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松村俊和のページ:日記 / 2009-02

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2009-02-01

DOI[論文]


論文の識別にために,DOIが使われることが良くある.http://dx.doi.org/に続けて,DOIを入力すれば,該当頁を見ることができる.URLが変わっても,DOIはそのままなので,リンク切れになることはないらしい.詳しくは,下記頁を参照.
  • デジタルオブジェクト識別子
  • DOIって何?
  • 2009-02-02

    表で複数行のセルを作る[tex]


    \usepackage{multirow}をプリアンブルに書いておき,複数行を使いたいところを,\multirow{行数}{幅}{セルの中身}というようにする.引数の2つ目は*にしておくと,自動で幅を決定してくれる.
  • http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/tex/multirow.html
  • 日本語LaTeX2eブック[book]


    日本語LaTeX2eブックは結構よくまとまっていて,ちょっとLaTeXを勉強した人にはちょうどいい本である.古本だと安くで手に入ることがある.

    2009-02-03

    表の幅を揃える[tex]


    \tabularxを使うと,表の幅を揃えることができる.\usepackage{tabularx}をプリアンブルに書く必要がある.\begin{tabularx}{幅}{列の位置}\end{tabularx}とする.列の位置のところは,l(左揃え),c(中央揃え),r(右揃え),X(列幅統一で左揃え)のどれかを列ごとに指定する.列幅統一で中央揃え以外は技が必要.
  • http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/tex/tabularx.html
  • http://keizai.xrea.jp/latex/tutorial/table.html
  • LaTeX2e美文書作成入門改訂第3版p131あたり
  • Referrer (Inside): [2009-08-02-1]

    2009-02-04

    図の回り込み[tex]


    回り込みをするには,プリアンブルに\usepackage{wrapfig}を書く.あとはfigure環境に似たwrapfigure環境を使う.ただし,wrapfigureの第1引数はl(左寄せ)かr(右寄せ)のどちらかで,第2引数は図の幅を指定する.

    本文ほげほげ(図\ref{図の名前}).
    \begin{wrapfigure}{r}{5cm}
      \includegraphics[width=5cm]{fig.pdf}
      \caption{図の説明}\label{図の名前}
    \end{wrapfigure}

    その他,参考のウェブページ

  • minipageを利用:図の右に文章を
  • 複数の図を利用:subfigure.sty
  • 文の途中に挿入:float.sty
  • 章番号を追加:図,数式,表番号に章番号を追加する
  • 図や表の回り込み
  • 画像貼り付けノウハウ
  • 図の挿入
  • 淡路島情報[diary]


    淡路日和には淡路島に関する情報がもりだくさん.

    2009-02-05

    アブストラクトの締め切り[2009intecol]


    アブストラクトの締め切りが4週間後だと数日前にメールが来た.発表する内容はできているので,アブストラクトを書式にあわせて整理しなければ.

    画面の回転[diary]


    キーボードを触っていて,意図せずに画面を回転させてしまい戻す方法が分からずに困ってしまった.ウェブで検索しようとしても,画面が回転してしまっているので,操作が困難を極めた.さらに,ThinkPadのポインティングデバイスでは,さらに困難なので,あまりに普段はあまり使わないマウスを使う.「画面の上がマウスの右で」と頭で考えても,手はなかなかその通りに動かない.どうしても画面の動きを見ながら,手が反応してしまう.少しして,マウスを90度回転させておくと解決することに気づく.ちょっと調べると,[Ctrl+Alt+矢印]で画面が90度回転するというこをが分かって,一件落着.

    2009-02-06

    慣れ[diary]


    プログラムには慣れが必要で,同じようにやっているつもりでも初心者のうちはなかなか思い通りに動いてくれない.言語特有のコツというか癖が分かると上達が早くなる(たぶん).最近はLaTeXの特性を少しは分かってきたような気がする.力技で無理やりやっているときもあるけど,だいぶ前にできなかったことが,できるようになってきたように思う.図表を本文にうまく入れるというのは,そのうちの一つ.

    図表の回転[tex]


    縦横を動かせる画面でない限り,画面の回転はほとんど使うことはない.でも,論文の場合,図表を回転させて表示させたいときがある.そんなときは下のようにする.

    \begin{table}% 図の開始
    \rotatebox{90}{% 回転させる
      \begin{minipage}{\textheight}
        \caption{図の説明}
        \label{図の名前}
        \begin{center}
          \input{table.tex}%図の中身
        \end{center}
      \end{minipage}}
    \end{table}

    参考ウェブページ

  • LaTeXで長い図表の回転による横置
  • LaTeX/横長の表を90度回転して配置
  • Referrer (Inside): [2009-02-23-2]

    2009-02-07

    見出しの再定義[tex]


    章立ての表示を変更する方法のリンク.
  • sectionをchapterっぽくする
  • 章建て--section
  • Tex tipsの見出しの装飾を変えたい
  • 2009-02-08

    おかしな英語[diary][教訓]


    訳あって投稿中の英語の論文を日本語に翻訳していると,細かな点でおかしな文章が少なからずあることに気づく.文意は伝わるけど,表現の順番を修正したほうがいいところとか,同じことを意味なく何回も繰り返していたりとか.ちゃんと読み込んでいるつもりでも,後から読むと修正点は多い.

    調査区の設置方法[diary][教訓][植生調査]


    だいぶ前に書いた日本語の論文を後から読み直すと若気の至りのところが多くある.現地調査の手法では,こうしておけばもっと良かったのにという点が多い.例えば,2m2の調査区を設置する場合,単に1つの2m2として記録したことがあった.その研究ではそれでよくても,後から1m2の調査区2つには分割できない.隣接した2つの1m2にしておけば,2m2で解析することも可能だし,1m2として分割して解析することは可能である.もちろん隣接地であるため,類似の調査資料の組み合わせができることを認識しておかなければならない.類似の調査資料が研究の対象として望ましくなければ,場合によっては隣接地のうち1つだけ使うということもできる.
    まあ,後から考えれば何とでもいえる.これから先の研究への反省材料として活用しよう.
    Referrer (Inside): [2009-03-02-2]

    2009-02-09

    Dropbox[tool]


    [2009-01-24]に書いたdropboxは,結構便利.ネットに繋がっていれば,勝手に更新してくれるのがいい.削除したファイルや古い版のファイルを見れるのも良い.共有したいファイルがあれば共有できるので,オンラインストレージ代わりとしても使えそう.

    2009-02-10

    複数行にわたる下線[tex]


    非常にしょうもないことだが,古くからの様式に従わなければならないことがある.例えば,手書きのなごりで文章に下線を引くというもの.今となっては,こんな様式は不要であるのだが,何故だかしっかりと残っている.このような複数行にわたる下線は,LaTeXが不得意な処理である(TeXが苦手とする処理 - TeX Wiki).それでも,既に完成度の高いものを作られている人がいる.今回は,udline.styをTeX&MetaPostであそぼうから取得して,問題を解決した.

    2009-02-11

    景観園芸研究第9号[diary][hp]


    兵庫県立淡路景観園芸学校の紀要である景観園芸研究に掲載された資料のPDFファイルができあがり,共著の分は共著者から承諾を得たので,自己紹介のページにPDFファイルを掲載した.
  • 淡路島における30年間の畦畔面積の変遷とその要因
  • 兵庫県豊岡市神鍋山の草原管理の変遷に関する聞き取り調査結果
  • オプション引数を持つコマンドの定義[tex]


    \(re)newcommand,\(re)newenvironmentなどで(再)定義するときにオプション引数を定義することができるようだ.ネットとか本とかで調べて,説明を見つけたけれども,それでも使い方が良く分からない.まあ,ぼちぼちと勉強しよう.何度も読んで使い方を試していたら,そのうち分かるようになるだろう.
  • 日本語LaTeX2eブックの第5章(p116)
  • newcommandでオプション引数を使う - Nosの日記
  • 2009-02-12

    調査票の読み込み[diary]


    なかなか進んでいない英語の論文([2008-12-27])の調査票を見直す必要があった.せっかくなので,見直すだけでなくスキャナで読み込むことにした(参考:[2008-09-22][2008-09-20]).さらにせっかくなので,1999年からの水田畦畔の一連の調査票で読み込んでいないものは読み込むことにした.それにしても,2002年と2003年は,それぞれ200地点以上とよく調査をしている.この頃の調査が今の研究に役立っている(ハズ).

    条件分枝[tex]


    論文の原稿を書いていて,進行段階によって出力の方法を変えなければならない,あるいは変えたい場合がある.例えば,投稿時には不要だけれども最終原稿では校正記号が必要だとか,投稿前には出力したくないけど投稿前には註釈としていろいろと書いておきたいこととか.そんなときは,場面場面に応じて必要な命令をとりあえずすべて書いておき,段階に応じて不要な命令はコメントアウトするようにしていたのだが,結構こういう作業は意外と手間がかかる.そこで,条件分枝を使って,段階を入力すればあとは自動的に必要な部分の命令を実行させるようにした.

    \def\stage{1} % stageをここで設定する
    \ifnum\stage=1
      % \stage=1の場合の命令
    \else \ifnum\stage=2
      % \stage=2の場合の命令
    % 条件を増やす場合は以下同様に\else \ifnumを使う
    \fi \fi

    2009-02-13

    図題・表題[tex]


    図題・表題の表示方法で,「図1」を太字の「Fig. 1.」に変更するには,以下のようにする.\figurenameと\tablenameで「図1」とかいうのを「Fig. 1」というのに変更する.また,\@makecaptionの定義を変更して太字にする.

    % プリアンブルに以下を書いておく
    \renewcommand{\figurename}{Fig. }%
    \renewcommand{\tablename}{Table }%
    \makeatletter
    \long\def\@makecaption#1#2{ {\small
      \advance\leftskip .0628\linewidth
      \advance\rightskip .0628\linewidth
      \vskip\abovecaptionskip
      \sbox\@tempboxa{\bfseries#1\hskip1zw\relax #2}%
      \ifdim \wd\@tempboxa <\hsize \centering \fi
      {\bfseries#1.}\hskip1zw\relax #2\par
      \vskip\belowcaptionskip} }
    \makeatother

    以下のページを参考にした.

  • http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/qa/38422.html
  • http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/qa/38423.html
  • http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/qa/38425.html
  • 図表の一覧[tex]


    図表の一覧の出力方法を変更.「図(表)目次」を出力しない,字下げしない,図表番号だけでなく「Fig. 1.」と出力する,頁番号と「・・・」を出力しない.

    % プリアンブルに以下を書いておく
    \makeatletter
    \renewcommand{\listoffigures}{%
      \@mkboth{\listfigurename}{\listfigurename}%
      \@starttoc{lof}%
    }
    \renewcommand{\listoftables}{%
      \@mkboth{\listtablename}{\listtablename}%
      \@starttoc{lot}%
    }
    \def\l@figure#1#2{% #1: キャプションなど,#2: ページ番号
       \addpenalty{-\@highpenalty}%
       \begingroup
       \setlength\@lnumwidth{4zw}%
       \parindent\z@ \rightskip\z@ \parfillskip\@flushglue
       \def\numberline##1{\hbox to\@lnumwidth{\bfseries{Fig.\ ##1.\hfil}}}%
       \leavevmode
       #1\par
       \penalty\@highpenalty
       \endgroup}
    \def\l@table#1#2{% #1: キャプションなど,#2: ページ番号
       \addpenalty{-\@highpenalty}%
       \begingroup
       \setlength\@lnumwidth{5zw}%
       \parindent\z@ \rightskip\z@ \parfillskip\@flushglue
       \def\numberline##1{\hbox to\@lnumwidth{\bfseries{Table ##1.\hfil}}}%
       \leavevmode
       #1\par
       \penalty\@highpenalty
       \endgroup}
    \makeatother

    以下のページを参考にした.

  • http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/qa/36658.html
  • http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/qa/36660.html
  • http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/qa/36664.html
  • Referrer (Inside): [2009-02-14-2]

    2009-02-14

    表の設定[tex]


    LaTeXで表を作るのは,結構めんどくさい.しかも,初心者が躓き易いところでもある.そのためか,結構便利な道具がそれなりにある.Visual Tabularは独自のプログラムで,Excel2LaTeXはエクセルのアドインソフト.

    図表関係の補足[diary]


    [2009-02-13]に書いた図表関係の再設定についての補足.
    論文を投稿するときに,本文の最後に図表の説明を書くように指示がある.その時に,同じことを何度も書いたり,複写+貼付していると面倒だし,間違いの元だ.一度入力したものに対して,手作業で何かをするのは非常にもったいない.相互参照(\listoffiguresや\listoftables)を使うと便利なのだが,標準では,不要なものを出力してしまったりするので,設定の変更をした.
    ちなみに,\captionにはオプション引数を指定することができて,図表目次(\listoffiguresや\listoftables)用の説明と図表のところで使う説明を使い分けることができる(LaTeX2e美文書作成入門改訂第3版p142).

    \caption[図表目次用の説明]{図表のところで使う説明} % 図表目次用の説明を指定しないと,図表のところで使う説明がそのまま図表目次用に使われる

    2009-02-15

    108ではなく111だった[進行状況]


    英語論文の修正は,本当に終盤に差し掛かってきた.複数の査読者が似たようなことを指摘しているので,修正項目としては10個残っているが,大きな項目ではこの半分ほど.ところで,修正項目数は108だと思っていたが,数えなおすと111だった.108は1^1*2^2*3^3で,約数がたくさんある.これに対して,111は約数が少ない.1,3,37,111だけ.
    現在:101/111
    [2008-12-27]:92/111
    [2008-12-12]:81/111
    [2008-12-06]:79/111
    [2008-11-25]:75/111
    [2008-11-16]:55/111
    [2008-11-09]:35/111

    表中に共通文字の挿入[tex]


    tabular環境の引数で@{と}との間に共通文字を書いておけば,表中に書かなくても自動的に入れてくれる.共通文字列の後ろにはスペースが入らないので,小数点で揃えるのに使えるらしい(日本語LaTeX2eブックp199).数値と有意水準などで揃えたりするのにも使えそう.

    \begin{tabular}{crl} % 間にスペースが入ってしまう
    1行目 & 1 & .1 \\
    2行目 & 10 & .01 \\
    3行目 & 100 & .001 \\
    \end{tabular}
    \begin{tabular}{cr@{}l} % 間にスペースが入らず,小数点で揃う
    1行目 & 1 & .1 \\
    2行目 & 10 & .01 \\
    3行目 & 100 & .001 \\
    \end{tabular}

    複数頁の表[tex]


    longtableパッケージを使うと,複数頁にわたる表を作れる.
  • 日本語LaTeX2eブックp138
  • http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/tex/longtable.html
  • Referrer (Inside): [2009-03-13-3] [2009-03-02-2]

    2009-02-16

    基本レイアウトの設定[tex]


    LaTeX2e基本レイアウトを使うと,初心者でもLaTeXの基本的なレイアウトを簡単に設定できるようだ.

    2009-02-17

    USBメモリ[diary]


    先日,近くのスーパーに行って電気用品の売り場を見ていたら,4GBのUSBメモリが1000円で売っていた.性能はさておき,大容量のものがこれだけ安いとはびっくりした.
    こちらはウェブで知ったのだが,BUFFALOのマイクロUSBメモリー(RUF2-PシリーズRMUMシリーズ)はすごく小さい.ほとんどコネクタ部分だけ.基本的にパソコンに接続したまま使うことを想定しているようだ.そりゃ,こんだけ小さいと付け外しをしていてはすぐになくしそう.

    2009生態学会


    未検索 % 火入れ|R
    検索済み % 着生|草原|スキー場
    U02 T11 T30 E1-02 E1-03 G2-04 K2-02 PA1-018 PA1-026 PA1-027 PA1-046 PA1-186 PA1-187 PB1-315 PA2-518 PB2-681 PB2-683 PB2-686 PB2-692 PB2-703 PB2-715 PC2-777 PC2-811 PC2-833 PC2-837 PC2-851

    2009-02-18

    カンアオイ属[photo][plant]


    ナンカイアオイだと思う.上の写真は葉が沢山ついているが,ちょっと見たところ下ではほぼ繋がっていたので,1個体だと思う.さらに見ていると,カンアオイ属特有の目立たない花が咲いていた.
    カンアオイ属の葉
    カンアオイ属の花

    2009-02-19

    カヤランの論文投稿[進行状況]


    昨日の日付が変わる直前にカヤランの論文を短報として投稿した.基本的な内容は,2007年の岡山での植生学会での発表(要旨).2006年の年末にカヤランを見つけてからまとめるまで時間がかかってしまった.とはいえ,その間の共同研究者とのやり取りのおかげで,はじめに考えていた内容と比べると,すごく洗練されたものになった.
    はじめは簡単にささっと資料ぐらいにまとめようと思っていたので,たいしたことを考えていなかった.それが論文として投稿できるまでになっただけでもうれしい.
    カヤランは,資料としてまとめるべき内容があるし,論文になるかどうかは微妙だが,もう1つ別のネタもある.すぐには無理だが,そのうちこれらもまとめなければ.
    これで,現在修正中の論文(([2008-05-17]投稿)に全力投球できる.

    RをLaTeXに[r][tex]


    Rで作ったデータフレームをLaTeXの表に変換するには,Windowsの場合はHmiscライブラリにlatex()関数が用意されている(LaTeX - RjpWiki).

    library(Hmisc)
    data(swiss)
    latex(swiss, file="", booktabs=T, dcolumn=T) # 画面に出力するには,file=""を指定する
    latex(swiss, file="d:/swiss.tex", booktabs=T, dcolumn=T)

    Macの場合は,群馬大学の青木さんがRによる統計処理で公開されている(データフレーム・行列をLaTeXの表にする).

    source("http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/R/src/all.R", encoding="euc-jp") # 関数の読み込み
    data(swiss)
    print.latex(swiss, file="d:/swiss.tex", ctable=F)

    Referrer (Inside): [2009-03-27-2]

    2009-02-20

    マクロの定義[tex]


    マクロの定義をするのにいくつか命令が用意されている.それぞれ少しずつ機能が違う.
    命令 定義されていない場合 既に定義されている場合
    \newcommand 新しく定義 エラー
    \renewcommand エラー 再定義
    \providecommand 新しく定義 何もしない
    \def 新しく定義 再定義
    \def以外は同じような書式を使う.\defはちょっと書式が違うので,注意が必要.例えば,\nameというマクロを定義するには,次のようにする.

    \newcommand{\name}[1]{#1}
    \renewcommand{\name}[1]{#1}
    \providecommand{\name}[1]{#1}
    \def#1\name{#1}

    参考書籍

  • (日本語LaTeX2eブックp178)
  • (LaTeX2e美文書作成入門改訂第3版p66)
  • 2009-02-21

    発表要旨[2009intecol]


    発表要旨を,intecol10のワードの様式にあわせて,300語以内にまとめなおした.

    2009-02-22

    植物相調査の被度をどう記録するか?[diary][植生調査]


    Rで解析をしていて,論文の解析結果が前と違っていた.元データ自体は変わっていないし,追加したデータもない.それなのに,おかしい.しばらく前からこの問題で引っかかっていた.
    これがようやく解決した.元データの形式を少し修正していたのに,それを忘れていた.調査区を設置した植生調査の場合は,被度を0から1まで(%だったら0から100までだが,%にするかどうはか好みの問題)の間で記入するようにしている.調査区以外での植物相調査の結果を入力しているところで,はじめは被度を9999としていたのを,0に修正していた.これだと,解析をしている途中で調査区で出現してないのと,植物相調査で出現していないのとが区別できない.この教訓として,2つのことを感じた.
    1つ目は容易に元データの形式をいじってはいけない(なんと当たり前なことか!).
    2つ目は,植物相調査での結果をどのようにするか,決めておかなければならない.9999というのは,通常ではありえない数字なので,解析途中で植物相調査の結果だと気づきやすいが,9999というのは問題がありそう.かといって,0というのもどうか.0ではないけど,平均をしたときに影響が出ないぐらい小さい数字(0.000000001)とかむちゃくちゃ小さくしておくというのがいいか?でも,これはcover>0に引っかかるのが問題だ.-1などの負の数字にしておけば,cover>0に引っかからなくて,cover!=0(0以外)というのに引っかかるので便利そうだ.でも-1だと何かとの平均などの計算をしたときに混ざってしまう可能性がある.すごく大きな負の数にしておけば,cover>0やcover!=0の問題は解決するし,平均したときに変な数字が出る.これがいいかな?
    調査区と植物相のそれぞれの調査での出現の有無別(○−)の抽出方法(Rだったらsubset()を使う)は下のような感じか.
    調査区 植物相 抽出方法
    cover>0
    cover!=0
    cover<0
    cover==0
    もう少し考えよう.妙案をお持ちの方は教えてください

    2009-02-23

    一部の頁を横置きにする[tex]


    ページ全体を横置きにするにはlscapeパッケージを使うのが簡単だ.ページの一部だけだったら,\rotateboxと\minipageを組み合わせる方法([2009-02-06])が良いけど,結構めんどくさい.ページ全体だったら,\begin{landscape}横置きにしたいところ\end{landscape}とするのがよっぱど楽だ.
    参考頁
  • http://tekitobibouroku.blog42.fc2.com/blog-entry-90.html
  • http://www.lightstone.co.jp/products/swp/kb0036.htm

    \documentclass[12pt]{jsarticle}
    \usepackage{lscape} % プリアンブルに書いておく
    \begin{document}
    ここには通常の縦置きの文章や表を書く.
    \begin{landscape}
      ここに横置きの表などを書く.longtableも使える.
    \end{landscape}
    ここには通常の縦置きの文章や表を書く.
    \end{document}

  • 横置きの複数頁の表[tex]


    ここのところ,LaTeXの表関連のメモをやたらと書いている.今までLaTeXで表を作るのを避けていたけど,今回で,だいたいやりたいと思うことができるようになった.
    複数頁にわたる横置きの表を作成するには,lscapeパッケージとlongtableパッケージを併用すると可能だ.

    \documentclass[12pt]{jsarticle}
    \usepackage{lscape} % 横置き
    \usepackage{longtable} % 複数頁に渡る表
    \usepackage{booktabs} % 罫線
    \begin{document}
    \noindent
    \begin{landscape} % 横置きの場合
    \begin{longtable}{ccc}
    \multicolumn{3}{l}{Appendix 1. This is a caption. } \\
    \toprule
    項目1 & 項目2 & 項目3 \\
    \midrule
    \endfirsthead % ここまでは1頁目の上部に表示
     %
    \multicolumn{3}{l}{Appendix 1. continued} \\
    \toprule
    項目1 & 項目2 & 項目3 \\
    \midrule
    \endhead % ここまでは2頁目以降の上部に表示
     %
    \midrule
    \endfoot % ここまでは最終頁以外の下部に表示
     %
    \bottomrule
    \endlastfoot % ここまでは最終頁の下部に表示
    中身1 & 中身2 & 中身3 \\ % 表の中身
    中身1 & 中身2 & 中身3 \\
    中身1 & 中身2 & 中身3 \\
    中身1 & 中身2 & 中身3 \\
    中身1 & 中身2 & 中身3 \\
    中身1 & 中身2 & 中身3 \\
    中身1 & 中身2 & 中身3 \\
    \end{longtable}
    \end{landscape} % 横置きの場合
    \end{document}

    2009-02-24

    複数行と複数列を併用[tex]


    \multicolumnと\multirowを併用する場合は,\multicolumnの中で\multirowを使う.こうすると複数行の場合で中央揃えができる.

    \multicolumn{2}{c}{\multirow{2}{*}{表示する中身}}

    2009-02-25

    関数の複製[r]


    日付データに変換するas.Date()は大文字が混じっていて,入力するときにめんどくさい.そこで,as.dateとすべて小文字の名称にまったく同じ内容の関数を定義した.実用的には,引数をそのままもとの関数に渡せば,それでOKのはず.
    長ったらしかったり,覚えにくい関数は,自分なりに覚えやすい関数として再定義しておいても良いかも.再定義した関数や新たに定義した関数は,ファイルにまとめておいて,必要な時にsouce()で読み込むようにする.あるいは起動時に読み込むように,「.Rprofile」に書いておく.

    as.date <- function(x, ...) as.Date(x, ...) # 引数をそのままもとの関数に渡す
    as.date("2009-02-25")+100 # 100日後

    2009-02-26

    アブストラクトの締め切り[2009intecol]


    アブストラクトの締め切りが1週間後だとのメールが来た.ほぼ出来上がったので,あとは登録するのみ.

    カウンタの使い方[tex]


    \newcounter{count} % カウンタの定義
    \setcounter{count}{10} % countを10に設定
    \addtocounter{count}{5} % countに5を追加
    \arabic{count} % アラビア数字で表示

    参考:カウンタ

    木構造[tex]


    階層構造を記述する木構造を作るには,ecltree.styを使用する.
    参考:ecltree.sty

    2009-02-27

    単体で写真に位置情報を付加[tool][diary]


    ソニーのGPSユニット(GPS-CS3K)を使うと,単体で写真に位置情報を付加できるとのこと.パソコンを介さなくても,Exif情報に書き込めるのが良さそう.
  • ITmedia News
  • verse環境[tex]


    字下げの逆というか,先頭の文字だけを突出させるには,verse環境を使う.もともとは,詩を引用するための環境らしい.

    \begin{verse}
    ほげほげ
    \end{verse}

    履歴書[diary][tex]


    rireki.texをもとにして,履歴書の様式を作成した.専用のスタイルファイルを必要としないので使いやすい.

    2009-02-28

    二群の平均値(代表値)の差の検定[stat]


    今まで,自分自身やたらとマン・ホイットニーのU検定を使っていたけど,それはあまり良くないらしい.まずは,二群のサンプルサイズをできるだけ揃えるようにすべきで,二群の分散が等しくない場合は,等分散を仮定しないt検定をするのが良いとのこと.また,三群以上の平均値の差の検定で分散が異なる場合には,予備検定なしで等分散性を仮定しない一元配置分散分析が良いらしい.
  • 二群の平均値(代表値)の差を検定するとき
  • エクスパック[diary]


    エクスパックでかさの高いものを送るときには,エクスパックを立体成形する方法を参考にするとうまくいきそう.
    Referrer (Inside): [2009-04-03-1] [2009-03-26-1]

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    最終更新時間: 2009-12-01 22:42