかもしれない。ちゃんとした宝石だと認めさせるには鑑定をが必要だ。他人の論文などをうまく引用することで鑑定結果を作るのが論文での考察になるのだろう。

(2003-02-17)

もうすぐしたら、ホームページのサーバーを変更する予定。今は自分のパソコンからしか閲覧していないので、他のパソコンでも見て問題が無ければ、全面的移行だ。でも、ここのページも当分(１ヶ月くらい)は残します。多様性についてのページのまじめな文章を初めて追加。ざっと書いたので、間違っている表現や分かりにくいところがあるかも。

(2003-02-18)

このページを見た人にお願いがあります。新しいページを見て、広告が表示されたかどうかと表示されたとしたらどのように表示されたかについてメールを頂けないでしょうか。ホームページの移行に向けての調査です。ご協力いただいた方には、お礼のメールを差し上げます(いらない？)。

(2003-02-19)

(とりあえず)祝「群落の組成と構造」の復刊交渉が始まった。朝倉書店に行って、交渉をしてくださっているようだ。交渉の進展が楽しみ。
データベースのページを更新。更新時にメールが欲しい方にはメールを送るようにします。詳しくはデータベースのページをご覧ください。

(2003-02-20)

気になる言葉がある。外食産業での注文に対する店員の確認で、「○○でよろしかったでしょうか？」という言葉が横行している。何で過去形なんだろうか？聞いていてすごく腹が立つ。注文したものを持ってきて、「これでよろしかったでしょうか？」なら分かる。注文した直後の場合、まだ注文する側と注文を受ける店員の間には了解事項は無いので、「○○でよろしいでしょうか？」が当然だと思う。「最近の若い人」はこれが普通なのだろうか？変なカタカナ言葉も嫌いだが、「○○でよろしかったでしょうか？」も嫌いだ。

(2003-02-21)

昨日の「よろしかったでしょうか？」に対して面白いページを読者の方から紹介してもらった。第271回　よろしかったと第318回　アルジェの戦いという文章だ。
きぶし学関係のメーリングリストで紹介されていた群集生態学を昨日購入した。古典だけでなく最近の話題も入っていて、なかなか良さそう。
業績リストに共同研究の論文(印刷中)を追加。

(2003-02-22)

春先に花を咲かせる植物の花は黄色いものが多いような気がする。キブシ・ロウバイ・マンサクなどだ。「など」と書いているものの、他のものはすぐには思いつかない。しかもロウバイは日本では野生種ではない。マンサクに関連して言えば、コウヤミズキ・トサミズキ・ヒユウガミズキなども確かに黄色だ。と書けばすごく種類が多いような気もするが、マンサク科の植物が多いだけか？ただ、「黄色」といっても、ぼやーっとしたような黄色で、キク科の花のような原色っぽいものは無いのも特徴のような気がする。
「群落の分布と環境」は以前に入手していた。それに加えて、「群落の遷移とその機構」を入手してしまった。復刊リクエストをした本ではあるが、復刊されない場合もありえるので、古本屋のカタログに載っていたのに飛びついてしまった。もし、古本屋の店先やカタログで「群落の組成と構造」を見かけたらどうしよう。そんな機会があったとしても、迷っていたらすぐに売り切れてしまうだろう。ということで、また飛びついてしまうと思う。

(2003-02-23)

おすすめ本のページに本を追加するとともに少し整理。

(2003-02-24)

昨日の自分は他人である。明日の自分も他人である。
論文を読んでいて、欲しい引用文献はチェックしてリストを作るようにはしている。でも、引用された文献をすぐに見ることはできない。取り寄せるのに時間がかかるので、早くても数日後、遅ければ数週間後に引用された論文を見ることになる。取り寄せたときには、「どんなことが書いてあって、何のために取り寄せたのか？」を忘れていることが多い。今後は出来るだけ、メモを残すようにしようと思う。
ここ数日、片足スクワットを左右とも10回ずつしている。はじめはかなりしんどかったが、慣れるとそれほどしんどくなくできるようになった。

(2003-02-25)

本屋のレジで、「ブックカバーはご入用ですか？」と聞かれると、「いえ、要りません」と答える。すると、「恐れ入ります」という返事とともに、本をビニールの袋に入れてくれる。ブックカバーは要らないと言った。しかし、袋に入れてくれとは言っていない。袋も要らない場合は、「いえ、ブックカバーも袋も要りません」という必要があるのだろうか？

(2003-02-27)

英語の論文は終わりに近づきつつあるが、まだ終わらない。初めのうちは進み方がゆっくりで、途中はやや早く、終わりに近づくとまたゆっくりになっているような気がする。まるで、ロジスティック曲線(群馬大学の青木先生のページ)を描いているようだ。

(2003-02-2)
一昨年くらいまでは、確実に両眼とも1.5以上の視力を維持していた。でも、ここ1年ほどでだいぶ視力が低下してきたような気がする。

(2004-03-03)

朝起きて、布団の中で「のび」をしていたら、足がつってしまった。日ごろの運動不足・不摂生がたたって、体にガタがきているような気がする。
携帯電話の新しい機能を発見した。発見したというよりは、単に知らなかったものを知っただけである。自分でメモを録音することができるのだ。歩きながら、思い出したり思いついたりしたことは、「後でメモをしよう」と思うのだが、ついつい忘れてしまう。かといって紙とペンを出して書くのはめんどくさい。そういう場合、携帯電話のメモが活躍する予定である。

(2003-03-4)
今回の論文はなぜか Introduction から書き始めた。書き始めの頃は、一応完成したつもりであったが、やっぱり考察の終わりかけになって考えてみると、全然ダメである。半分くらいは残るが、構成も含めて大幅に改訂をしている。

(2003-03-5)
昨日はなぜかすごく論文の文章が進んだ。文章が進んだというのは、単にたくさん書けたということであって、どれだけ論文の完成に貢献したかどうかは分からない。その理由は2つある。1つ目は、自分の現在地と目的点を正確に把握できていないことによる。目的地が何十キロ先にあるのに10歩ほど進んだところで、たいした貢献といえるほどではない。2つ目は目的地の方向に進んでいない可能性があるからだ。自分でたくさん書いた文章が不必要な文章であったり、逆に誤解を招くことであれば、論文の完成には全く貢献していない。
1目点について、第1稿の目的地と現在地は見えているつもりである。どちらかといえば、2点目が問題だと思う。これを自分自身で克服するには論文を寝かせる必要があるかもしれない。でもそれは、第1稿が仕上がってからだ。仕上がらないのに寝かしては意味が無い。
註：この日記では「えらそうなこと」や「わかったようなこと」を書いていることがよくあります。それは、自分自身に対しての戒めであって、他人に対する説教ではありません。

(2003-03-6)
一昨日の日記では introduction を「改訂中」と書いたものの、duscussion を先に完成させなければならないので、そっちにかかっていた。昨日で methods・results・discussion は完成した(はず)。あとは、問題の introduction だ。今週中にはできるかな？

(2003-03-7)
学生時代に取った写真を少し見返していた。年代を経るにつれて、写真のとり方がふまじめになってきている。写真をとりはじめた頃は、花の咲いているものを見つけるたびにひたすら写真をとっていたような気がする。今は花が咲いていても、よくある花だとカメラを向けることが少ない。それよりも、外に出る機会が圧倒的に少なくなっている。写真をとらなくなったはずである。今年はもう少し現場に出るようにしよう。

(2003-03-8)
自分で書いている途中の英語の論文の一部を英語に翻訳していた。すると、英語だけで書いていたときには気づかなかった理論の飛躍や間違いを気づくことができる。翻訳をしようとすると、結構細かく英語を読むからだろう。

(2003-03-9)
一応、英語の論文の第1稿の元が出来上がった。英会話の先生に文法や流れを見てもらうとともに、日本語に翻訳しながら自分でも再度確認だ。その後、他人の目で見てもらう予定。
3月になるといろいろと飲み会が多い。昨日はJR生瀬から武田尾までハイキングをした後に、ボタン鍋を食べた。すっごく美味しかった。今日はまた別の飲み会だ。これで連続4日目。

(2003-03-10)

英語の論文を読んでいて、英語自体についても分からないことがあるが、それよりも著者の姓と名がどっちがどっちか分からない。当然日本人の名前ならば分かるのだが、日本人以外の名前はさっぱりだ。ちょっと前まではそう思っていた。でも、実は簡単に分かる方法がある。方法があるというよりは決まりがあったのだ。
姓・(ミドルネーム)・名の順で書くときには、姓の後ろにカンマ( , )を入れる。逆に名・(ミドルネーム)・姓のときには、カンマは入れない。ある本によると一応そういう法則になっているらしい。今まで見たところこの法則どおりなので、たぶん間違いが無いと思う。

(2003-03-11)

英語の論文は第1稿ができたので、今週末までねかせて熟成させることにした。本当はいろいろと細かいところを確認して修正しなければならないのだが、ちょっと休憩だ。熟成させたあとに、全体の流れと一緒に細かいところも確認することにしよう。

(2003-03-12)

人間の体には自分では直接見えないところがある。頭の後ろとかは当然そうなのだが、太股の後ろも見えにくい。生まれて昨日まで、わざわざ太股の後ろなんて見ようと思ったことはなかった。昨日、仕事で山に入った。刺のある植物の多いところに入らなければならなかった。家に帰ってしばらくすると、太股の後ろがほんの少しチクチクする。小さい刺がささったみたいだ。見ようとしてもなかなか見えない。たいしたことは無いのだが、見えないので余計に気になる。

(2003-03-13)

ウェブをいろいろと見ていたら、思わぬところに自分の名前を発見した。いろんなところの地図を作成している森図房というところのページだ。当然といえば当然なのだが、自分以外にも知り合いの名前が出てきて、森図房さんにはなんとなく親近感を感じてしまった。ちなみにこのページのおまけはなかなか面白い。

(2003-03-14)

「サイエンティストゲーム」を読んでいる。この本はなかなか面白い。また、ためになる。古本屋で買うと定価の約半額(送料別)で買うことができる。実際僕自身も古本屋で「続サイエンティストゲーム」と一緒に2冊2,000円で購入した。文字が小さくて読みにくいのが難点ではあるものの、この本は一読の価値あり。

(2003-03-16)

金曜日の晩から風邪で熱がでて、すごくしんどい。インターネットで体温の測り方や風邪について学んだが、リンクする気力がない。

(2003-03-18)

3日間続いていた熱がようやくおさまった。でも、だんだんと咳と鼻水がでるようになってきた。鼻をかみすぎると鼻の周りが痛い。まあ、熱よりはましだ。

(2003-03-19)

知っておきたい体温の話によると、水銀の体温計を使用してワキの下で体温を測るには10分間必要らしい。しかも、日本人の体温の平均値は36．89℃前後ということだ。僕自身は、今回風邪をひくまでは平熱が低い方だと思っていた。でも、もしかしたら単に計る時間が短かっただけかも知れない。

(2003-03-23)

風邪を理由にサボっていた英語の論文を再開。1週間ほど寝かせて置く予定だったのだが、2週間くらい寝かせてしまった。これから文献の整理やら文章の細かいところを確認する。

(2003-03-24)

もう少しだけ3月が残っているが、1月と2月と3月はあっという間に過ぎて行った。1年間の4分の1が過ぎようとしている。4分の1が終わったと思うと、少し焦りそうになる。
ところで、生態学会の大会がつくばであった。年度末にはさすがに、大学以外に就職している人は参加するのが難しい。この日程はどうにかならないだろうか？

(2003-03-25)

去年の8月末にバリ島に行ってきたときの話を報告として提出する準備をしている。ちゃんとしたデータではないが、水田畦畔法面の植生の1m²当たりの種数は淡路のものとそれほど変わらない。淡路島では圃場整備をしていない畦畔の法面では約23種である。バリ島では2箇所だけの調査ではあるが、どちらの調査区とも20種であった。種の組成は違っていても、(いろんな意味での)環境が同じようなものであれば、1m²という小さい面積では同じくらいの種数に落ち着くのだろうか？

(2003-03-26)

ホームページを移動してからだいぶ経ったので、古いページを完全に削除した。でも、検索サイトで自分の名前で検索するとこの新しいページは引っかからず、古いページが引っかかる。もちろんクリックしても、ページ自体はなくなっているので、エラーになる。

(2003-03-27)

バリ島の報告は、原稿がほぼ完成。次は英語の論文の仕上げだ。引用文献の整理と図表の仕上げ作業をすれば、他人に見てもらえる状態になる。
ところで、バリ島の研究は共同研究をしている。共同研究は楽しく、張りあいがある。他人に迷惑をかけてはいけないので、原稿の締め切りは守ろうとする(実際にも守る)。また、他人の原稿内容を確認することは、他人のためだけでなく、自分自身の向上にもつながる。一人で研究やっていると、どうしても作業が遅くなってしまう。共同研究の利点は単に力を合わせるだけでなく、精神的な張りあいや相乗効果にあるのだと思う。

(2003-03-28)

ソメイヨシノが咲き始めているようだ。ソメイヨシノの開花予想とか開花宣言は話題になるが、他の木の開花はあんまり話題にならない。ましてや、展葉などは全く話題にならない。
記録はしていないが、ここ数年は生垣に植えられているアラカシの展葉を気にかけている。気が付くと、「ぬーっ」という感じで伸びている。1日でだいぶ伸びるのではないだろうか？
ところで、今年はまだツバメの姿も声も聞いていない。去年か一昨年は、3月中旬には確認したような気がする。

(2003-03-29)

去年、インターネットで自動車保険の契約をした。いくつかの会社に見積りを出してもらって、補償内容と金額を考慮して保険会社を決めた。そろそろ更新を考えないとと思っていたら、更新の案内が郵送されてきた。中身を見ると保険料が高くなっている。補償内容は変わっていないし、事故も起こしていないのに、なぜか分からなかった(等級の関係で安くなるのなら分かる)。そこで、保険会社に電話で聞いてみた。自分自身が事故を起こさなくても、同じ車種での全体の事故率が高くなると、それにつられてその車種の保険料が全体的に高くなるらしい。ということで、同じところで更新するかどうか検討中。

(2003-03-30)

冬の間はバイクに乗らず、ほったらかしにしていたので、エンジンがかからなくなっていた。ちょっと暖かくなったので、エンジンをかけようとしたが、まだダメだった。エンジンはかからなかったが、面白い発見があった。ハチが巣を作っていたのだ(アップの写真、全体の写真)。トックリバチの仲間だと思うが、正しい種名は不明。こんな感じの巣は時々見かけるが、あまりにもボルトの大きさとぴったりで、バイクと同化していしまっているのが面白い。

(2003-03-31)

仕事で山に行っていて、気づいたこと。コバノミツバツツジの新芽が芽吹き始めていたので、芽鱗を触ってた。するとかすかにネバネバするような気がする。思いっきり指でつまんでみると、ほんのわずかだが確かにネバる(と思う)。モチツツジの新芽がネバネバとするのは有名だが、他のツツジ類も多少はネバるのだろうか？
ツバメを見かけないと書いたら、昨日ツバメを見かけた。一回目に入ると、あとはどんどんと見るようになった。単に意識していなかっただけかな？ついでに、モンシロチョウも見た。

(2003-04-1)
現在の共同研究ネタ。インドネシア・淡路の棚田・河川法面・草原のフロラ。だんだんと共同研究が増えてきた。責任感とともに、張り合いがでてきた。さあ、今年度は(「今年も」と書きたいが、去年は自分では全然書いていない。)バリバリと論文を書くぞ！2本は書きたいなー。
そういえば、ヒラドツツジの芽鱗はすごくベタベタする。トチノキの芽もネバつく。新芽が粘り気をもっているのは、虫や鳥が食べるのを防ぐためだろうか？

(2003-04-2)

植生調査のページに調査道具として携帯できる顕微鏡を追加。
英語の論文の仕上げにかかろうと思いながら、なかなか取りかかっていない。明日こそはやろうと思う。

(2003-04-3)
今日、車に乗っていて気づいた宝塚と三田の山で咲いている花。タムシバ(ほぼ満開)、コバノミツバツツジ(ほんの少しだけ)。タムシバは１週間ほど前は全然咲いているのが見当たらず、今年は少ないのかなと思っていたら、今日はすごくたくさん咲いていた。ほんの１週間ですごく違うのだというのを実感した。

(2003-04-4)
早春植物について考えたこと。既に、調べられていて一般的なことかも知れないし、全く見当違いかも知れない。
早春植物は春先の地表では明るい環境が必要である。夏から秋にかけては、生育環境(地表・地上とも)は明るかろうが、暗かろうが早春植物にとってはどうでも良い。疎林や草原などのように明るすぎる環境だと、草本層にススキなどのイネ科草本植物が茂る。ススキなどは冬も株や枯葉が残っており、春先の地表は暗くなる。そのため、早春植物は生育できなくなるだろう。逆に常緑樹などの遷移の進んだ林だと、ヒサカキやソヨゴのなどの常緑樹などにより、夏も地表が暗くて早春も暗い。そのため、早春植物は生育できないのではないか。ちょうど中間的な、夏はコナラやクリなどの落葉樹により草本層が適度に暗くて草本層が少なくなり、そのため早春の枯葉なども少なくなる環境では、早春の地表が明るくなって、早春植物の生育できる基礎条件が揃うのではないだろうか。4月上旬で茶色のクリ園は夏場に少し明るすぎるのかも知れない。この時期に緑色をしているクリ園などが早春植物のねらい目か？

(2003-04-6)
日本の野生植物　フィールド版　草本編の箱が傷んできたので、ビニールテープとセロハンテープで補修した。フィールド版の木本編はあんまり持ち歩かないけど、草本編は調査の時にはできるだけ持ち歩くようにしている。去年は調査に(ここ何年かの中では)たくさんでたので、かなり傷んできた。今年の調査シーズン前の補修だ。といっても、本格的な調査は秋の予定。

(2003-04-7)
生態関係の雑誌のデータベースに2003年3月から4月初めに追加した分を更新した。
英語の論文の仕上げがほぼ完了した。きれいに印刷をして、他の人に見てもらって意見を聞こう。思えば長い道のりだった(まだ終わってないけど)。どうも、この日記を書き始めた頃から英語の論文を書き始めたようだ。書き上げるのに約5ヶ月もかかっている。
先日、「バイクのエンジンがかからなかった」とこの日記に書いたら、「キャブレターのガソリンが腐っているのではないか？」というメールを頂いた。確認したら、果してそのとおりだった。今日は何とかエンジンをかけることができた。メールありがとうございました。

(2003-04-8)
駅までの道の途中に盆栽を置いている家がある。盆栽といえば、クロマツ・サツキ・カエデ類・ケヤキなどはよく見る。その家の盆栽の中には変わった盆栽がある(もしかしたら、僕が知らないだけで、一般的なのかも知れない)。キヅタ(かその近縁種)の盆栽があるのだ。キヅタはツル植物なので、通常はだらーっとしている。しかし、この家のキヅタは仕立てられて、見事に立っている。ぱっと見たところは、ツルではないように感じる。
今年の目標は原著論文を最低2本は書くこと(受理ではなく、とりあえず書くこと)。1本(英語)はほぼ書き終えた。次の論文は現地調査はせずに文献のデータを使って書く予定だ。文献のデータ入力は3月中旬から始めた。当初の予定の約半分は入力が終わった。でも、最終的には当初の予定よりも多くのデータを入力しなければならないかも。
現地調査にしてもそうだが、調査や作業をやり始めてから分かることがある。物事をする前にはいろいろと考えて効率の良いようにしようとするが、実際にやってみると問題点や改善点が見えてくる。今回のデータ入力でも、解析をする時の問題点や入力方法の改善などを考えつつ、作業を進めている。

(2003-04-9)
当たり前だが、他人の意見は聞く価値がある。自分の頭の中だけで考えていると、ほとんどのことが「完璧」に思えてくる。時々は自分自身で考え直すときがあるものの、だいたい自分の考えの中だけにはまり込んでしまう。他人の意見を聞くと、「そんな視点があったのか」と思う。これまで何度も感じてきたことではあるが、英語の論文の内容に対して他人から意見をもらって、改めて感じた。

(2003-04-10)

通勤沿線には、高校や大学がたくさんある。春休みが終わって、電車がすごく混むようになった。高校まではまじめに授業に出た方がいいとは思うが、大学生は早いことサボるようになって欲しい。自分が大学生のときも1回生のはじめだけはまじめに授業に出たが、だんだんとサボるようになって、しまいには「腹が減ったので、昼ご飯を食べに行こう」ということで、大学に行ったものだ。

(2003-04-11)

春先は雨がよく降るものではある。それにしても今年はよく降る。春に花をつける植物は多い。虫に運んででもらうにしても、風にしても、雨が降ると花粉を運ぶのは効率が悪くなると思う。そこで、少し考えたこと。雨が多いと花を咲かせる期間とは何か関係あるだろうか？雨の多い時期に花をつける植物は、花をつける期間が長いか？それとも、一時期集中で、晴れた日に一気に花を咲かせる植物が多いか？それとも、雨の降り方と花の期間とは特に関係はないか？

(2003-04-12)

今日は土曜日ということで、かなり遅くまで寝ていた。起きてからいろいろとしていると、鼻水がでてくる。かんでもかんでも、出てくる、出てくる。目も痒い。これはもしかしていわゆる花粉症か？

(2003-04-13)

昨日は花粉症のような気もしたが、外に出ても目も鼻も大丈夫なので、花粉症ではないのかも知れない。
今日は篠山まで行ってきた。六甲山や篠山の山での北向き斜面ではタムシバが満開だった。まるで雪が積もっているかのよう。普段はこんなにあるとは気が付かないが、花が咲くとすごく目立つ。

(2003-04-14)

すこし前からクスノキが葉を入れ替え始めていた。ここ数日ではだいぶ進んできた。新しい葉が出つつあるとともに、落葉も増えてきた。もう少ししたら落葉がすごくなるだろう。

(2003-04-15)

論文を書くための作業でひたすら種名の打ち込みをしている。ひとまずの目標は終わったが、途中で方向修正してさらに打ち込みを続けている。ひたすら作業を続けていると時々ぼけた間違いをしてしまう。「チャボガヤ」と入力するところを「チャボノキ」と打ってしまった。当然すぐに気が付いて、自分自身に突っ込みを入れた。
クスノキは個体によって葉の入れ替えの早い遅いがあるようだ。落葉がピークに達しているものあれば、まだほとんど落葉していないものもある。

(2003-04-16)

昨日、エクセルの調子が悪くなって立ち上がらなくなった。ここのところwindowsが不安定だったので、フォーマットからやり直さなければと思っていたところだった。昨日の夜、2時間くらいかかって、フォーマットからアプリケーションのインストールまで完了した。ああ、めんどくさ。脱MSをしなければ。
smartという車がある。前から愛嬌がある形だと思っていた。ふと気づいたが、マンボウになんとなく似ている。

(2003-04-17)

天気がいいので、昼ご飯を食べた後に散歩をしてた。これからしばらく天気のいい日は散歩をすることにしよう。

(2003-04-18)

割り箸で、持つほうの端っこが斜めに切られているものがある。何の役目があるのか、ふと不思議に思った。ちょっと考えたが、結論は出ず。困ったとき(別に困ってないけど)のインターネットで、探してみた。すると割り箸にもいろいろな種類があって、斜めに切られているのは、天削（てんそげ)という種類のものらしい。このページにあるように、思い出してみると確かに割り箸は場所によって(食事の値段によって？)使い分けわれているようだ。

(2003-04-19)

植生調査のページに情報を追加するとともに、目次を作成して全体を見やすくした(つもり)。

(2003-04-20)

ペットボトルのお茶を買うと、おまけがついてくることがある。僕のお気に入りは、知恵の輪だ。おまけの知恵の輪は全部で12種類しかないみたいだが、知恵の輪ももっといろんな種類があるみたいだ。紐をつかった「知恵の輪」はなかなか面白そう。一般的な知恵の輪とは少し違うが、キャストパズルと呼ばれるものもある。このうちいくつかはやったことがる。なかなか手ごわいパズルだ。

(2003-04-22)

今年初めてコウモリを見た。暖かくなると見かけるようになるが、冬の間はどうしているのだろう？

(2003-04-23)

今日は仕事で三田方面に出かけた。現場に行く途中の山では、マルバアオダモ・コバノミツバツツジ・ヤマザクラが満開だった。少し早い気がするが、ウワミズザクラも咲いていた。他にも、ナガバモミジイチゴが花を咲かせていた。梅雨時期には美味しい実をたくさんつけることでしょう。

(2003-04-24)

英語の論文について、本格的に他人の意見を聞いた。当然のことながら、自分自身ではチェックできないところをたくさん指摘してもらった。指摘をしてもらえるのはありがたいことです。話をしていると、指摘を受けたことは当然ながら、それ意外でも自分自身で論の展開のおかしさに気づくこともたくさんあった。一人では分からないことが、他人と討論をしている中で分かることが多い。逆に考えると、一人では分からないことが多いということを感じた。
なんとなく、送信済みのメール数を数えてみた。今使っているメールソフトはちょうど2年ぐらい前から使い始めたようだ。はじめの1年間は1日平均2個ほどメールを送っているようだ。ここ1年間は4個ほど送っている。とするとこの先1年は？等差数列だとすると6個になり、等比数列だとすると8個になる。でも、1日にそんなたくさんのメールを送るようになるとは思えない。1年後どうなっているかが楽しみだ。

(2003-04-25)

今日は、とことんまでは行かないが、かなり楽しく飲んだ。

(2003-04-26)

昨日は、「とことんまでは行かないが、かなり楽しく飲んだ。」と書いたが、実はとことんまで飲んだ、というのが正しい。酔っ払ったまま書いたので、状況判断ができていなかったようだ。「とことん」のおかげで今日はほとんど何もせずに過ぎてしまった。

(2003-04-27)

本当は、昨日六甲山縦走をするつもりだった。でも、二日酔いでそれどころではなかった。代わりに、今日六甲山"半"縦走をした。塩屋から摩耶山までだ。体力の衰えと、体重の増加を感じた。体重は学生のころより5kgほど増えている。その分、膝への負担が大きくなって、途中から下りが大変だった。半分しか行かなかったのは、夜に予定があるためだが、そうでなくても体力的に宝塚まで行くのは無理だっただろう。

(2003-04-28)

足が痛い。筋肉も関節も。筋肉は太股からお尻のあたり。関節は膝と足首。昨日はちょっと無理をしすぎたかな？

(2003-04-29)

選挙前には朝から駅前に立って演説をしていた人たちがたくさんいた。しかし、選挙が終わってからはさっぱりいなくなった。選挙直後は疲れているので仕方ないかもしれない。でも、「ありがとうござました」や「これから○○をします」とかぐらい言いに来て欲しいものである。公職選挙法か何かの違法行為にあたるのだろうか？

(2003-04-30)

前に書いたコウモリについて、書いてすぐ後にメールを頂いていました。どうも冬眠をするようです。その後、インターネットで少し調べたところ、コウモリは冬眠意外でも省エネのために休眠状態になるようです。
インターネットでは、どうでも良いことも含めて本当にいろんなことが分かりますね。最近では次の二つを知りました。二つともどうでも良いことの部類に入ります。「マツムラ」を裏返して 90 度傾けると「ムシマル」になるようです。また、一時ファイルの名前のつけ方が自分と同じような方法を使っている人がいるということも分かりました。

(2003-05-1)
今年のゴールデンウィークはあんまりありがたみが無い。そういえば、だいぶ前にメーデーを祝日にして、丸ごと1週間を無条件で休みにしようという話があった気がする。どこに行ったのだろうか？ちなみに、メーデーが休みになると次のようになる。これに土日がつながると、最大9連休にもなる。
4月29日(みどりの日)
4月30日(国民の休日)
5月1日(メーデー)
5月2日(国民の休日)
5月3日(憲法記念日)
5月4日(国民の休日)
5月5日(こどもの日)

(2003-05-2)
今日、久々に献血に行った。すると、海外旅行から帰ってきてから3週間は献血ができなくなったというチラシをもらった。SARSへの対応でえらい早いなー、と思った。でも、チラシをよくみるとSARS騒動の前からみたいだった。

(2003-05-3)
2週間ほど前、パソコンの調子が悪かったので、データだけを残してフォーマットして全てを再インストールした。ただ、あんまり使わないアプリケーションはインストールしていないものもある。PerlやRubyもその類だ。Perlは1週間ほど前に使う機会があってインストールした。ただ、自分自身でインストール方法を覚えていなかったので、自分のホームページに書いているインストール方法を見てインストールした。Rubyも使う機会が出てきたが、インストール方法は当然覚えていない。これもまた、自分で書いているインストール方法を見てインストールした。この2つのページは他の人の役には立っていないかもしれないが、自分自身にとって役に立ったページだ。他人の役立てばさらにうれしいが、とりあえず今回のことだけでも作っていて良かったと思った。

(2003-05-4)
今日はほとんどなにもせずに、のんびりと(だらだらと)すごす。本当はいろいろとやるべきことがあったんだが…。

(2003-05-6)
ゴールデンウィークが終わった。そろそろ電車がすいてくるころだ。今日はゴールデンウィーク前よりちょっとだけ少なかったような気がする。

(2003-05-7)
ひたすら種名を入力する作業が終盤にかかってきた。入力したものをチェックしていると、同じような間違い方がある。「○○ギク」を「○○グク」としてしう、「ｒ」と「ｔ」の打ち間違い、エンターキーを打ち忘れて2つの種名が並んでしまう、などなど。入力しながらも確認していたつもりではいたが、かなりの間違いの量である。
58,000円分使える50,000円のイウェイカードが、2月末(だったと思う)に発売が終了した。チケット屋で見ると、53,000円で売っていた。発売終了前は50,000円未満で販売していた。しかし、今では50,000で売っているところがなくなったので、53,000円で売っても買う人もいるんだろう。なんせ58,000円分使えるんだから。

(2003-05-8)
電車に載ろうとした人が胸のところに、名札のようなものをつけていた。よく見ると「ペースメーカー使用者」と書いてあった。携帯電話の電源を切ってくれという意思表示だろう。某研究所のように、電磁波を怖がりすぎることはないが、電磁波が電気製品に与える影響は大きい。ラジオを聞いているときに、近くの人が携帯電話で話したり、メールを送受信していると、ノイズが入るのですぐに分かる。こう書きつつも、最近は時々電車に乗るときに携帯電話の電源を切り忘れることがある。注意をしようと思う。

(2003-05-9)
ちょっと必要があって日本の野生植物コケを見ていた(別に同定しようなどというのではない)。図版を見ても「どうちゃうねん」と思う写真がいっぱいだ。一応検索表もついているが、用語がさっぱり分からない。こんなんを同定する人ってすごい！

(2003-05-10)

種名の入力がとりあえず完了した。ただ、種名のうち間違いの確認作業やその他の入力と確認作業が残っている。5月中にはこれらも含めて完了したい。その後、データの解析をしなければならない。データ数は65,536(エクセルでの限界)を越えているので、エクセルで解析するのは無理だ。アクセスなどのデータベースを使ってもいいが、汎用性を考えるとPerlかRubyの方がよさそうなので、どちらかでプログラムを組もうと思う。

(2003-05-11)

あんまりしないようにはしてるんですが、2日分まとめて更新です。昨日の分もご覧ください。
今日は昼の3時ぐらいまで、外に出ていて作業をしていた。小雨が降る中の作業だったので、気分的に疲れた。ちょっと休憩と思って昼寝をしたら、熟睡してしまった。起きると5時だった。「もう朝か。あんまり寝てないのに、仕事に行くのはいやだなー」と思った。でも、なんかおかしい。外がやけに明るい。ちょっと考えてみると朝ではなく、夕方の5時だった。ほっとするとともに、自分自身の仕事嫌いを実感した。

(2003-05-12)

植生学会の情報誌で「植生情報」という冊子がある。この前、郵送されていたような記憶が少しあった。ただ、行方不明になっていて、本当に郵送されていたのか記憶が曖昧だった。学会の企画に関するアンケートが入っているので気になっていたところ、部屋の整理をしていたら出てきた。早速アンケートを書いて、明日にでも郵送しよう。

(2003-05-13)

学生の頃までは、夏に痩せて冬に太るということを繰り返していた。働き出してからは、夏はそのままで冬に太るというようになってしまった。今年の夏は少し痩せたい。そのためには運動をしなければ。山にでも登ろうかな。

(2003-05-14)

今日も夕方から雨だ。今年は本当によく雨が降る。ここの数年の傾向としては、年間の降水量は増減はあまりないものの、少雨が減って豪雨が増えているらしい(インターネット版の新聞で読んだが、どこのページか忘れました)。今年はこの傾向からは例外的に、少しずつ頻繁に降っていると思う。

(2003-05-15)

JRの車両には車両毎の人数が記録されているようだ。連結で運転席ではないが、本来は運転席になるところに乗車数が表示されて、数分ごとに更新されていた。どうやって人数がわかるのだろう？総重量から車両の重量を引いて、一人あたりの平均重量で割っているのだと思うが、どうだろうか。

(2003-05-16)

大きい本屋さんでは椅子に座ってゆっくりと本の内容を確認することができるところが多くなってきた。普通に読んで確認するのならいいとは思うのだが、これはちょっとと思う行動を見かける。そのうちの一つに、店内の椅子に座って宿泊先の案内書を見ながら携帯電話で予約を入れるというのがある。本を買わないというのも少し気になるが、それよりも本屋で堂々と携帯電話を使うというのも問題である。

(2003-05-17)

電話機が壊れて留守番電話を聞くことができなくなってしまった。電気屋さんに買いに行った。最近はファックス付きのものが主流のようだ。ファックスはいらないので、普通の電話機で安いものを探していたが、どうも安いものというのはあんまりないようだ。まあ、留守電を使えないだけなので、しばらくは今の電話を使おうと思う。

(2003-05-18)

家の整理を少しした。整理をしながら、『「捨てる！」技術』と『もう一度「捨てる！」技術』を読んだ。前者は以前に読んでいた本である。捨てるには「聖域」を作らないことが大事だということを再認識した。これは学問にしても同じことだろう。変に聖域を作ってしまうと、それ以上先には進むことができなくなると思う。

(2003-05-19)

昨日の家の整理をして出てきたゴミを今日の朝に捨てた。部屋が広くなった。広くなったといっても少しだけである。でも、気分的なスッキリが大きい。

(2003-05-20)

『時間力をつける最強の方法100』を読んだ。この本によると、緊急度と重要度との大小で物事を4つに区分することができる。緊急で重要なこと・緊急ではないが重要なこと・緊急だが重要ではないこと・緊急でもなく重要でもないことの4つだ。
1つ目が最も優先順位が高く、4つ目が最も優先順位が低いのは当たり前だ。問題は2つ目と3つ目である。どちらの優先順位が高いか？この本では2つ目の「緊急ではないが重要なこと」が優先順位が高いとしている。「重要でないこと」は緊急であってもする必要はないということだ。いろいろと意見はあるとは思うが、これは一理あるだろう。「重要なこと」の締切りは1年後であっても、11ヶ月後には1ヶ月後になるのだから。「緊急ではあるが重要でないこと」に降り回されていては、11ヶ月後には「重要なこと」を時間の無い中で焦ってしなければならなくなるだろう。
自分自身はというと、まさにこの「焦る」パターンにはまっていることが多い。

通勤途中にスイカズラが咲いている。たくさん咲いているので、毎朝前を通る度にいい匂いがする。今日の帰宅途中には月下美人だと思う花が咲いていた。実物は初めて見た。すごく綺麗というか、見とれてしまう花だった。

(2003-05-21)

祝「群落の組成と構造」と「群落の分布と環境」と「群落の遷移とその機構」の3冊が復刊することが確定した。復刊を呼びかけたのが1月。半年も経たないうちに復刊が決まるとは思っていなかった。6月上旬に復刊（重版）される予定ということです。

(2003-05-22)

「群落の組成と構造」と「群落の分布と環境」と「群落の遷移とその機構」の注文受付が開始した。メール(19:26発)を見て来てすぐウェブページを見た。そのとき(20:40ごろ)には既に3冊売れていた。このページを書いている途中(21:30ごろ)に確認したところ、自分の買ったのと別にもう1冊売れていて、残り95冊となっていた。すぐに売り切れそうな感じなので、欲しい方はお早めに。

(2003-05-23)

朝倉書店の植物生態学講座の復刊に向けて投票を呼びかけてから、5巻の中でも本によって得票数が異なるのが興味深かった。今回も3冊復刊されることになったのではあるが、3冊まとめて買う人もいれば個別に買う人もいるようで、売れ行きが異なるのが面白い。ただし、いずれにせよ100冊が売り切れになるのは時間の問題だろう。

それぞれの残部数(19:34現在)
「群落の組成と構造」：70
「群落の分布と環境」：77
「群落の遷移とその機構」：75

(2003-05-24)

昼から人と自然の博物館のセミナーに行った。行く途中の道でいろいろな花が咲いていた。今日からその日に見た花を書くことにする。
今日見た主な花：テイカカズラ・スイカズラ・タニウツギ・ウツギ・ニセアカシア・モチツツジ・ヤマボウシ・キリ・ジャケツイバラ・ノイバラ

「群落の組成と構造」の残部数：62
「群落の分布と環境」の残部数：70
「群落の遷移とその機構」の残部数：68

(2003-05-25)

先週は兄の結婚式で横浜まで日帰りで行った。今週は造園学会のため千葉まで日帰りで行った。さすがに日帰りは疲れる。

(2003-05-26)

5月22日の夕方に発売が開始されてまだ少ししか経っていないのに「群落の組成と構造」は残り49冊となった。本当にすごい売れ行きだ。
今日見た主な花：テイカカズラ・スイカズラ・タニウツギ・ウツギ・モチツツジ・ヤマボウシ・キリ・ホオノキ・キキョウソウ・エゴノキ・マアザミ

「群落の組成と構造」の残部数：49
「群落の分布と環境」の残部数：58
「群落の遷移とその機構」の残部数：54

(2003-05-27)

キキョウソウという北アメリカ原産の一年生草がある。家の近くで花が咲いていた。今年花を見るのは初めてだった。でも、草全体を見ると花を種子をたくさんのつけているようった。図鑑で調べてみるとがく片が3個の花は閉鎖花で、がく片が5個の花は開放花(通常の花)だ。まずはじめに閉鎖花で確実に種子をつくって、余力があれば他花受粉によって遺伝的多様性を高めようという戦略だと思う。岡山理科大学の波田さんの植物雑学辞典のキキョウソウのページにも同様のことが書かれていた。同じページによるとスミレも同じように閉鎖花と開放花をつけるが、順序は逆らしい。これは一年草と多年草と戦略の違いだろうか？
閉鎖花は子孫を最低限残すためのもので、開放花は多様性を高めるためのおまけとしての役割があるとする。そうすると、キキョウソウの種内で考えた場合、条件が良いところでは必要最低限の子孫を残すための種子を閉鎖花でつくり、余力があれば開放花をつけるはずだ。逆に条件の悪いところでは、全て閉鎖花をつけてできるだけ種子の数を多くする戦略をとるだろう。これを明らかにするには、キキョウソウの草丈・乾重量・閉鎖花の数・閉鎖花にできた種子数・開放花の数・開放花にできた種子数を調査して、モデル化すればいいように思う。
さらに、一年草の中で考えると、閉鎖花と開放花との結実率の差が大きい、つまり閉鎖花のほうが種子をつけやすい種ほど閉鎖花をつけやすく、差が小さい種ほど開放花をつけやすくなると思う。また、花をつけるまでの死亡率が高い種ほど必要となる個体数が多いため閉鎖花をつけやすく、死亡率の低い種ほど開放花をつけやすくなると思う。

今日見た主な花：スイカズラ・タニウツギ・ウツギ

(2003-05-28)

「蝶のきた道」という本を千葉での造園学会での往復で読んだ。すっごく面白い本だった。どのように面白いかを書こうと思ったが、すぐにはうまく表現できない。この本を書かれた日浦勇さんは第1作として「海をわたる蝶」を書かれている。この本は持っていないので、早速注文した。来たらすぐに読んで、その後に2冊一緒におすすめ本のページに感想を書こうと思う。
今日見た主な花：スイカズラ(終わりかけ)・センダン(実は前から見てたけど書き忘れ)・シンジュ(これも書き忘れ)

「群落の組成と構造」の残部数：32
「群落の分布と環境」の残部数：41
「群落の遷移とその機構」の残部数：36
はじめの頃よりは売れ行きが鈍っているが、この調子で減っていくとあと1週間もしないうちに売り切れになるだろう。

(2003-05-29)

ノートパソコンのディスプレイの調子が悪い。白が白でなく薄紫がかった色になってしまう。2年半前に買ったのだが、寿命かな？
データ解析用のプログラムをRubyで書いている。データ解析といってもエクセルででも十分にできるものだ。エクセルを使うと手作業の途中で間違える可能性があるので、Rubyで書いている。でも、オブジェクト指向の良さを全然活かしていないことに気づいたので、これから方向修正する予定。
今日見た主な花：スイカズラ(終わりかけ)・センダン・シンジュ・トウネズミモチ(咲き始め)・ドクダミ

(2003-05-30)

Rubyによるプログラムは「オブジェクト指向の良さを全然活かしていない」と昨日は書いた。でもよくプログラムを見てみると、思考回路としては良い方向に向いている(と自分では思う)。
今日見た主な花：スイカズラ・シンジュ・ドクダミ・トウネズミモチ・ヨウシュヤマゴボウ・ナンテン

「群落の組成と構造」の残部数：20
「群落の分布と環境」の残部数：31
「群落の遷移とその機構」の残部数：25

(2003-05-31)

昨日は飲みすぎて、やや二日酔い。家の中でダラダラとすごしてしまった。プログラムはほとんど進展せず。
今日見た主な花：なし

(2003-06-1)
裏六甲の標高が600mぐらいのところに行った。いわゆる「ウツギ」という名のつく花がたくさん咲いていた。ナガバモミジイチゴの実がなっているのを期待して探したものの、裏六甲ではまだだった。表六甲では既に実がなっている。花の咲き具合からしてもウツギが咲きかけといったところなので、2週間くらいは花の時期がずれているようだった。標高が高いところだったというのもあるだろう。
今日見た主な花：ウツギ・タニウツギ・ヤブウツギ・コゴメウツギ・ゴガクウツギ・コツクバネウツギ・コアジサイ・エゴノキ・モチツツジ・ニセアカシア・ヤマボウシ

「群落の組成と構造」の残部数：15
「群落の分布と環境」の残部数：28
「群落の遷移とその機構」の残部数：21

(2003-06-2)
植生調査のページのページに注意することの項目を追加した。
このページにはリンクしていないが、ウルシによるかぶれも現地調査では注意すべきことだ。自分自身はウルシ科の植物にはかぶれないと思っていた。でも、かぶれたことの無い人が突然かぶれることもあるようだ(花粉症のように)。ウルシかぶれにご注意(佐々木玄祐さんのページ)のページにはかぶれた実体験が書いてある。
六甲山での観察記の続き。ハンミョウを手掴みで捕まえた。別に運動神経がいいので、素手で取れたのではなく、ハンミョウの動きが極端に遅かったからだ。小雨が降ったあとで、気温もやや低かったので、ハンミョウの活動が鈍っていたのだと思う。
今日見た主な花：テイカカズラ・オッタチカタバミ・ノゲシ・コモチマンネングサ・ナンテン・トウネズミモチ・クロガネモチ(アゲハが吸蜜していたように見えた)

(2003-06-3)
祝「群落の組成と構造」「群落の分布と環境」「群落の遷移とその機構」の3冊が手元に届く……はずだった。でも、留守にしていたため受け取ることはできず。不在連絡票のみを受け取った。明日は泊まりで出張のため明日も受け取ることはできない予定。
データ解析のためのRubyプログラムが完成した(はず)。小さいデータではちゃんと動いているので、最終確認として大きなデータでもちゃんと動くかどうかを使いながら試していく。プログラムといってもそれほどややこしいことはしていない。データ数がすくなければエクセルで十分である。ただデータ数がエクセルの上限(65,536)を越えた場合はエクセルでは解析できなくなる。また、少しだけ条件を変えて、繰り返し同じ作業をするときにはプログラムの方が有利だ。作成期間は2週間くらいを考えていたが、Rubyに慣れてきたためかちょうど1週間で完成した。
月下美人の花( >写真 46kb)がまた家の近くで咲いていた。昼間に写真を撮った。きれいなことはきれいなんだが、やっぱり少し暗くなってからの月明かりで見るの方がきれいだと思う。ただ、そうなると良い写真は撮りにくいだろう。
今日見た主な花：ネズミモチ・トウネズミモチ・ゲッカビジン(月下美人)・ツタバウンラン

「群落の組成と構造」の残部数：12
「群落の分布と環境」の残部数：23
「群落の遷移とその機構」の残部数：16

(2003-06-5)
祝念願の復刊書籍「群落の組成と構造」「群落の分布と環境」「群落の遷移とその機構」を入手する…………はずだった。でも、手元に来たのは「群落の組成と構造」のみ。3冊を先に注文して、その後に「群落の組成と構造」を注文した。後ろの1冊だけがなぜか先に来たようだ。「復刊にあたって」という文章を大澤雅彦先生が書かれている。みんなが思っていることを書いておられると思う。復刊を呼びかけて本当に良かった。復刊ドットコムでの売れ行きも順調で、「群落の組成と構造」の残りが1桁になった。
Rubyのプログラムは、大きなデータでも問題無く動いている。ただし、プログラムには問題が無くても、大きなデータになるとデータ事態の問題のためにエラーになることがある。例えば、データ項目に空きがあったりした場合だ。プログラムに修正を加えてデータの弱さに耐えられるものにするか、データをプログラムの期待しているデータ構造に完全にあわせるかのどちらかだ。どっちの方がいいんだろう？
今日見た主な花：ノアザミ・コウゾリナ・テイカカズラ・ノゲシ・コモチマンネングサ・トウネズミモチ・クロガネモチ

「群落の組成と構造」の残部数：9
「群落の分布と環境」の残部数：20
「群落の遷移とその機構」の残部数：13

(2003-06-6)
Rubyのプログラムを修正した。データ構造の多少の変化には耐えられるようにした。データ自体を修正するよりも、この方があとあと使いやすいと思ったからだ。また、プログラムの修正事態もそれほど難しくなかった。修正後、本格的に動かす。約80,000桁のデータから特定の群落(約70個)に出現した種を抽出。外出して帰ってきたら、解析は終わっていた。所要時間は約1時間。1時間あれば手作業でも同じことをできるだろうが、自分自身の疲労と解析の間違いが無いことを考えると、プログラムを作った価値は十分ある。

今日見た主な花：キキョウソウ・サンゴジュ・テイカカズラ

(2003-06-7)
「群落の組成と構造」がついに売り切れた。5月22日に発売が開始されたで、わずか17日で100冊が売れた。他の2冊ももうすぐ売り切れることだろう。

今日見た主な花：ノアザミ・コモチマンネングサ・ミヤコグサ・キキョウソウ・ニワゼキショウ・ヒメジョオン・コマツナギ・シロツメクサ・コメツブツメクサ・ドクダミ・キュウリグサ・オッタチカタバミ・ヘラオオバコ

「群落の組成と構造」の残部数：0
「群落の分布と環境」の残部数：12
「群落の遷移とその機構」の残部数：4

(2003-06-8)
アオツヅラフジの表面が光っていると、一瞬はサルトリイバラと見間違えるようだ。事実、間違えかけた。植物の同定をするときは葉や個体の形や大きさは当然大事な要素ではある。しかし、常にこれらに頼っているわけではない。遠くから見たり、パッと見るときには色ツヤなどに頼っていることも多い。

今日見た主な花：モチツツジ・ヤマボウシ

(2003-06-9)
通勤途中の川沿いに生えているシンジュ(ニワウルシ)が根元から切られていた。かなり大きな木で、10mぐらいはあったと思う。小さな川に生えていたので、梅雨を前にして河川管理者が切ったんだろう。
「群落の組成と構造」が20冊だけ増し刷りされたようだ。でも、既に残りは16冊になっている。
今日見た主な花：サンゴジュ・クロガネモチ

(2003-06-10)

Rubyのプログラムを使っていろいろとパソコンに解析をさせている。計算させる量を増やすと当然ながら、増やしただけ時間がかかる。試しにたくさん計算が必要なことをやらせたら十数時間かかってしまった。手作業でやれば30分ほどでできる作業なので、パソコンにやらせる意味があるのかどうか疑問もある。でも、ここまで時間のかかるものはあまり無く、普通ならば10分かそれ以内で完了する。今は遅いパソコン(celeron 400MHz、メモリー 192MB)にやらせていることが多く、そこそこ速いパソコン(Athron 1700+、メモリー512MB)にやらせると、時間が半分以下になるようだ。次からは、時間のかかるものは速い方でやらせる予定。
三宮のジュンク堂に「群落の組成と構造」「群落の分布と環境」「群落の遷移とその機構」が並んでいた。復刊ドットコムだけで発売されていると思っていたんだが…。なんだか嬉しいような、ちょっと拍子抜けのような気持ちだ。ただ、復刊ドットコムで売っているものは第4刷だが、本屋に並んでいたものは第5刷だった。復刊ドットコム用と書店用は別なのかな？
ここのところ、本を買いすぎているようだ。さらに悪いことに読んだ本をちゃんと定位置に戻すのを怠っている。次の土日にでも整理をするか。と、書いたところで「群落の組成と構造」「群落の分布と環境」「群落の遷移とその機構」の3冊が宅急便で届いた。本は増える一方だ。
今日見た主な花：タイサンボク・サンゴジュ・アカメガシワ(雄花)

(2003-06-11)

「群落の組成と構造」を読んでいる。一度は通して読んだことのあるはずの本なんだが、何度読んでも新鮮で、良い本だ。………と書いたものの、部分的には初めて読むところも結構あるかも。

今日見た主な花：ドクダミ・タニウツギ・ウツギ・オニタビラコ・アカメガシワ(雄花)・クリ

(2003-06-12)

先週の土曜日に実感したこと。カラスノエンドウ・スズメノエンドウ・カスマグサの3種は種子をはじけて飛ばす自動散布型である。この知識は持っているものの、実際に種子をはじき飛ばすところは見たことが無い。しかし、音は聞くことができる。この前の土曜日はその音をたくさん聞いた。草原の調査をしていると、ちょうど黒く熟した豆がたくさんなっていた。あっちこっちで、「パチン。パチン。」という音が聞こえてくる。ただ、はじき飛ばしている音なのか、はじけ飛んだ種子が近くの植物の葉などにあたった音なのかは不明だった。
今日見た主な花など：ノイバラ・ミヤコイバラ(たぶん)・ドクダミ・ヤマボウシ・チガヤ・クマノミズキ(咲きはじめ)・ヤブカラシ(咲き始め)・アカメガシワ・ウツギ・イワガラミ・マタタビ(花ではないが葉っぱが白くなっていた)

(2003-06-13)

「蝶のきた道」と「海をわたる蝶」を読み終えた。2冊ともすごく面白かった。歴史を蝶の分布・形態・系統関係などあるいは植生との関連から歴史を組み立てていく面白さを感じた。本を読み進めると著者の思考回路を、一緒にたどっていける。自分自身だけでは絶対にたどることのない思考の過程だ。その思考の過程にどんどんと引き込まれる。何よりも地道な研究の重要さを感じる一冊である。また、どのような根拠を持って、どのように考えたのかが書いているのもすばらしい。
Rubyの実行速度は遅い。遅くても使う価値は十分にあるんだが、できれば速いほうがいい。ということで、データの計算というかデータベースの検索部分は他の速く動くソフトにやらせる方向で修正をしようと考えた。無料のデータベースとしてMySQLというのがあるので、それにデータの検索をやらせようと思う。割と簡単に使えそうな感じだ。
今日見た主な花：ナンテン

(2003-06-14)

Ruby関係のページとしてRubyでMySQLを使うを新しく作った。経緯は下のとおり。
Rubyのプログラムを使って解析をするときの謎。単純に計算数が時間に反映はしていないようだ。計算数が多くなると、幾何級数的に時間がかかっているように思う。メモリを消費しているからだろうか？メモリを消費しているといっても、それほどではない。速く動かすためのプログラムのアルゴリズムを勉強しなくてはいけないのかな、と思っていた。しかし、プログラムを速くするといっても限度があるだろうし、プログラムを深く勉強する時間とそれによる利益とを考えると、もっと違う手段があるように思えた。
そこで、いろいろと探して、データベースを扱うときには高速に動くMySQLというデータベースを使うことにした。でも、このインストールと初期設定がなかなかうまくいかない。ほぼ半日かかって、ようやくうまくいった。これだけ苦労したインストールの方法なども、すぐに忘れてしまうと思う。次にまた同じことを繰り返さないために、自分自身へのメモとして、MySQLのインストール方法や簡単な使い方のメモを残すことにした。

今日見た主な花：ネジバナ・アカメガシワ・コマツヨイグサ(ずっと前から咲いていた)

(2003-06-15)

一昨日の日記には、MySQLは「割と簡単に使えそうな感じだ。」と書いたものの、実際に使ってみるとなかなか一筋縄ではいかない。昨日の設定での苦労に続き、Rubyのプログラムでも手間取った。手間取りながらも、何とか大筋のプログラムが出来上がった。苦労した甲斐があって、実行速度はRubyだけのプログラムとは桁違いに速い。十数時間かかっていたものが、1分もかからずにできてしまう。

今日見た主な花：ナンテン・アカメガシワ・ネジバナ・コマツヨイグサ

(2003-06-16)

日記を年ごとに分けた。
初めて、ちゃんとアカメガシワの雌花を見た。アカメガシワは雌雄異株である。雄花は花序の下から上に向かって順次咲いていく(ちょっとばらばらだが)。雌花はいっせいに花を咲かせていた。花の咲き方が[だらだら/一斉]のどちらかしかないとする。すると雄株と雌株での花咲き方の組み合わせを考えると次の4つになる。
　　１　雄花：一斉、雌花：だらだら
　　２　雄花：一斉、雌花：一斉
　　３　雄花：だらだら、雌花：だらだら
　　４　雄花：だらだら、雌花：一斉
ここで、前提条件として下のものが加わると、「１」の組み合わせが有利になるような気がするが、どうだろうか？
　　前提条件：花粉のほうが胚珠よりも相対的に数が多い(花粉1つへの投資＜胚珠1つへの投資)

今日見た主な花：アカメガシワ(雌花・雄花)・コマツヨイグサ

(2003-06-17)

apacheのホームページから apache (最もよく使われている(と言われている)ウエブサーバ)をダウンロードしてインストールした。その後、futomi's CGI Cafe - Apacheの設定で設定方法を学んだ。これで、自分の家のパソコンで CGI をウエブ上にあるかのように試すことができるようになった。
セキュリティの問題もあるし、常時電源を入れておくのももったいないので、家のパソコンをウエブサーバーにするつもりは無い。でも、これまでにインストールした Ruby と MySQL に apache を加えることで、ウエブでデータベースを構築するための試験をすることができる。今後、自分のパソコンで試験をする予定。全体の仕組みの構想はほぼできている。また、個々の部分についてもだいたい仕組みはできている。後はそれぞれがうまくつながるかだ。
それにしても、 Ruby でプログラミング、 MyQL でデータベース、 apache でウエブサーバ(もどき)、などとやっていたら、「パソコンおたく」みたいになってきた(そのもの？)。データベースの仕組みができたら、とりあえず、「パソコンおたく」はやめる予定。でも、はまっている間は、結構面白い。
今日見た主な花：アカメガシワ・コマツヨイグサ・ネジバナ・マサキ・ヤブガラシ

(2003-06-18)

今年の梅雨は、梅雨らしい梅雨だ。雨が降りそうで降らなかったり、降らなさそうで降ったり。昔よりはいろいろなデータを入手できるので天気予報も詳細になって、あたりやすくなっているように思う。でも、それよりも天気予報に対する期待が大きくなっているので、この時期のわかりにくい天気を予報するのは難しいだろう。
今日見た主な花：アカメガシワ・コマツヨイグサ・ネジバナ

(2003-06-19)

データベースの仕組み作りはだいたいうまくいっている。でも、細かなところでは、いろいろと問題が出てくる。動くはずのプログラムがうまく動かないというのは、頻繁にある。他では、例えば文字コードをどうするかだ。windowsでは「Shift-JIS」が標準だが、インターネット上では「EUC」が普通だ。作成したHTMLやCGIの文字コードをHTMLやCGIで設定するのか、ウエブサーバーで設定するのかなどを決めていかなければならない。まず第一には、使う人が使いやすいようにしなければならない。できれば、管理もしやすい方がいい。
文字コードの設定については、HTML, CGIでの文字コード指定についてを見て勉強した。
今日見た主な花：アカメガシワ・コマツヨイグサ・ネジバナ

(2003-06-20)

Rubyの親戚みたいなものにeRubyというのがある。データベースの仕組み作りにちょっと使ってみようかと思ったけれど、やめた。eRubyが使いやすいとか使いにくいというのではない。これ以上手を広げたら収集がつかなくなりそうなので、やめた。
今日見た主な花：アカメガシワ・ネジバナ

(2003-06-21)

プログラムを書いているとだんだんと長くなる。すると、全体の設計図が必要になる。設計図なしに、プログラムを書いていると頭の中がこんがらがって、何をしているのか分からなくなる。設計図はそれほど難しいものではない。どこの部分で何をするのかを文章にして明示するだけだ。設計図を書くことで、今の自分自身の頭の中も整理できてプログラムを書きやすくなる。また、後で見返した時に内容を思い出しやすくもなるだろう。
全体の計画が必要だというのは、論文を書く時でも同じことだと思う。
今日見た主な花：アカメガシワ・ネジバナ

(2003-06-22)

大学の先輩・後輩・そのほかの人たちと六甲山を歩いた。雨が降りながらも、始めて歩くコースだったので、すごく新鮮で、面白かった。
今日見た主な花：アカメガシワ・ネジバナ・ヤマボウシ・クマノミズキ・シラキ・ヤマツツジ・ノグルミ・ネジキ・クリ・コナスビ・ウツボグサ・ウメモドキ・ウツギ・ネムノキ・コアジサイ(終わりかけ)・ヤマアジサイ・ヤブムラサキ・ノイバラ・ホタルブクロ・クモキリソウ(たぶん)

(2003-06-23)

このページのHTMLのタグや内容は秀丸エディタというテキストエディタを使って、自分自身で書いている。エディタを使って書いているときは、思いつくまま文章を書いている。ただ、アップロードする前には、ほぼ必ずブラウザで文章を読み返すようにしている。エディタで読み返しても、文章自体は同じなのだが(当然だ！)、ブラウザで読むと(比較的)客観的に読むことができる。エディタでは客観的に読むことは全然できない。ブラウザでは他人の文章を読むことが多くて、エディタでは自分の文章を読むことが多いからだと思う。論文の原稿もブラウザで読んだら、客観的に見れるだろうか？
某紀要に投稿していたバリ島(去年行った)の報告の査読が帰ってきた。大幅な改訂だ。しかも、締切りまでの時間はあまり無い。今日と明日で作業を完了させる予定。
今日見た主な花：ノウゼンカズラ・スイカズラ(長いこと咲いている)・ヘクソカズラ(今年初)・ツユクサ(今年初)・ネジバナ・アカメガシワ・エノコログサ

(2003-06-24)

アカメガシワの花について再び。この前にアカメガシワの花について書いたとき、花の咲き方は、「雄花：だらだら、雌花：一斉」と書いた。ここで自分自身の頭の中では、1つ1つの花が咲いている期間は雄花でも雌花でも同じだと思って考えていた。でも、実際のところを見ていると、雄花は1つの花の期間が短く、だらだらと花が咲きかわっているものの、雌花は一斉に開花したものが、わりと長期間にわたって咲きつづけているようだ。雄花は花粉を飛ばしてしまうと、役割を終える。でも、雌花はできるだけ長く咲いて、受粉の機会を多くするのだろう。
紀要の原稿修正作業はだいぶ進んだが、参照すべき論文が見当たらないため、完了せず。明日に持ち越しだ。
今日見た主な花：トウネズミモチ(ネズミモチより遅いみたい)・アカメガシワ・ネジバナ・ノウゼンカズラ・スカイズラ・エノコログサ・キュウリ・ナスビ・カボチャ

(2003-06-25)

紀要の原稿修正作業が完了した。あとは印刷して郵送のみだ。と、思って印刷にかかっていたら、カラーのインクが切れた。とりあえず黒の部分だけ印刷して、残りはまた明日。
今日見た主な花：アクシバ・ドクダミ・コアジサイ・ササクサ・ヤブムラサキ・クマノミズキ・ウツボグサ・ホタルブクロ・ツユクサ・ネムノキ・クリ・ヒメジョオン・アカメガシワ・タケニグサ・スイカズラ・ヘクソカズラ・ノウゼンカズラ・ネジバナ・エノコログサ

(2003-06-27)

紀要の原稿は、いろいろな人に協力をしてもらったおかげで提出することができた。あとは、審査結果が返ってくるのを待つだけだ。
今日見た主な花：シマスズメノヒエ・ドクダミ・クマノミズキ・ウツボグサ・ホタルブクロ・ツユクサ・ネムノキ・クリ・ヒメジョオン・アカメガシワ・スイカズラ・ノウゼンカズラ・ネジバナ・エノコログサ

(2003-06-28)

二日酔いで、1日ぐったり。データベースの仕組み作りをちょっとだけした。インターネットブラウザから簡単な操作でデータの検索をできるようにするつもり。
今日見た主な花：アカメガシワ・ネジバナ・エノコログサ

(2003-06-29)

映画を見た。映画館はすごく寒くて、Ｔシャツではちょっとつらかった。さらに、電車も飯屋も本屋も、どこでもクーラーが効きすぎている。だいたい、まだ真夏でないのに。
本を買う時は、「まえがき」とか「はじめに」とか「序文」にあたる部分(場合によっては、「おわりに」も)と目次とを見て、内容を見るかどうか考える。内容をつかむには目次は大事ではあるのだが、どちらかと言えば「まえがき」の方が大事だと思う。「まえがき」には本を書いた理由や動機が書かれていることが多い。理由や動機が書かれていないと、買うのをやめることが多い。理由や動機が書かれていて、その理由・動機が自分の本を読みたい意識と近ければ、買うことが多い。今日買った統計関係の本も「まえがき」がしっかりしていて、内容を見てもなかなか良さそうだ。一般論として、「まえがき」の良さと本の内容の良さとは、かなり高い相関があるように思う。
今日見た主な花：ヒメジョオン・アカメガシワ・ネジバナ

(2003-06-30)

通勤途中にヤマモモがある。その実がちょうど良い具合に熟してきた。ただ、人通りが多いので、ちょっと集めようとい感じにはならない。残念だ。朝早く行くしかないか、と思っていたところ、家のすぐ近くにもあることを発見。こっちのヤマモモはもうちょっとかかりそう。
今日見た主な花：アカメガシワ・ネジバナ・ノウゼンカズラ・ツタバウンラン・オシロイバナ・ヤマモモ(実)

(2003-07-1)
背中がなんとなく痛い。体もなんとなくだるい。なんとなく頭も痛い。おなかの調子もなんとなく変だ。なんか変な病気にかかったのかなと思っていた。いろいろと総合して考えると、軽い風邪のようだ。早く寝ることにしよう。
今日見た主な花：アカメガシワ・ネジバナ・マサキ

(2003-07-2)
体調はだいたい戻った。
Journal of Vegetation Scienceの表題をすこしづつ日本語に訳している。とりあえず、新しい分から手を付けているのだが、どうもタイトルだけでは分からないものが多い。せめてアブストラクトを読んでから訳すべきか？
今日見た主な花：トゲヂシャ・ツユクサ・アカメガシワ・ネジバナ・ノウゼンカズラ・ツタバウンラン・オシロイバナ

(2003-07-3)
よく買うパン屋さんがある。学生さんがアルバイトをしている。アルバイトなので、時々店員さんが入れ替わる。今日は始めてのアルバイトの人がいたみたいで、見習のようだった。
小銭をたくさん持ち歩くのが嫌いなので、普段はできるだけ小銭が無くなるように払う。487円の支払いで丁度お金がもちろんそのまま払う。丁度はなくても7円があれば、507円というように払う。さらに7円がなくて2円を持っていれば、502円とか542円というように払うことも多い。
始めての人にこんな払い方をするのはあまりにも酷なので、1,000円を出した。それでも緊張していた様子で、おつりを渡しつつ、一寸つまりながら「ありがとうございました」。若々しいしいって、いいですね。
今日見た主な花：トゲヂシャ・ツユクサ・アカメガシワ・ネジバナ・ノウゼンカズラ

(2003-07-4)
酔っ払うのは良いけど、酔っ払った時の写真を見るのは恥ずかしい。今日、知り合いの人から酔っ払った時の写真をメールで送ってきてくれた。一応、お礼のメールは送ったけれど、ありがたいような、ありがたくないような。
今日見た主な花：アオギリ・アオツヅラフジ・ノリウツギ・ワルナスビ・トゲヂシャ・ツユクサ・アカメガシワ・ネジバナ・ノウゼンカズラ・ツタバウンラン

(2003-07-5,6)
久々に京都府の宮津にある地球デザインスクールに行ってきた。なかなか面白かったけど、雨が降っていたのが、残念だった。
ヤマモモの実(写真 200KB,写真 189KB)を食べた。宮津でも食べたんだが、家の近くに植えてあるものを傘を裏返して構えておいて木を揺らすという伝統的な(？)方法で収穫して食べた。
今日見た主な花：スノキ・アカショウマ・ユキノシタ・オオバノトンボソウ・カキラン・チゴザサ・ヤマツツジ・ウツボグサ・クサノオウ・ホタルブクロ・コウゾリナ・ブタナ

(2003-07-7)
昨日とったヤマモモの実をほおばる。大きくて熟しているものをたくさん選んで、一気に食べる。美味しい。
アカメガシワについて、またまた再び。雄株は、一つの花序の中では早咲きから遅咲きのものまである。花序が違っても花期はほぼ同じようだ。雌株はといえば、花序の中では花期は同調していている。一つの花の咲く期間は雄花の一つの花が咲いている期間より長い。さらに、雌株では一つの株でも遅く咲く花序もあるようだ。先に咲いていた花序が咲き終わる頃に、次の花序が咲き始める。どうも株の中心部に近い部分(主軸(あるのかな？)に近いところ)の花序が先に咲くようだ。観察しているアカメガシワの先に咲いていた花は、ほとんどが受粉したのか、大きくなり始めている。
今日見た主な花：アカメガシワ・ノウゼンカズラ

(2003-07-8)
統計についての勉強会をこの次の土曜日に行う。それに向けてレジュメを作ったり、適当な例を考えたり。うまく説明できるだろうか？勉強会が終わったら、内容をある程度まとめてホームページに載せる予定。でも、レジュメ程度の説明ではホームページに掲載しても不充分であるだろう。大幅な手直しが必要だと思う。
今日見た主な花：アカメガシワ(雄花はほぼ終わり)・ノウゼンカズラ・ネジバナ(終わりかけ)

(2003-07-9)
統計の勉強会にむけて統計についてかなり勉強したつもり。今まではあまり深く考えていなかったことでも、人に話をするとなると、生半可な知識や考え方ではうまく説明できない。人に何かを教えるというのは、深く勉強するための良い機会だ。
昨日の夜に突然セミが鳴き出した。アブラゼミとニイニイゼミだと思う。梅雨明けも間近か？
ページの仕様を少し変更した。ページによって、広告が中に入る場合と、入らない場合があったようだ。広告が自分のページの中に完全に入ってしまうのは、なんか恥ずかしい感じがするので、ポップアップ型の仕様に変更した。ちょっとうっとうしいですが、ご了承ください。
今日見た主な花：ノウゼンカズラ・ネジバナ・アカメガシワ(雄花もまだしぶとく咲いているものがある)

(2003-07-10)

統計の勉強会ようのレジュメがだいたいできた。印刷したら6～7ページになる予定。われながら大作だ。大作だが、内容はどうだろうか？勉強会の時にみんなが満足してくれれば、良いんですが。
今日見た主な花：ツユクサ・ドゲヂシャ・ノウゼンカズラ・アオギリ(終わりかけ)

(2003-07-11)

アカメガシワの雌花は花序毎に花期をずらしていることは前に書いた。実は雄花も同じく、古い花序が終わりつつある頃に、また新しい花序を出して花を咲かせている。いつまで咲きつづけるのだろうか。
今日見た主な花：ツユクサ・トゲヂシャ・ノウゼンカズラ・ヘクソカズラ・アカメガシワ

(2003-07-12)

統計の勉強会終了。短時間で多くの内容をしゃべるのは疲れる。話を聞くほうも疲れたと思う。
今日見た主な花：ツユクサ・ノウゼンカズラ・ネムノキ

(2003-07-13)

昨日の勉強会のあとに、友人の結婚式の2次会に行った。その後、家に帰ってからメールをチェックした。酔っ払ったままメールを返信したので、送るべきところではないところに間違ってメールを送ってしまった。酔っ払った時のメール送信は危険だ。要注意。
今日見た主な花：ノウゼンカズラ・アカメガシワ・ネムノキ

(2003-07-14)

帰りの電車で乗り過ごしてしまった。寝ていて、気がついたら降りるべき駅にいて、ちょうどドアがしまったところだった。
統計の勉強会のレジュメを修正しながら、ホームページへの変更作業をしている。レジュメだけでは説明不足なところが多く、大幅な追加が必要な感じだ。
通勤途中に観察しているアカメガシワは2mぐらいの高さだった。道にせり出していたので、邪魔だったんだろう。途中から切られてしまっていた。半分くらいは残っているが、ショックだ。
今日見た主な花：ムラサキエノコロ・ツユクサ・アカメガシワ・ノウゼンカズラ・ヘクソカズラ・ヤブガラシ・オクラ

(2003-07-15)

昨日は半分くらい残っていたアカメガシワが、完全に根元から切られていた。切られていたというか、除去されていた。アカメガシワなんてどこにでもあるのだが、それでも毎日観察できるところにあるというのは少ない。花が咲いてから、種が熟すまでをずっと観察しようと思っていたのに。
今日見た主な花：チャガヤツリ・ツユクサ・ノウゼンカズラ・アカメガシワ・ヘクソカズラ・ヤブガラシ

(2003-07-16)

データベースの仕組み作りを再開。今のところ、このホームページではCGIもMySQLも使えないので、自分のパソコンで動かしつつ、動作の確認やら新しい機能の追加をしている。現状ではデータの追加と簡単なデータの検索のみができる状態である(見本のページ　あくまで見本なので、ボタンを押しても何も起こりません)。
今日見た主な花：ムラサキエノコロ・ツユクサ・アカメガシワ・ノウゼンカズラ・ヘクソカズラ・ヤブガラシ(アオスジアゲハが吸蜜)・チャガヤツリ

(2003-07-17)

アカメガシワは雌雄異株ということになっているが、本当だろうか？家の近くのアカメガシワである幹では雄花をつけて、別の幹では少し種子をつけているものがある。一つの株のように見えているが、もしかしたら別株で幹が合着しただけかも知れない。ただ、種子の付き方が、あまりにまばら過ぎる。全体としては、雄株の一部の花序の一部に雌花をつけたような感じだ。だいたい、植物の雌雄異株とかってどういう動物のように、X染色体とY染色体のようなもので決まっているのだろうか？ある図鑑には、2n=36,72と書いてある。これって、2倍体と4倍体があるってこと？4倍体の雌雄って、どうやって決まっているのだろう？
ネットで少し調べてみたら、人間と同じようにXYで決まるものもあるようだ。でもそれだけではなさそうだが、詳しくは不明。
今日見た主な花：アオツヅラフジ・チャガヤツリ・ツユクサ・ノウゼンカズラ・アカメガシワ(長い)・ヘクソカズラ・ヤブガラシ・コマツヨイグサ

(2003-07-18)

一時期さぼっていた英会話を2週間ほど前から再開した。今日のレッスンは北部イングランドからきた人が講師だった。やや独特のしゃべり方で、少し聞きづらかった。
英会話でも何でも、復習が大事なことは分かっているが、ついついサボってしまう。悪い癖だ。
今日見た主な花：ツユクサ・アカメガシワ・ノウゼンカズラ・ヘクソカズラ・ヤブガラシ・オミナエシ(植栽)・コマツヨイグサ(前からずっと)・リョウブ

(2003-07-19)

世間的には夏休みが始まった。といっても、自分自身にはあんまり関係ない。でも、少し関係がある。朝晩の通勤の電車が少しすく。これはちょっと嬉しい。それとは逆にうっとうしいこともある。夜にバイクをうるさい音を出しながら乗り回すやつが出てくる。毎年夏休みになると、どこからともなく出てくる。あー、うるさ。
今日見た主な花：ヘクソカズラ・ヤブガラシコマツヨイグサ(前からずっと)

(2003-07-20)

データベースの仕組みは、全体の枠組みを大幅に修正した。だいたいできてきたが、やりだすと細かいところが気になって、なかなか終わらない。
今日見た主な花：ツユクサ・コマツヨイグサ

(2003-07-21)

データベースの仕組みは一応完成。普通に使うには十分である。しかし、複数のテーブルをリレーションでつなげたような複雑な検索はまだできない。そこまでできたら、一応ではなく、本当に完成だ。あと、仕組み自体には関係ないが、見栄えを良くする必要もある。
今日見た主な花：タラノキ・コマツヨイグサ

(2003-07-23)

駅のホームの喫煙場所以外ででタバコを吸っている人に、「喫煙場所はあっちですよ」と教えてあげたら、「オレはいいんや」という。「あんたが良くても、こっちが良くないんです」。それでもタバコを吸いつづけ、挙句の果てにはタバコをポイ捨てするのであった。
今日見た主な花：サルスベリ・ヤブガラシ・タラノキ・リョウブ・ツユクサ

(2003-07-24)

やっぱり目が悪くなっていた。裸眼で左右とも1.2しかない。右目は0.9かもしれない。ショックだ。ディスプレイとにらめっこしすぎかな？
今日見た主な花：サルスベリ・ヤブガラシ・タラノキ・コマツヨイグサ・リョウブ・ツユクサ・ヘクソカズラ・チャガヤツリ・コゴメガヤツリ

(2003-07-25)

Red Hat LinuxのホームページからRed Hat Linuxをダウンロードしている。ファイルサイズが600MB程度のものが2つと400MB程度のものが1つ。ダイヤルアップでは絶対にできなかっただろう。ADSLに感謝。
今日見た主な花：サルスベリ・ヤブガラシ・ヘクソカズラ・タラノキ・ツユクサ

(2003-07-26)

家の本を整理した。要らなさそうな本は古本屋に売ろう。古本屋に売っても大した金額にはならないのはわかっているが、本の置き場がもったいない。
今日見た主な花：タラノキ・ヘクソカズラ

(2003-07-27)

Red Hat Linuxをデスクトップのパソコンにインストールしたが、X widowsy stemがうまく動かない。ディスプレイがちょっと特殊なもの(akiaのMT12S)を使っているからだ。ノートパソコン(ThinkPad240)にインストールしたところ、うまくいった。でもwindowsと仕組みがだいぶ違うので、使い方が良く分からない。４・５年前、別のノートパソコンにTurbo Linuxをインストールしようとしたが、ダメだった。ノートパソコンでもそれなりにビデオボードなどを適切に認識するとは、すごい進歩だ(もちろん、僕ではなく、Linuxが)。
今日見た主な花：ヘクソカズラ・タラノキ・ツユクサ

(2003-07-28)

アオギリの果実が面白い形になっている。どう表現したらいいのか良く分からないが、とにかく変わった形だ。もう少ししたら果実が開いて、葉っぱに種子がついたような形になるのだろう。この葉っぱに種子がついたような形は、いつも見る形だ。でも、どうやってそんな形になるのか分からなかった。今日、果実が開く前の形を見て、やっと分かった。
興味のある方は、お近くのアオギリを見てください。たぶん、なんとなく面白い形になっていると思います。
今日見た主な花：ヘクソカズラ・タラノキ・ツユクサ

(2003-07-29)

ヤマノイモの花が前から咲きそうだと思っていた。なかなか咲かないと思っていたら、どうもちゃんとは開かないようだ。図鑑にも「平開しない」と書いてある。
今日見た主な花：ヤマノイモ(閉じたままだ)・クサギ・ヘクソカズラ・タラノキ・ツユクサ・スイカズラ(ちょっとだけ咲いていた)

(2003-07-30)

クズが咲いていた。夏だ。だいぶ前に教えてもらったのだが、クズの花はファンタグレープの匂いがする。
今日見た主な花：カラスザンショウ・イヌザンショウ・コマツナギ・クズ・シャシャンボ・ヒメドコロ・ヤマノイモ・クサギ・ヘクソカズラ・タラノキ・ツユクサ

(2003-07-31)

今日で7月が終わりだ。朝晩が涼しいので、扇風機はまだ使っていない。気候的には去年バリ島に行った時がちょうどこんな感じだった。あー、どこか海外に行きたい。今年は去年に引き続き12月になったらバリ島に行く予定。
今日見た主な花：ヤマノイモ・クサギ・ヘクソカズラ・タラノキ・ツユクサ

(2003-08-1)
バイクにトックリバチの仲間の巣ができていた。以前にも作っていたので、これで2つ目だ。
今日見た主な花：クサギ・ヘクソカズラ・タラノキ・ツユクサ・サルスベリ・コニシキソウ・エノキグサ

(2003-08-2)
歯医者に行った。歯が痛くなったのではなくて、半年に1度の定期的な検診として行った。1年以上前に歯が痛くなって、歯医者に行った。その時は虫歯がかなり悪化していて、治療するのにかなり時間がかかった。費用もかなりかかった。それ以来、考えを改めて定期的に見てもらうようにしている。
植生データのデータベース化を進めるべく、どのようなものにすべきかをいろいろと議論している。議論の中では、分かったような偉そうなことを言っているのだが、自分自身のデータがきっちりと整理されていないことに気付いた。まずは、自分のデータを整理することが先決だ。
今日見た主な花：クサギ・ヘクソカズラ・タラノキ・ツユクサ・サルスベリ・コニシキソウ・エノキグサ

(2003-08-3)
久々に標本の同定をした。去年の秋に調査をして、ほったらかしにしていたやつの同定だ。単純に同定をするのを忘れてしまっていた。ごく当たり前のことだが、同定は調査をした直後にするべきだと再認識した。
今日見た主な花：タラノキ・ツユクサ・コニシキソウ・エノキグサ

(2003-08-4)
人間の(少なくとも僕の)記憶は曖昧だ。ついこの前に見た論文がどこにあるのか思い出せない。ちょっと使えそうだなと思いつつも、後で読むからメモしなくてもいいや、とほっておいた。あれはどこだったっけ、と思いなおして探したがなかなか出てこない。ケースファイルに入れた文献の山を探すも、見つからず。でも、探しているうちにだんだんと記憶が戻ってきた。そういえば、学会誌を見返していて見つけた論文だったのだ。ファイルを探しても出てこないはずだ。30分くらいしてようやく見つかった。もったいない時間だった。
データベースの関係で SQL (Structured Query Language「構造化問い合わせ言語」)というものをちょっと勉強している。始めはなかなか分かりにくかったんだが、次第によく分かるようになってきた。だいたいネットで勉強することが多い。これまでで一番参考になったのは、SQL　-ＳＱＬの基礎から応用まで－リレーショナル型データベース(RDBMS)を操作するというページだ。
今日見た主な花：クサギ・ヘクソカズラ・タラノキ・ツユクサ・エノキグサ

(2003-08-5)
家のノートパソコンにLinuxをインストールしたり色々していると、ちょっと調子が悪くなった。windowsの立ち上げの時に、途中で
　　?襷?┓┏┠?‰‡ΠΞФщю籥ξЁ警ｩqﾇ?≡┠??舊苦??∈∫≡┓孀縡┏
というような文字が出てきて、止ってしまう(本当はこんななまやさしいものではないのだが、どうやればあんな文字コードを表現できるのか分からない)。始めに出てきた時には、ちょっと戸惑ったが、本能的にエンターキーを押したら、そのまま立ち上がった。自分の本能も捨てたものではないと思ったが、こんな本能って他で役立つのだろうか？
今日見た主な花：センニンソウ・コマツナギ・リョウブ・アキノタムラソウ・ヘクソカズラ・タラノキ・ツユクサ・エノキグサ

(2003-08-6)
アオギリの豆(？)の鞘みたいなのが、開いている。形だけ見ると、あの鞘と一緒に風で散布されるのだろうと思うのだが、本当にあんなんで飛んでいくのだろうか？上から落ちる時の散布よりは、二次散布で威力を発揮しそうだ。
今日見た主な花：クサギ・ノウゼンカズラ・ヘクソカズラ・タラノキ・ツユクサ

(2003-08-7)
RubyでMySQLを使うのページを更新。apacheのインストールについてと、MySQLの文字コード設定を追加した。また、SQLについてのリンクもここに載せておいた。ウエブでは、自分自身で説明を書かなくても、リンクを張っておけばある程度の役割が果たせるので楽チンだ。ただし、リンク先のページが無くなったらそれまで。
MySQL-Ruby-Apache によるシステムを使った検索システムを自分のデータ解析用に使い始めた。今のところ単なる集計だけだ。それでも、多いに役に立っている。単なる集計といっても、全部をRubyで書いていたら時間がかかるし、Rubyの実行速度は遅いので、解析自体にもかなりの時間がかかるだろう。また、エクセルでの手計算でやると間違いのもとだ。そもそもデータ数が多すぎて、エクセルで一度にやるのは無理だ。分けてやるとさらに間違いが多くなるだろう。ただし、アクセスをちゃんと使いこなせれば、本当はそれで十分なんだろう。アクセスは何度か覚えようとしたが、今ひとつうまく使いこなせなかった。MySQLが使えてアクセスが使えないというのは、恥ずかしいことかもしれないので、ちょっとはアクセスも使えるようになっておこうと思う。
MySQL-Ruby-Apache によるシステムは、もう少しちゃんとした形になったら、公開するつもり。ただ、今後公開しようとしているページが多すぎて、いつになるのかは不明。期待せずにお待ちください。

今日見た主な花：ツルムラサキ・センニンソウ・リョウブ(ほぼ終わり)・ヘクソカズラ・タラノキ・ツユクサ・ヤマノイモ

(2003-08-8)
MySQL(データベース)を使ってデータを集計すると、Rubyでプログラムを組むのに四苦八苦していたものが、いとも簡単にできてしまうこてが分かった。また、MySQLを使うためのツールもいろいろとあることが分かった。例えば、かねやんMySQLAdminというソフトを使うと、テーブルの作成やフィールドの設計が簡単にできる。SQLを直接記入していろんな集計をするのも簡単だ。前からリレーショナル・データベースはなんとなくすごそうだと思っていたが、やっぱりすごそうだ。用途によってRubyとMySQLを使い分ける、あるいは組み合わせるといろんなことができそうだ。ただ、実際にやってみないと、(自分の力で)どれだけのことができるのかは未知数だ。
今日見た主な花：ツルムラサキ・クサギ・ノウゼンカズラ・ヘクソカズラ・タラノキ・ツユクサ

(2003-08-10)

車に乗ろうとしたら、車の左前のライト付近がへっこんでいる。なんで？あてた覚えは無いし、2・3日前にはへっこんではいなかったはずだ。バックで車庫入れをして当てたというような感じだ。隣の車にあたった様子はないので、他の車にあてにげされたか。
今日見た主な花：センニンソウ・クサギ・ノウゼンカズラ・ヘクソカズラ・タラノキ・ツユクサ

(2003-08-11)

歩道橋の階段を登っていたら、ちょうど手に届くところにアカメガシワが種子をつけていたので、思わず種子を集めてしまった。アカメガシワはいろいろと興味深いので、種をまいてみてみようと思う。
今日見た主な花：オオケタデ・ハゼラン・センニンソウ・ノウゼンカズラ・ヘクソカズラ・タラノキ・ツユクサ

(2003-08-12)

ふと、緯度経度の1秒って何mぐらいなのだろうと思った。まずは地図上から割り出してみることにした。国土地理院の地形図閲覧システムで地図をクリックすると、一応の緯度経度がでてくる。スケールが入っているので、約1kmの距離をクリックすると30秒ぐらいだった。ということは1,000m/30秒で、33.33…m/秒ということになる。次に地球の大きさから計算した。地球の直径は約40,000kmである(たしか)。これが360度のわけだから、40,000km=360度=360*60分=360*60*60秒となる。計算をすると1秒は約30.86mとなる。上の計算とほぼおなじなので、まあだいたいこれくらいなのだろう。ただし、緯度が高くなると経度1秒あたりの長さは短くなるので、あくまでだいたいの計算だ。
今日見た主な花：オオケタデ・ハゼラン・ヘクソカズラ・ノウゼンカズラ・タラノキ

(2003-08-13)

スイカズラが結構しぶとく咲いている。たぶんそれなりに意味があるんだろう。進化生態学でのネタになりそうな気がするが、どうやったら何を明らかにすることができるのかが分からない。

今日見た主な花：クサギ・センニンソウ・ノウゼンカズラ・ヘクソカズラ・タラノキ・ツユクサ・スイカズラ

(2003-08-15)

SQLでいろいろと試すが、なかなか思うようにはならないことが多い。MySQLでは副問い合わせやexceptが使えないので、ちょっとしたクエリーを考えるのにも、工夫しなければならないことが多いようだ。そのちょっとした工夫が分からない。Rubyの配列を使えばすぐにできるのにと思うこともしばしば。でも、もうちょっとがんばってSQLを使いこなせるようにしようと思う。
今日見た主な花：クサギ・センニンソウ・ヘクソカズラ・ノウゼンカズラ・スイカズラ・ツユクサ

(2003-08-17)

久々に大道芸をやった。さすがにペンシルバルーンを20個ぐらい膨らますとしんどかった。
今日見た主な花：クサギ・センニンソウ・ヘクソカズラ・ノウゼンカズラ・セイバンモロコシ

(2003-08-20)

かねやんMySQLAdminというソフトやMS-DOSプロンプトで直接SQLを入力したりしている。これらに加えて、自分で作ったシステム(apache-Ruby-MySQL)も使っている。使いやすさという点では、かねやんMySQLAdminがGUIなので一番使いやすい。ただし、検索量が大きいとなぜか、固まってしまう。使いやすさはあんまりであるものの、自分が作ったシステムは割と早く動いてくれて、固まることもほとんど無い。ということで、とりあえず自分のシステムを中心にしつつ、かねやんMySQLAdminも併用している。
今日見た主な花：カラスウリ

(2003-08-24)

しばらく更新をサボっていた。単にサボっていたわけではなくて、1週間ずっと研修で家を空けていたので、更新をすることができなかった。もう少しして落ち着いたら、通常モードで更新をしようと思う。
今日見た主な花：ツユクサ

(2003-08-26)

そろそろ、研修から帰ってきて落ち着いてきたので、本格的に更新の再開です。といっても、日記が増えていくだけですが。
今度の週末からは調査を開始する予定。楽しみなような気分と、焦りとが入り混じっている。雨さえ降らなければいいのだが。今年は雨が多いので要注意だ。
今日見た主な花：ツユクサ・サルスベリ

(2003-08-27)

今年は冷夏の影響だろうか、日照不足だろうか、米が不作になるようだ。確かに見ていてもそんな感じがする。
今日見た主な花：クズ・コマツナギ・タカサゴユリ

(2003-09-1)
ソテツの花が咲いていて、虫が集まってきていた。良く見ると、包(だとおもう)の部分にハラビロカマキリがいて、ちょうど良い体制で虫を捕まえようと構えていた。カメラを持っていなかったのが、残念だ。
今日見た主な花：ソテツ

(2003-09-3)
ナツハゼの実を久々に食べた。やっぱり美味しい。店に並んでいたらそれほど美味しく感じないものでも、山で食べるとそれなりに美味しく感じる。でも、その中でもナガバモミジイチゴ・ヤマモモ・ナツハゼは「普通に」美味しいものの代表だと思う。
今日見た主な花：タカサゴユリ・イヌタデ・イタドリ・ツユクサ・サルスベリ・ヤブガラシ・ヒヨドリバナ・ツリガネニンジン・ゲンノショウコ・クズ・ナツハゼ(果実)

(2003-09-4)
昼間も暑いし、朝晩もそれほどは涼しくない。でも、空は秋の空になりつつある。
今年度の秋の調査計画を検討中。だんだんと、こんな感じで行こうというのが詰まってきた。大枠は決まったものの、解析方法も見据えて、もう少し検討する必要がある。
今日見た主な花：タカサゴユリ・イヌタデ・イタドリ・ツリガネニンジン

(2003-09-5)
どういう解析方法がいいかを考えていても、やっぱり現地を見ないと考えがなかなかまとまらない。明日は現地に行って、調査方法を考えようと思う。
今日見た主な花：イヌタデ・イタドリ・センニンソウ

(2003-09-6)
地形図を頼りに調査地を探して回った。地形図が少し古いので、現地と地形図とが違うところがある。圃場整備をされていないはずのところが圃場整備されていたり、既に放棄されていて「クズ畑」のようになっていたりする。傾斜が比較的緩くて条件のいいところは圃場整備されて、すごく急なところは放棄されていることが多かった。
ちょうど良い調査地点を探すというのはなかなか難しい。
今日見た主な花：ツルボ・コマツナギ・オミナエシ・ミズオオバコ・ヘクソカズラ・クズ・カエデドコロ・ゲンノショウコ・トウバナ・イヌタデ・イタドリ・センニンソウ

(2003-09-8)
インドネシアの友人からメールがきた。英語でやりとりをするが、久々に英語を書くと疲れる。こんなことで、疲れるようではだめなんだが…。最近、英会話もサボっている。また行かなくては。
今日見た主な花：オトコエシ・タヌキモの類の一種(ノタヌキモかイヌタヌキモだと思う)・コマツナギ・クズ・イタドリ・センニンソウ

(2003-09-10)

酔っ払っているときに、コンビニで買い物をした。お金を払う時に500円硬貨を出したが、どうも模様が変だ。確かに500円の大きさだが、なんか変。あわてて、500円もどきを1,000円札に代えて、支払いを済ませた。家に帰ってよく見ると、ワールドカップの記念硬貨だった。知らないうちにおつりとして受け取っていたようだ。せっかくなので、保存しておこう。
今日見た主な花：ゲンノショウコ・ツリガネニンジン・イタドリ・センニンソウ

(2003-09-13,2003-09-15)
今年も水田やため池畦畔の法面の調査を開始した。さすがに何年間か調査をしていると、いろいろなことがみえてくる(ように思う)。ただ、いろいろとアイデアは浮かぶものの、詰めて考えると穴だらけということが良くある。調査中に思いついたいくつかのアイデアも良く考えると、穴だらけだった。
今日見た主な花：クズ・イタドリ・ツユクサ・センニンソウ・ゲンノショウコ・オミナエシ・ツリガネニンジン・アキノタムラソウ・ノアズキ・ヤブツルアズキ

(2003-09-16)

英語でe-mailを書いたあとに、スペルチェックを書けた。ぼろぼろというほどではなかったものの、簡単な単語を間違えていた。この前、英語で書いたときにはスペルチェックは忘れていた。たぶん、たくさん間違えているのだろう。
今日見た主な花：ツユクサ

(2003-09-17)

今日は調査には出ていないが、調査で思ったことの続き。同じ立地の調査をずっと続けていると、ロゼットだけでも、ほぼ同定が可能になる。始めのころはロゼットの標本を取って、その後に花が咲いたのを見てから同定するしかなかった。しかし、時間がたつにつれて、ロゼットと茎葉との形が全然違っていても、なんとなく葉脈や毛の感じでわかるようになる。
今日見た主な花：ツユクサ・クズ・オトコエシ

(2003-09-18)

朝庫書店の植物生態学講座の全5巻のうち、3冊(「群落の組成と構造」・「群落の分布と環境」・「群落の遷移とその機構」)は既に復刊した。その後残りの2冊(「群落の機能と生産」・「個体群の構造と機能」)はどうなったのかあまり気にしていなかった。復刊ドットコムを確認すると、すこしづつではあるものの投票が伸びている。もう一息なんだけど、今のままのペースでは100票にたどり着くのは、いつのことやら。
今日見た主な花：クズ・ツユクサ

(2003-09-19)

今年は稲刈りの時期が遅いような気がする。去年だったら淡路島では9月中旬には稲刈りが盛んで、次の週にはほぼ終わっていた。今年は先週末で稲刈りをしているところは、ほんの一部だけだった。この週末には多くの稲刈りがされるのだろうか？それとも、さらに次の週だろうか？
今日見た主な花：ツユクサ・センニンソウ

(2003-09-20,2003-09-23)
淡路島では稲刈りがちょうど最盛期だった。去年よりもちょうど1週間くらい遅いようだ。
現地調査をしていると、思い通りのデータを取れる時もあれば、そうでない時もある。今回の調査では思ったとおりのデータが取れた。ただ、いつもこううまくいくわけではない。時々は予想通りのデータが取れないときもある。そのようなとき、だいたいは次の２つの原因があると思う。

調査計画と現地の実態が違う

調査計画にない要因が作用している
前者の場合は、調査計画どおりの調査場所を探すか調査計画を考え直す必要がある。後者の場合はその要因を探り出す必要がある。ただし、後者だと気付くのはなかなか難しい。現地と調査計画とを頭に入れて考え抜いて、やっと分かることがほとんどだ。このような過程で分かったことは論文のテーマにもなると思う(たぶん)。
今日見た主な花：アキノタムラソウ・アキノノゲシ・イヌタデ・オニタビラコ・オミナエシ・カラスウリ・クズ・ゲンノショウコ・コマツナギ・タカサブロウ・ツルボ・ツリガネニンジン・ナキリスゲ・ネコハギ・ヒガンバナ

(2003-09-24)

今日からネクタイをして出勤しなければならない。あー、うっとうしい。
GPSは楽しい。この前の調査では知り合いからGPSを借りて移動経路の把握と調査地点の特定に使った。これがなかなか使えそうだ。場所もほぼ正確に落ちているようだ。また、いろいろと遊べそうだ。歩きながらおおよその移動速度もわかる。ちょっと早足で歩くと時速6kmぐらいであることが分かった。
来週からの調査でも使いたいので、いいよねっとというところでeTrex Venture 英語版(\25000 送料込・税込)を早速購入した。e-mailで注文をして、インターネットで振込みをした。明日には手元に届く予定。ちなみに、宅配の状況もインターネットで確認できる。便利な世の中になったものだ。
今日見た主な花：サルスベリ

(2003-09-25)

阪急電車では1週間ほど前から2枚投入できる改札機が導入された。各駅に1つある。一度使ってみたいと思いながらも、使う機会がない。そりゃそうだ、通勤で同じ経路では回数券した使わないので、機会がない。JRで既に2枚投入は何度もしているので珍しいものではない。でも、やっぱし早く使ってみたい。
今日見た主な花：雨のためなし

(2003-09-27,2003-09-28)
この土日も調査に行ってきた。先週に買ったハンディーGPSを活用した。調査地点をいちいち地図に落とさなくても、GPSで計測しておけば楽チンだ。ただし、ちゃんと地図に落としておかないと、あとでデータが何らかの理由でなくなった時にパーになってしまう。早めに図面に落としておこう。
調査の前半戦が終了しつつある。これから中盤戦にかかるわけだ。中盤戦を迎えるに当って、当初の調査計画どおりに最後まで行くのか、それとも調査の方向性を修正するのか検討する必要がある。とりあえず、これまで取ったデータを整理してみよう。
今日見た主な花：イヌコウジュ・コメツブツメクサ・ヒガンバナ・ツリガネニンジン・ヤマハッカ・アキノタムラソウ・コニシキソウ・アキノノゲシ

(2003-09-29)

GPSデータを地図上に表示させるのにカシミール３Ｄというフリーソフトを使っている。始めは使い方が良く分からなかったけど、だんだんといろいろ触っているうちに分かってきた。結構便利なソフトだ。
ススキはよく切れる。草原の調査をしていると、ススキで手を切ることが多い。なんとなくではあるが、刈り取りの少ないところのススキは比較的幅の広いものが多くてあまり切れず、刈り取りの多いところでは幅の狭いものが多くて特によく切れるような気がする(単なる不注意？)。刈り取りが多いというのは、ススキにとっては捕食圧が高いのと同じなので、それを防ぐために食べにくい葉っぱをつけるのだろうか？同じことかどうかは知らないが、カイヅカイブキも剪定が過ぎるとトゲトゲの葉っぱになる。
ちなみに、先週の調査でも今回の調査でもそれぞれ３箇所ほど手を切った。あと、家に帰ってから鏡をみたら今回は口の下のあたりも切っていた。さらに、良く見ると痛くはない程度の切り傷が手にたくさんあった。ススキ、恐るべし。
今日見た主な花：ノウゼンカズラ(ずっと咲いている)

(2003-09-30)

カシミール３Ｄで地図画像プラグインを使うと、国土地理院が地図閲覧システムで試験的に提供している無料の1/25,000地形図を使うことができる。回線がADSLなので、地図をダウンロードするのはそれほど時間がかからないものの、遅いパソコン(celeron 400MHz、メモリー 192MB)ではダウンロード後の処理に結構時間がかかる。(家の中では相対的に)速いパソコン(Athron 1700+、メモリー512MB)にやらせると、かなり処理が早くなった。始めからこうしておけば良かった。地図の閲覧も早い方の方が当然ながらスムーズだ。
今日見た主な花：ノウゼンカズラ(ずっと咲いている)

(2003-10-1,2003-10-2)
熊本県の天草地方に調査の手伝いで行くことができた。やっぱり神戸よりもだいぶあったかいため、二次林はシイ林であった。GPSももちろん持っていった。GPSの標高はあまり正確ではないので、海岸近くで計測していると「-5m」という表示になることもあった。
今日見た主な花：ツチトリモチ・ヒヨドリバナ・ヒガンバナ

(2003-10-4,2003-10-5)
田んぼで調査をしていると農家の人が「怪しいやつが来た」という目でこっちを見てくることが多い。当然だと思う。いきなり知らない人間が来て田んぼの法面とにらめっこをしていたら、普通は怪しく思う。でも、こちらから挨拶をしたり調査の説明をすると、「どうぞどうぞ」と快く(本心はわからないが)受け入れてくれる。人によっては、調査のために草刈りを後回しにしようかと言ってくれる人もいる。嬉しいことです。ただ時々、話好きの人がいて、一度つかまると1時間くらい立ち話をしなければならないこともある。
調査の途中で田んぼの畔を歩いていると、「ババッ」という音を出してシギのような鳥が飛び立った。飛び立つまでは居るのを知らなかったので、ビックリした。飛び立ったものの、50mほど先の田んぼにまた着地したので、追っかけて見に行った。その鳥はじっとしているとなかなか目立たなく、しかも、田んぼのへこんだところや刈り取りあとに隠れてなかなか良く見えない。だんだんと近づいていくと足を折り曲げて、「正座」したような格好でうずくまった。さらに近づくと、また「ババッ」という音を残して飛び立った。結局、それほど近くには寄れず、何かは分からなかった。ネットでいろいろと見たところタシギかタマシギに近いような気がする。ネットで調べたら、タシギのような気がする。
今日見た主な花：ヒガンバナ・トウバナ・チョウジタデ

(2003-10-6)
久々に日記以外のところを更新した。植生調査のページにGPSに関することを追加した。
今日見た主な花：ノウゼンカズラ

(2003-10-7)
「今年は論文を2本書く」(書くのと受理されるのは別で、書くというのは投稿すると言う意味)と決意したが、未だに1本も書いていない。でも、ようやく1本目を書き始めた。10月末が締切りの日本造園学会の論文だ。もう一つは今秋に調査している(ほぼ終わり)のを論文として書く予定。こっちの論文はなかなか良いデータが取れていて、それなりの論文になりそうな気がしている。何とか今年中に2本を書き上げて投稿しよう。投稿しなくては、受理はないのだ。
今日見た主な花：アキチョウジ・クルマバナ・キンミズヒキ・ツリガネニンジン

(2003-10-8)
現場に行ったら、キノコが生えていた。専門化が一緒にいたので名前を聞くと、ナラタケといい食べられるらしい。特に東北では珍重されているとのこと。持って帰って料理したが、なかなかの美味だった。
今日見た主な花：トウバナ・ヤマハッカ・ツチアケビ(花ではないが実がなっていた)

(2003-10-12)

今年の一応の目標の調査は終わった。今日は天気よければ現場に出ようと思ったが、あんまりだったので止めた。ところで、今年の調査では本当によくヘビを見た。シマヘビは黒色型も見たし、普通のも見たし、中間型のも見れた。

(2003-10-13)

造園学会の論文について共同研究者と議論をして、作業も進めた。骨格はほぼ決まり、データや文献もほぼそろった。後はひたすら書くだけだ。
気がつけば、明日で30歳だ。長いこと生きてきたものだ。生んで育ててもらった親に感謝。
今日見た主な花：キンモクセイ(少し前から咲いていた)

(2003-10-15)

祝(のはず)　去年、インドネシアに行った報告の文章が淡路景観園芸学校の紀要に掲載されることが決まった(はず)。拙い内容だが掲載されるというのは嬉しい。
ハチに刺された。たぶんコガタスズメバチだと思う。気がついた瞬間には鋭い痛みがひざの内側近くに走った。ハチに刺されるのは生まれて初めてだと思う。今までは刺された記憶がない。患部は少しはれたが、少したっておさまった。でも、痛みはまだ少しある。まあ、そのうち治るだろう。
今日見た主な花：アキノキリンソウ・アキノタムラソウ・ザクロ・ヤマハッカ・ノコンギク・アキチョウジ・アキノノゲシ・ヤクシソウ・セイタカアワダチソウ

(2003-10-17)

飛行機のチケットレスサービスを利用して航空券を買っていたので、空港のチェックインの機械で手続きをしようとクレジットカードを使ったら、「受付窓口で手続きをしてください」というような内容の案内が出た。何かしでかしたかな、と思いながら窓口に行ったら誕生日を確認できるものを見せてくださいと言われた。そういえば、バースデー割引を使っていたのだ。すっかり忘れていた。

(2003-10-18)

植生学会の懇親会で復刊した「群落の組成と構造」に伊藤秀三先生にサインをしていただいた。すごくうれしい。さらに、懇親会では植生データベースなどの話を進めることができた。実りの多い懇親会であった。

(2003-10-21)

10月30日締切りの論文をひたすら書いている。全体の流れにはこれまでいろいろと共同研究者と議論してきたので、問題無く進めることができる。でも、やっぱり時間が余り無いので、結構焦りながらの作業だ。「なんで締切り間際にならないと作業をしないのだろうか」といつも思うのだが、いつも同じようになってしまう。

(2003-10-22)

通勤途中にイノシシが張りシバを掘り返しているところがあった。えらい派手にやってるなと思っていたら、すぐ先で大きなイノシシがシバをまさに掘り返しているところだった。イノシシは時々みるが、ちょっとびっくりした。実際に掘り返しているところを見るのははじめてだ。

今日見た主な花：セイタカアワダチソウ・オニタビラコ

(2003-10-23)

何かを書こうと思っていたが、忘れた。
とりあえず、今日の分は花だけ。
今日見た主な花：セイタカアワダチソウ・アキノキリンソウ・ツリガネニンジン・ヤクシソウ・ノコンギク・オトコエシ・コウヤボウキ

(2003-10-28)

しばらく、日記を書くのをサボっていた。10月末の論文提出に向けて作業をしていたためだ。でも、結局間に合いそうに無いので、今回の論文投稿は見送ることになった。もっと早くから計画的に作業をするべきだった。
今日見た主な花：セイタカアワダチソウ

(2003-10-29)

論文の投稿はとりあえず見送ったが、別のもので報告書を書く必要がある。これまた10月末が締切りだが今になってあせってやっている。なんと計画性の無いのだろうかと思いつつも、とりあえずやるしかない。
今日見た主な花：セイタカアワダチソウ

(2003-10-31)

来年用の卓上カレンダーを探しに、文房具屋さんに行った。書きこみができるので調度良い大きさなので、ずっとCD-ROMケースに入るカレンダーを毎年使っている。でも、探せど探せど、ない。店員さんにきいても「そういえば、そうですね」というだけで新たに入荷する予定もないようだ。品揃えをみていると、フロッピーケースに入る大きさのカレンダーがやたらと増えているようだった。仕方なく、代用品になりそうなものを買った。
今日見た主な花：セイタカアワダチソウ

(2003-11-1)
良い本を買ってしまった。「買ってしまった」というのは変な表現だが、買ってしまったのだ。「生態調査法」(鈴木時夫著、形成選書、定価180円、地方定価190円、昭和29年5月15日発行)という本だ。古本屋のカタログに載っていたので、他の本(「植物社会学I・II」(これも良い本)など)を買うついでに買ってみたら、すごく良い本だったというわけ。当時の植生調査の方法や研究方法が詳細に書かれている。「当時の」といってももちろん、今とほとんど変わっていない。でも、他の本にはほとんど出てこないようなことがところどころに書いてある。

(2003-11-2)
業績リストに報告を2つ追加。なんとなく数だけは増えてきたものの、自分自身で書いた査読付き原著論文はまだ1つだけ。
昨日、JR西日本のICOCAを使った。ちょうど昨日から利用開始だったようだが、そうとはしらずに昨日早速購入して使った。切符の取り忘れが無いので便利だ。でも、初めて通る時は、うまく動作しなかったらどうしよう、ちょっと緊張してしまった。
神戸新聞社から「電話世論調査へのご協力のお願い」のはがきが来た。新聞に載っている世論調査というやつだ。今まで新聞でやっているのは知っているが、実際に世論調査を受けるのは初めてだ。電話がかかってきて、4分か5分ぐらいで終了した。世論調査をするほうはアルバイトで雇われているような感じでぎこちない話し方だった。
今日見た主な花：コウヤボウキ・ノコンギク・ツワブキ・メマツヨイグサ・セイタカアワダチソウ・アキノキリンソウ・ツリガネニンジン・ヤマハッカ・アキノタムラソウ・キツネノマゴ

(2003-11-4)
今年の調査はあと1回を残して終了する予定。あと1回というのは今後に向けての調査なので、実質のところの調査は1ヶ月ほど前に終了している。同定・入力も終わり、解析作業を進めている。解析と言っても、必殺(?)の Ruby(CGIに使っているプログラム言語) と MySQL(データベース)の組み合わせを使えば、計算自体はすぐに終わる。これは去年までと大きく多いに違うところ。ただし、計算は終わっても、解析結果内容の吟味は自分自身でする必要があるので、それなりの時間が必要だ。
それにしても、すらすらと解析(計算)をしてくれるというのは楽しい。特に今年は狙い撃ちの調査をして、結果もそれなりにきれいに出ている。そのためさらに楽しい。この解析作業を「楽しい＋快適」にするべく、Ruby のプログラムを修正しようとした。だが、うまく修正できずに逆にストレスがたまってしまった。だいぶ前に書いたプログラムをきっちりと修正するのは、ちょっとの労力では無理のようだ。完璧な修正ではないが、一応快適に動くようになったところで、とりあえず修正は終了。
今日見た主な花：コウヤボウキ・セイタカアワダチソウ

(2003-11-5)
今日も解析作業と解析結果の解釈を続ける。解析をやっていると、「こんな解析もした方がいいかな？」というのがいろいろと出てくる。今までだったら手作業でいちいちやっていたので、一つの解析をするのに数十分かかっていたと思う。データベースでやると数十秒で終わるので、次々と解析をすることができる。まあ、今やっていることもエクセルの lookup 関数やピボットテーブルを使えば、10分くらいでできるだろう。ただし、データの追加や修正した時には始めからやりなおす必要がある。データベースで解析をやっているとSQL自体には変化はないので、同じSQLを与えればすぐに答えが出てくる。と言っても、その後にエクセルのピボットテーブルを使って見やすい形に編集している。完全な脱エクセルにはまだまだだ。
今日見た主な花：ミヤマシキミ・セイタカアワダチソウ・ヤクシソウ・ノコンギク

(2003-11-6)
今年の調査データの解析結果を印刷して、ノートに張りつけた。学生時代にはよくやっていたが、最近は面倒くさがって、あまりしていなかった。でも、ノートに張っておけば、なくさなないし、いつでも見れるので、結構便利だ。
今日見た主な花や実：セイタカアワダチソウ(花)・ツルリンドウ(実)・コウヤボウキ(花)

(2003-11-8)
昨日から喉が少し痛い。風邪の前兆だ。
今日見た主な花や実：セイタカアワダチソウ(花)・ナツハゼ(実)・ネズ(実)・カナメモチ(実)

(2003-11-9)
家で静養。頭を使う作業はせずに、単純なデータの入力だけをやった。とりあえずちょっと前から始めていた「日本の野生植物」の草本編3冊の和名入力が完了した。「日本の帰化植物」は既に入力済みなので、あとは入力チェックをする必要がある。
植生調査のページに帰化植物の図鑑を追加。

(2003-11-11)

「日本の野生植物」の草本編3冊の和名入力とチェックは昨日で終わった。木本編とシダ編を一気に片付けてやろうと思っていたが、風邪でダウンしてしまった。木本編の途中で一旦休憩。まあ、残りは少ない。風邪が治ったら再開の予定。2日もあれば終わるだろう。
ちょっと熱が下がってきて調子にのって、上の文章を書いたり入力作業をちょっとしたが、しんどくなってきた。キーボードをたたくというのは病人には重労働だ。

(2003-11-12)

「日本の野生植物」の草本編3冊・木本編2冊・シダ編と「日本の帰化植物」の合計6冊の和名と異名の入力が終わった。約6,000種だった。あとは木本編とシダ編の入力と帰化植物との重複を確認する必要がある。これが終われば、これからの調査結果の和名に統一していくことができる。また異名の変換もデータベースを使えば一発で出来るようになる。
シダ編を入力していると、やたらと「○○カグマ」「○○デンダ」と言う名前のシダが出てくる。ネットで調べてみるとどちらも「シダ」を意味する言葉のようだった。
今日見た主な花や実：スイカズラ(花)・セイタカアワダチソウ(花)

(2003-11-13)

エクセルが壊れた。最近windows自体の動作がやや不安定だった。少し前にもエクセルが壊れて、エクセルを終了しようとするとパソコンが固まった。今回はエクセルを立ち上げようと思うと、パソコンが固まる。エクセルの代わりにOpen officeを使うことにした。まだ、あんまり使ってないが、慣れればエクセルと同じくらい使えるようになるだろう。

(2003-11-15)

ちょっと前に知り合いにGPS受信機について話をしていたら、どんなのを買ったのかなどを教えて欲しいといわれた。GPS受信機を買ってしばらくしてから植生調査のページのGPSの項目を追加していたので、そこから「複写＋貼付」して少し手を加えたものをメールで送った。他人に何かを紹介するときにはあらかじめホームページで整理をしているものがあると楽チンだ。

(2003-11-16-17)
久々に調査に行った。これから10年ぐらいは継続調査をしようという調査の始まりだ。病み上がりで体調が良くないため、ややしんどかった。しんどいなかで調査をすると精度が悪いデータになってしまうということを理由にして、調査は早目に切り上げた。今年度の調査は来週の土曜日で完全に終了する予定。
今日見た主な花や実：ワレモコウ(花)・タツナミソウ(実)・セイタカアワダチソウ(花)・アブラススキ(実)・オミナエシ(実)

(2003-11-18)

「日本の野生植物」シリーズ6冊(帰化も含む)の入力、既存のデータとの照合による確認、確認後の修正作業は終わった。でもその後で、半手作業での確認をしていると、入力し忘れの種がひとつでてきた。たぶん他にも入力忘れはあるだろう。なんせ6000種以上だから。まあ、結局は使いながら修正をすることになるのだろう。こんなリストで良ければ、欲しい人はメールで連絡をください。まあ、少しは役立つでしょう。

(2003-11-19)

ついこの前の日記にも書いたけど、ホームページでいろいろと書いていると結構役立つ。パソコンでのソフトの設定は時々やりなおすことがあるので、うまくいった時の設定方法について日記やまとめたページを簡単にでも作っていると特に役立つ。今日は、MySQLの設定を家のパソコンでやりなおすときに役立った。
今日見た主な花や実：サルトリイバラ(実)・セイタカアワダチソウ(花)・メナモミ(実)・ウバユリ(実)

(2003-11-20)

最近、家ではできるだけエクセルやパワーポイントの代わりにOpen officeのアプリケーションを使うようにしている。でも、操作方法がエクセルやパワーポイントと違っていたりして、どうも使いにくい。Open Officeは比較的歴史の浅いソフトなので操作方法や機能が充実していないのだろうか？それとも、慣れれば使いやすくなるのだろうか？

(2003-11-21)

寒くなるとバイクには全然乗らなくなる。去年の冬から今年の春までほっておいたときにエンジンをかけようとしても、なかなか始動しなかった。知り合いからのアドバイスで「キャブレターのガソリンが腐ってるかも」ということで、実際にそうだった。さらに、「長期間使わないときは、必ず燃料コックをオフにして、さらにキャブレターのガソリンを抜いておきましょう」というアドバイスももらっていたので、教訓を活かしてキャブレターのガソリンを抜いておいた。

(2003-11-22)

今日は今年度最後の調査のはずだった。だが、調査地としての条件を満たしていなかったので、調査票は取らなかった。前回の調査時に車の中から「まあ調査できそうだろう」と見ていた。しかし、実際に調査地に行って自分の足で見ると条件を満たしていないことがわかった。やっぱり調査地の選定は調査の中でも最も重要な部分なので、手を抜かずに始めから自分の足で歩いて確認をしておくべきだった。ただ、今日の調査地のデータがなくても論文全体には大きな変更はないので、新たな調査地は探さずに今年度の調査は本当に終了。これからはデータ解析と論文書きに専念する予定。
今日見た主な花や実：ハゼ(実)・アキノタムラソウ(花)・ツリガネニンジン(花)・イヌビワ(実)・イヌホオズキ(花・実)

(2003-11-23)

パソコンのディスプレーの調子がおかしい。前から時々調子が悪くなる。買い替えをすべきかどうか、迷ってしまう。
今日見た主な花や実：ソヨゴ(実)・チャノキ(花)

(2003-11-24)

作業ファイルやメールなどのバックアップをMOに取っている。MOは230MBのものを使っているので、あんまり無駄なファイルは置いとけない。メールに添付して送られ来たファイルで不要なもの(特に100KB以上のもの)を削除していったりしたら、10MBぐらいは空き容量が増えた。全体で40MBぐらいはまだ余裕があるので、これで当分安心だ。

(2003-11-25)

論文を書くために文献収集をしている。出版社の無料サービス(登録は必要)はすごい機能がいろいろとある。e-mailで最新の国際誌のタイトルを送ってくる。お気に入りの雑誌や論文のタイトルを保存することも可能。検索結果の保存もできる。さらに、検索結果に引っかかった新しい論文を通知するサービスもあることを新たに知ったので、早速登録しておいた。

(2003-11-26)

MySQLを使っていろいろなデータの集計やデータの修正などを簡単にする方法を身につけつつある。単に手作業をしなくても良いだけでなく、1,000,000(100万)件のレコードでも簡単に扱うことができるようになるというのはすごいことだ。実際にこれぐらいの量のデータをいじっている。パソコンが計算している間は長いときでは２、３分程度待たなければならないときもあるものの、命令どおりに集計をしてくれる。エクセルなら、65,000(6.5万)件ちょっとでパンクしてしまうのとはえらい違い。あとは膨大なデータをどううまく加工するかだ。本来は、データは量よりも質の大事だと思う。さすがに膨大なデータの中には質の悪いデータが混じっているために、かなりうまく加工する必要がありそうだ。

(2003-11-27)

前言撤回。MySQLで1,000,000件のデータを集計させている。集計の内容にもよるが、２、３分で終わるものだけではないようだ。少し込み入ったことをさせると、数時間はかかるものもありそう。どれぐらいかかるかは不明だが、今やらせている集計は1時間くらい前から動かしているが、まだ答えは出ず。

(2003-11-30)

MySQLでの計算は、結構時間のかかるものもある。でも今までやったものは一晩もやっていれば、結果は出てくるみたいだ。一晩といっても、自分自信は寝ているだけなので、楽チンだ。時々パソコンが固まったように見えるものの、本当に固まることはほとんどない。

(2003-12-1)
11月25日に登録した国際誌の検索結果に引っかかった新しい論文を通知するサービスで、早速検索に引っかかった論文がでてきたらしくメールがきた。すごく便利。

(2003-12-4)
文献の収集を続けている。今年の年末年始は休みが長いので、たくさん読みたい。

(2003-12-5)
メールでOPULUSPRESSにJournal of Vegetation Science のバックナンバー(オンライン)を注文をした。対応も早くて、さらに原因は不明だが多少の割引をしてくれていた。

(2003-12-7)
久々に天気が良い週末なのに、年賀状の作成と半分仕事で半分は個人的な興味の研究。なんかもったいない。エクセルのピボットテーブル機能について、大学の後輩に教えたらすごくびっくりされた。びっくりされたことに、びっくりした。(ピボットテーブルを知らない人はピボットテーブルでクロス集計を行うで勉強して下さい。)

(2003-12-11)

冬らしくなってきた。雨も冷たい。
職場からの帰り道で、前から歩いてきた人が携帯を操作していた。たぶん、メールを読んでいるのか打っているのかだろう。暗い中で携帯のぼんやりとした光が顔をボーと照らし出していたので、ちょっと怖かった。

(2003-12-13)

宮島に行ってきた。初めて見る植物や忘れかけていた植物がたくさんあった。トサムラサキ・ヤマモガシ・カンコノキ・ミミズバイ・トキワガキ・ホウロクイチゴ・タイミンタチバナなど。
今日見た主な花や実：ハゼ(実)・サルトリイバラ(実)・トサムラサキ(実)・ジャケツイバラ(実)・サカキカズラ(実)・カナメモチ(実)・アセビ(花)・ヤブツバキ(花)

(2003-12-15)

これからバリ島に行く。夜の関西空港は店もやっていないし、人もまばら。なんか寂しい感じです。世界の天気を見ていると、バリ島は雨ばっかりのようだ。そらそうだ。わざわざ雨季に行くんだから。
だいぶ前にやった、統計に関する勉強会をホームページに乗せるべく、本文を作り始めた。前にちょっとは手を入れ始めてたんだが、ようやく本気になってきた。

(2003-12-16)

雨季なので仕方ないが、バリは蒸し暑い。バリの友人に植物の図鑑があれば欲しいといっていたら、用意をしておいてくれた。感激だ。

(2003-12-16-23)
昨年に引き続き、バリ島に行ってきた。向こうの友人に頼んでいた雑草の図鑑が手に入ったので、植物をかなり同定することができた。また、だんだんと目がなれてきたので、次にいったときにはちゃんとした調査ができるかもしれない。
バリで散髪をしたら、6000ルピア(約100円)と非常に安かった。時間も早くてよかった。一緒に行っていた人たちに店の前で待ってもらっていたが、あんなに注目されて散髪するのは初めてだった。これからも、注目されて散髪することはないだろう。
往復の飛行機とも全体的にすいていたので、最低でも２人分の席を使って寝ることができた。多いときは４人分の席を使って、完全に寝そべることができた。ビジネスクラスには乗ったことはないが、エコノミークラスでもあれくらいすいていると同じくらいの快適度だと思う。
旅行の途中で、パソコンを紛失したのとデジカメを水田の中に落としてしまって壊れたのがちょっとショック。パソコンは買い換えようかと考えていたところなので、まあ仕方ないかと思っている。ただし、デジカメで撮影したデータをパソコンに全部入れていたので、それがなくなってしまったのが一番つらい。
なんだかんだあったが、全体としてはすごく充実した楽しい旅行だった。最後に今回覚えたインドネシア語をひとつ。雨のことを「フージャン」という。覚えやすい単語だ。

(2003-12-24)

バリ島の友人から電子メールがきた。パソコンが出てきたとの知らせだった。よかった、よかった。でも電源のコードは見つからず。IBMから直接買ってもいいのだが、高いので、ネットのオークションで買うことにした。

(2003-12-30)

今年ももうすぐ終わりだ。最後に頑張って英語の論文を読みまくることにした。

(2003-12-31)

予定していた分の英語の論文は読み終わった。来年(明日やけど)は読んだ論文のまとめと入手するべき論文のリストを作成しよう。