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松村俊和のページ:日記 / 2008-07

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2008-07-02

KoreDareno[tool]


先日、テレビでコピペ問題を取り上げていた。コピペ(複写+貼付)すること自体は悪いことではない。しかし、他人が書いたものを引用ではなく、さも自分が書いたもの(考えたもの)のようにすることはいけない。KoreDarenoを使えばコピペしたものがすぐにわかるようだ。

ZenkakuWin[tool][論文]


テキストファイル中の全角文字を発見するためのソフトZenkakuWin.日本語環境のパソコンを使っている限りは問題ないものの、日本語以外の環境では文字化けしてしまう。日本語環境ではうまく表示できてしまうので、全角文字を入れないようにしたつもりであっても、その有無を確認することができない。

2008-07-03

悪戦苦闘[論文][diary]


東京大学の平野直人さんが書かれた6年間彷徨って彷徨ってさまよい歩いた論文の軌跡を読むと,論文を書くことがいかに大変かを感じる.自分自身,何度も落とされた論文とか,(今のところ)お蔵入りになってしまっている論文がある.お蔵入りになっているものであっても,それなりの研究成果なのでなんとかしてどこかに掲載したいものだ.ただ,今のところそれにかける時間が無い.2つの論文を同時に動かすというのは時間的に無理があるのか.一つを編集者や査読者の方に見てもらっている間にもう一つを書いたり修正し,修正が終わって提出したらまたもう一つが帰ってくるというように相補的に動かそうと思っていたが,現実はほぼ同時に2つが帰ってくるというふうになってしまっている.
ところで,査読者や編集者の方の意見をはじめて読むときはついつい感情的になる.しかし,冷静に対処するのが肝心だ.

様式との格闘[diary]


仕事で仕方なく,エクセルの様式と格闘した.手作業による様式との格闘ほど不毛なものはない。格闘後に間違いに気づけばまた一からやり直し。別のデータを使って新しく作業をする時も一からの作業。同じ様式との格闘であっても、プログラムするのはすごく有益。LaTeXでのスタイルファイルの作成もプログラムのようなもの。データの解析でも同様である。
楽をするための苦労は,作業中も満足感があるし,次回以降は時間を節約できる.しかし,苦労のための苦労は,何も残らない.しかも時間を浪費する.

2008-07-04

2008-07-05

空中写真[map]


国土地理院の空中写真閲覧サービスが強化されていて,国土変遷アーカイブ 空中写真閲覧システムというのになっていた.前よりもすごく写真が充実していそう.

地図博士の部屋[map]


地図センター地図博士の部屋には,地図のQ&A空中写真のQ&A数値地図のQ&Aがあって,それぞれ地図や空中写真を扱う人にっては有益かつ基礎的な情報が盛り込まれている.例えば,空中写真の周囲に表示されている情報の内容はなにか?など.

2008-07-06

再投稿のために[論文]


論文の書き方で投稿するまでのことを書いていることはよくあっても,査読を受けたあとどうするのかを書いているものっていうのは意外と少ない.名古屋大学の片山正昭さんが書かれている研究発表の方法/論文の書き方不採録・条件付採録の再投稿のためには再投稿のための具体的な注意が書かれている.

2008-07-07

校閲者(査読者)への英語でのお返事[論文][book]


[2008-06-25]に返ってきた論文の再修正論文がもう少しでひと段落つきそうなので,[2008-06-11]の英語の論文の修正に取りかかろうとした.しかし,英語でのお返事ってどう書いていいのかいまいちよく分からない.そういえば,去年の年末に始めて査読をしたときにいろいろと情報を集めたのを思い出した.確か実例があったはずだと思い,探してみると,果たして実例を掲載している人がおられた.[2007-12-22]と重複するがリンクを残しておこう.
  • うねやまさん実例集
  • 名古屋大学の渡辺さん査読コメントへの返事の仕方
    これらの実例と科学者のための英文手紙の書き方科学者のための英文手紙文例集科学者のための英文手紙文例集 (Part2)とかの本を参考にしよう.
  • Referrer (Inside): [2008-11-09-1]

    2008-07-09

    植物生態学講座[book]


    植物生態学講座の5冊は復刊を呼びかけて,本当によかったと思う.概説的なことを学ぶときはやっぱりこのシリーズを引っ張り出してきて,パラパラとめくる.最新の研究は含まれていないのは仕方ない.それでも,基本的なことっていうのはそれほど変わっていないものだ.

    2008-07-10

    ハイフン・en-dash・em-dash[tex]


  • ハイフン(-)は複合語の類の区切りに使う
  • en-dash(--)は数値の範囲を示のに使う
  • em-dash(---)は欧文でのダッシュ
    参考:特殊文字の出力法
  • 2008-07-11

    相互参照で行数を表示(lineno.sty)[tex]


    TeXの長所の一つには,相互参照がある.MSWordとかのワープロでも出来なくは無いだろうが,使ったことが無いので良く分からないし,実際に使っている人はごく一部だろう(Wordで相互参照を使っている人よりも,TeXを使っている人のほうが少ないかもしれないが).
    相互参照を使って行数を表示するには,\linelabel{label01}でラベルを付けて,\ref{label01}で参照する(lineno.styが必要).ページ番号は,\label{label01}でラベルを付けて,\pageref{label01}で参照する.その他,図・表・章・節・参考文献・索引が相互参照できる.
    参考
  • lineno.sty: TeX パッケージ
  • 相互参照
  • LaTeXの相互参照
  • \labelと\refが対応しない!
  • Referrer (Inside): [2008-07-13-1]

    2008-07-12

    別ファイルを参照(xr.sty)[tex]


    xr.sty: TeX パッケージを使えば,別ファイルを参照できるようだ.
    Referrer (Inside): [2009-01-11-1] [2008-07-13-1]

    2008-07-13

    頁数行数の相互参照[tex][論文]


    投稿論文では,編集者や査読者から原稿の修正を指示されることがある.ことがある,というよりはほぼ必ずだ.その返事を書くときには,何頁目の何行目をどのように修正・削除・追加したということを書かなければならない.そんな時には,[2008-07-11]に書いたようなTeXの相互参照を使うと便利.頁数の参照は知っていた.しかし,行数の参照を知らなかったので,今までは使っていなかった.今度から使うことにしよう.
    また,[2008-07-12]に書いたように,xr.styを使えば別ファイルを参照できるので,本文と返事のファイルが別々でも大丈夫だ.
    あと,頁数と行数をいちいち,\label{page:hoge}\linelabel{line:hoge}でラベルをつけて,\pageref{page:hoge}L\ref{line:hoge}}で参照するのは面倒なので,下のようなマクロを書くと便利そう.
    と思って,試してみた.しかし,xr.styとlineno.styとを組み合わせて,別ファイルを参照すると頁ごとでの行数ではなく,通算の行数を表示してしまう.どうしたものだろうか.いろいろ調べたけど,今のところ解決策は見つからず.

    \newcommand{\labelPL}[1]{\label{page:#1}\linelabel{line:#1}} % \labelPL{hoge}でラベル付け
    \newcommand{\refPL}[1]{P\pageref{page:#1}L\ref{line:#1}} % \refPL{hoge}で,P5L29と出力する

    Referrer (Inside): [2009-01-11-1] [2008-07-14-1]

    2008-07-14

    頁数行数の相互参照[tex][論文]


    昨日([2008-07-13])の問題は,TeXフォーラムに質問をしたところ,早々にお返事をいただいて解決した.回答をしていただいた方,ありがとうございました.main.texが参照されるファイルで,sub.texが参照するファイルの場合,次のようにすればいいらしい.
  • main.tex
  • sub.tex
  • sub2.texでは通算した行数を参照するので駄目.
  • 2008-07-15

    再々投稿[進行状況]


    [2008-06-25]に来ていた論文の再修正がようやく完了し,昨日の夜に電子メールで再々投稿をした.よろしくお願いします.
    今回は,英文校閲に出したり,いろいろと手間取ってしまった.最終確認にも思いのほか時間がかかってしまった.でも,次からは[2008-07-14]に書いた頁数行数の相互参照を使って,しょうもない確認作業の時間は省略できるはず.また,次からAbstract・図表の説明・英文表題の英文校閲ははじめに出しておくことにしよう.そのほうが審査が早そう.
    これでようやく[2008-06-11]の英語の論文の修正に戻れる.
    Referrer (Inside): [2008-08-04-1] [2008-07-31-1]

    2008-07-16

    引用[進行状況]


    [2008-06-25]に続き,修正作業.細かな修正は終わった.しかし,一番の大仕事である文献の引用とそれに伴なう修正が残っている.文献は一度目を通して何が書いてあるかを理解し,必要になりそうなところを抽出したつもりだった.しかし,いざ文章を書こうと思うと,うまく書けないし,書いても前後のつながりが全然だめ.
    作業を魚の料理に喩えるなら,これまでは魚を仕入れてきて,鱗と内臓をとったぐらいまでだろうか.これから,魚の種類や大きさにあわせて,三枚におろすとかぶつ切りにするとか,煮るとか焼くとか,適切な調理方法を選択して,実際に調理しなければならない.この適切な方法を選択するのって,すごく難しい.頭の使い所だ.さらに,文章を仕上げるには付け合せなどを考えて盛り付けまでが必要だ.

    縮小専用。[tool]


    縮小専用。を使うと,写真を定形あるいは一定のファイルサイズにできる.デジタルカメラの設定をよく確認せずに使っていると,不必要に大きなファイルができてしまう.そんなときにこれは便利.ある一定以上の大きさのファイルを検索して,ドラッグ&ドロップすればいい.その時,元のファイルが上書きしたかったら,「フォルダを作ってその中に保存」を選択してフォルダ名を空欄にするとよい.
    ViXでもサブフォルダも含めて総合変換できる.ただし,縮小したくないものも含めて全て縮小してしまうのが難点.

    2008-07-17

    目次・索引[tex]


    相互参照関係の命令一覧.
    目次の作成:\tableofcontents
    図の一覧:\listoffigures
    表の一覧:\listoftables
    索引の作成:makeidx.styを使用する
    参考
  • http://cns-guide.sfc.keio.ac.jp/1999/8/3/5.html#latex-toc
  • http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/tex/071.html
  • http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/tex/072.html
  • http://www.rsch.tuis.ac.jp/~mizutani/online/latex/makeindex.html
  • 2008-07-18

    二酸化炭素排出ゼロ?[diary]


    「○○中の二酸化炭素排出ゼロ」っていう言葉を最近良く見聞きする.重要なのは「○○のために」合計でどれだけ二酸化炭素を排出するかだ.よく見ると,肝心な「従来より△△%削減っていうのは」小さく書いてある.

    2008-07-19

    複数行をコメントアウト[tex][r]


    TeXで複数行をコメントアウトにあるように,複数行をコメント化する方法にはいくつかある.このうち,\if0...\fiと同じような方法がRでも使える(Tips/山椒Tips集).

    2008-07-20

    光軸[diary]


    だいぶ前にニコンの双眼鏡を落としてしまい,光軸がずれてしまった.ニコンに問合せたところ,修理できるが値段は現物をみてみないとわからないとこのことであった.これくらいの双眼鏡だったら、もしかしたら修理する値段と新しいものを買う値段とどっこいどっこいかもしれないらしい.

    2008-07-21

    論文原稿の要点[論文]


    九州大学の矢原さんが書かれている論文原稿改訂のためのチェックポイントを見た.今後も追加されていくようなので,期待している.(1)(3)(7)(8)は自分が書いている文章でもよく確認をしておかねばならないところだと感じた.

    被度のデータ[植生調査][論文]


    北大の久保さん植生学の被度データについて書かれている.まとまった文章だが,自分なりにまとめなおすと,以下のようなところ.

    結局のところ,植生調査の被度は定量的っぽいけど,厳密な意味での定量的な情報ではないのが問題だというところか.厳密な意味での定量性を求めるのならば,調査枠内に小さな副調査枠をたくさん(百分率であれば,10*10で100個の調査枠)設置すべきで,そうでなければ調査枠全体を有無データにすべきというところか.また,階級値の被度は多項logistic回帰(Rのlibrary(nnet)のmultinom()関数)をするべきということのよう.
    多項logistic回帰の参考ページ
  • http://hosho.ees.hokudai.ac.jp/~kubo/ce/NeuralNetwork.html
  • http://hosho.ees.hokudai.ac.jp/~kubo/log/2007/0721.html#04
  • 2008-07-23

    片足スクワット[diary]


    [2008-01-08][2008-04-02]に書いた片足スクワット.暑くなってきてから,やらない日が増えてきた.負荷は9kgを超えた.負荷無しでやるとすごく楽.

    2008-07-24

    ファイル名の一覧[dos][tool]


    たくさんのファイル名の一覧をdosで得るにはdirという命令がある.dos窓を立ち上げていちいちdirとして,マウスの手作業でそれを範囲選択して,コピーするというのはなんともめんどくさい作業だ.下のような内容のバッチファイルを作っておいて,そのショートカットをスタートメニューに登録しておくと,一覧を得たいファイル群をd:\に移動するのと,簡単なキーボード操作だけで目的とする一覧を得ることができる.

    d:
    cd d:\
    dir /b > dir.txt
    dir.txt

    2008-07-25

    緊急連絡先[diary]


    下のようなfan errorやハードディスクがクラッシュするなどの緊急事態がいつ起こるかともしれない.そんな時はメールでのやり取りが出来ないかもしれない.そのときのために,(いわゆる)ブログを立ち上げておいた.もしも,自分のパソコンが起動しないようになったら,ブログにその旨を書くかもしれません.そんなときに,緊急に連絡を欲しい人がいたら(あんまりいないと思うが)コメントに書き込んでください.できるだけ何らかの方法で対処します.

    fan error[diary][thinkpad]


    ThinkPadを立ち上げようとしたら,うまく起動しない.Biosの設定に続き,fan errorという文字が出て,そのまま電源が切れてしまうのだ.fan errorということであれば,fanまわりをなんとかしてやれば良さそう.そこで,ペンシルバルーンの空気入れ(こんなやつ)でfanのまわりを吹き飛ばしてやったら,起動した.起動するようになってから,後で調べたらやっぱり吹き飛ばしてやるのが良いみたい.
  • http://www.ss.iij4u.or.jp/~mtanaka/suki0007.htm
  • http://yk.tea-nifty.com/netdev/2006/07/thinkpad_fan_er.html
  • http://d.hatena.ne.jp/atmarkatmark/20071023/1193153532
  • 2008-07-26

    BibTeX[tex][論文]


    TeXのマクロは解読しにくい.さらにBibTeX関係のbstファイルの命令系統は分かりにくい.幸いにして,少しだが日本語の解説文章がある.自分の覚書を検索してみると何度もリンクしている.重要なので,再度リンク.
  • レファレンスの書式設定について
  • BibTeXのドキュメント
  • タマムシ[diary]


    結構大きな音で飛ぶ虫がいた.ハチかと思ったら,タマムシだった.タマムシを見るのは久々だ.

    bstファイル[tex]


    今投稿している論文とこれから投稿する論文用のbstファイルを作った.今まで作っていたものは,@inbookが無かったのと@bookを無理やり@journalで処理していた.今回は,@inbookと@bookをちゃんと処理できるようにした.その作業をしていて,なんとなくbstファイルの書き方が結構分かってきた(ような気がする).それでもやはり意味不明なところが多い.そのため,力技ですごく汚いコードで書いた.

    不快指数[diary][r]


    不快指数は気温と湿度の関数である.Rでは次の命令でグラフにできる.

    fukai <- function(t,u) 0.81*t+0.01*u*(0.99*t-14.3)+46.3 # 不快指数の関数
    fukai(t=24.0, u=85)
    t <- seq(from=25, to=30, by=0.1) # 気温
    u <- seq(from=50, to=100, by=1) # 湿度
    f <- outer(t, u, fukai) # 不快指数
    image(t, u, f)
    contour(t, u, round(f,1))

    Referrer (Inside): [2009-01-12-3]

    2008-07-27

    文章の流れ[論文]


    九州大学の矢原さんわかりやすい文章の書き方に「後の文章では、前の文章の主部または述部に必ず言及する」と書かれている.
    これをピタゴラ装置に例えるなら,次のようなところか.方向や土台が変わっても,同じ玉が引き続いて転がっていく,あるいは玉の力が別の玉やものに伝達されて続いていくという状況だろうか.転がってきた玉がとまったり,全く関係のないところから別の玉が動いたりしては駄目なのだ.

    2008-07-29

    オカトラノオ[photo][plant]


    ネタ切れ時のしばらく前に撮影した花.オカトラノオは近くで見ると,サクラソウらしい花をしている.
    オカトラノオ

    ソクズ[photo][plant]


    ソクズの花の間の黄色いのは,腺体らしい.後で調べたらここに蜜をためているとのこと.ちゃんと観察してなかったので,よく分からなかった.
    ソクズ
    Referrer (Inside): [2009-06-23-1]

    2008-07-30

    シマアメンボ[photo]


    シマアメンボは,流水域に生息するアメンボ.ウミアメンボの仲間らしい.ウミアメンボはその名のとおり海に生息するアメンボだが,通常ではほとんど見ることがない.季節や天候によっては砂浜などに大量に打ち上げられていることがあるらしい.
    シマアメンボ

    2008-07-31

    再々修正指示[進行状況]


    [2008-07-15]に再々投稿した論文の再々々修正指示が帰ってきた.今回はすごく早く対応をして頂いた.ありがたいことです.この論文の再々投稿をする前から作業をしていた英語の修正後の再投稿がもうすぐできそう.2つを平行作業をして,お盆までには作業を完了させたい.

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    最終更新時間: 2009-12-01 22:42