前の月 / 次の月 / 最新

松村俊和のページ:日記 / 2009-12

01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

2010 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2009 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2008 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2007 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2006 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12

2009-12-01

雑誌の省略形[tex]


雑誌の省略形についての問い合わせのメールを頂いた.bstファイルで設定する方法([2009-08-31])の場合,bibファイルでは「journal = TrendsinEcologyEvolution」のように「{}」や「""」なしのスペース無しで書く必要がある.自分もここで躓いていた.今回はこれが原因だったようだ.
そのメールのやり取りの中で教えてもらったが,bstファイルではなく,bibファイルで設定する方法もあるようだ.この場合,通常使っているbibファイル(例えば,article.bib)以外に,省略形を設定したbibファイル(例えば,abb.bib)を用意する.abb.bib内では「@string{TREE="Trends in Ecology \% Evolution"}」のように記述し,TeXファイルでは,\bibliography{article,abb}として,2つを呼び出す.この方法はすごく便利だ.教えていただいて感謝しています.
  • 参考:bibtex style
  • 2009-12-02

    ミカン山[photo]


    大学1年生の時から行っているみかん園(通称,ミカン山)がある.ここでは農薬をできるだけ使わずにミカンを栽培している.しかし,その時にどの程度害虫がいるのかをちゃんと調査しながら,必要であれば農薬を使っている.消費者だけでなく農家も農薬を使わなくていいのであれば使いたくないから,できるだけ農薬を省こうということだ(省農薬ミカンと言っている).ただ,ここのミカンは見た目が悪いので通常の流通ルートにはのらず,直接販売をしている.
    そういえば,大学1年生といえば18歳のとき.それから20年近くたった.今では平成生まれの学生がたくさん来ていた.先日そのミカン山に行ってきたが,今年は豊作とのこと.ご希望の方はどうぞ買ってあげてください(京大農薬ゼミのページ).
    ミカン山から見た紅葉の風景.
    紅葉
    イセリアカイガラムシという害虫.一時期は密度が低く,見つけるのが難しかった.今はそこそこいる模様.
    イセリアカイガラムシ
    ヤノネカイガラムシがついてごまミカンといわれるもの.味には何ら影響はない.
    ヤノネカイガラムシ

    2009-12-03

    節目の1本[diary][hp]


    先日受理された論文を自己紹介に追加.筆頭著者としては,はじめての国際誌.共著を含めて合計10本目で,筆頭著者としては5本目.色々な意味で節目の1本だ.これでようやく半分が,自分が筆頭著者のものになった.できるだけだが,学会誌にしてもその他の著作物にしても,自分が筆頭著者のものが半数以上になるようにがんばりたい.

    2009-12-04

    ガザミ[photo]


    ガザミを頂いた.蒸し器に入れたが,はみ出していた.それほど大きなものだった.家族で食べたけど,すごくおいしかった.
    調理前のガザミ
    ガザミ
    蒸しガザミ
    蒸しガザミ

    2009-12-05

    Name and title[diary]


    著作権の同意書を書いて提出しなければならない.署名欄に加えて,「Type or print name and title」とある.この「title」というのが良く分からない.辞書を引くと「肩書き」とある.こういうことを良く知っていそうな人に電子メールで聞いたところ,Mr.とかDr.とかのことだろうとのこと.あと,署名は日本語でも英語でも普段使っているものであれば,どちらでもいいだろうと教えてもらった.聞くは一時の恥,聞かぬは一生の恥.

    2009-12-06

    炭窯跡[photo]


    比較的大きな炭窯の跡.しかも,きれいに残っているほうだと思う.
    炭窯跡

    2009-12-07

    エクセル・ワード[diary]


    AVSの論文は,受理通知の中で「Tables need to be provided in an editable format, such as Word (.doc) or Excel (.xls).」とあり,表をワードかエクセルで提出しなければならない.せっかくLaTeXで作ったのに・・・.本文はワードが推奨されているが,無ければLaTeXでもいいらしい.良かったけど,LaTeXのファイルはメモとかいろいろと余計なことを書き込んでいるので,それを消すのにもそれなりに時間がかかった.
    Referrer (Inside): [2010-01-08-1]

    2009-12-08

    右手親指[diary]


    右手の親指が相変わらず不調だ(参考:[2008-05-29],[2009-08-11],[2009-10-09]).色々と対策をしてあまり使わないように心がけているが,どうしてもパソコンを使っていると使わざるを得ない.パソコンを使わずに作業をするときにも,できるだけ使わないように心がけよう.
    Referrer (Inside): [2010-02-09-3]

    2009-12-09

    締め切り前の悪循環[diary]


    来週末締め切りの原稿がある.殴り書き程度のものは作っているけど,全体のまとまりが無い状態.あと10日ほどあるけど,なかなかゆっくりと時間をとることができない.本当だったら,早いこと提出してから編集者の意見を受けてゆっくりと修正するのがいいのだが,提出するのが遅くてしかも中途半端な状態で提出するのは気が引ける.少しでもいい状態にしてから提出しようとして,時間をかけて遂行するうちに提出するのが遅くなって,・・・という悪循環に陥ることがよくある.

    2009-12-10

    予定変更[diary][進行状況]


    審査中の論文は,紀要の1本のみになった.これは修正稿を既に編集者の方へ返送済み.もう一度は修正が必要かもしれないが,大きな修正は必要ないだろうと思っている.そのため,手元の大きな論文作業で急ぐものは博士論文のみ.
    できれば博士論文と平行して別の1本の投稿準備して投稿をしたいと考えていた([2009-07-03]).ただ,ちょっと状況が変わってきてもう1本というのは無理そう.依頼原稿が仕上がれば,次は博士論文に専念するのみ.合間に時間がとれれば,その他の作業とか投稿準備をしよう.

    当面の優先順位(覚書)
  • 12月18日締め切りの原稿
  • 博士論文
  • 紀要原稿1本(修正稿を返送済,もう1本は今年度は断念して取下)
  • Referrer (Inside): [2010-02-01-1]

    2009-12-11

    草紅葉[photo][plant]


    樹木だけでなく,草本でも紅葉するものがある.この写真はチガヤの草紅葉(クサモミジ).
    チガヤの紅葉

    2009-12-12

    督促のメール[diary]


    依頼原稿についての督促メールがやってきた.といっても編集者からではなく,GoogleCalendarに登録していたリマインダ.

    2009-12-13

     Agriculture, Ecosystems & Environment 135 4[article]


  • Abandonment and intensified use of agricultural land decrease habitats of rare herbs in semi-natural grasslands
    自分の研究内容に非常に近い研究なので,本文を見てみた.そしたら,お隣の研究室の仕事だった.参考文献だけ確認したら自分の畦畔関係の論文を2本とも引用してくれていた.ありがとうございます.また後でじっくりと読ませて頂きます.
  • 2009-12-14

    H指数[論文]


    しばらく前にこういう指数があることを知った.H指数は「その研究者が公刊した論文のうち、被引用数がh以上であるものがh以上あることを満たすような数値」.つまり,(実際にはそういうことは無いけど,)100本論文を書いていても,それぞれの論文が1回ずつしか引用されていなければ,H指数は1.10本の論文を書いていて,それぞれが10回以上引用されていたら,H指数は10.論文の数と質(被引用回数)の両方が満たされなければ,H指数はなかなか伸びない.
    自分が書いた論文はほとんどが日本語なので,日本語の論文も入れるとして,H指数はどれぐらいだろう.2か3はあるだろうか.論文10本(2本は印刷中)の中で,これはなかなか引用されないだろうなーというのが2本あるので,8を超えることは今のところ無いだろう.
  • H指数の提案論文
    An index to quantify an individual’s scientific research output
  • 2009-12-15

    2009-12-16

    あご[diary]


    ここ数日,あくびをしたり口を大きく開けると,顎がはずれそうな感覚があった.顎が外れたら痛そうなので,恐々と口をあけていた.特に何をしたわけではないけど,だんだんと直ってきたように思う.

    2009-12-17

    3輪の農民車[diary]


    淡路島からさらに南にある島で,3輪の農民車を見た.3輪の農民車珍しいらしい.ただ,時間が無く前を通り過ぎただけなので,写真を撮影することはできなかった.港の近く(と言ってもその島は港の近くしか集落がない)に置かれていて,現役バリバリで使われていそうな感じだった.

    2009-12-18

    玉葱小屋[diary][photo]


    淡路島には沢山のタマネギを吊るしておく小屋がある.新しいものから古いものまであるが,この写真のように木の柱,瓦屋根のものは比較的古いものだろう.
    たまねぎ小屋

    2009-12-19

    白髪[diary]


    白髪は黒髪よりも伸びるのが早いのだろうか.散髪をしてしばらくすると,白髪だけが黒髪よりも長く飛び出してしまう.

    2009-12-20

    利己的な遺伝子[book]


    利己的な遺伝子(科学選書)は,初めて参加した学会(日本生態学会の盛岡大会)に行く途中に電車の中で読んだ.その増補版(利己的な遺伝子<増補新装版>)が出ているらしい.時間があればゆっくりと読みなおしたい.
    ところで,上で書いた盛岡大会に行くときは,青春18切符を2枚使って普通電車を乗り継いで神戸か京都から盛岡に向かった.途中,筑波大学の友人宅で2泊した.なんとも贅沢な時間の使い方であった.こういうゆとりのある生活は学生時代の特権だろう.帰りは新幹線で帰ってきたが,6時間があっという間に感じた.

    2009-12-21

    インスタントはインスタント[diary]


    ネスカフェのバリスタというのがある.インスタントコーヒーを使ってエスプレッソとかカプチーノを作るというもの.近くのスーパーで実演していて試飲することができた.ちょっと期待して飲んだけど,やはりインスタントはインスタントであった.

    2009-12-22

    1年前[diary]


    ほぼ1年前,右わき腹の奥の方にものすごい鈍痛があって入院した([2008-12-25]).入院からそのまま年末年始に突入して約2週間の長い休暇をすごした.今年の年末年始の休暇は短い.

    2009-12-23

    フウトウカズラ[photo][plant]


    フウトウカズラの花は見たことあったが([2007-06-29]),果実は初めて見た.
    フウトウカズラ

    2009-12-24

    年賀状[diary]


    そろそろ年賀状を真剣に書いていかなければ.去年は入院生活中に仕上げた.でも,夜中に年賀状を書いていたら,看護士さんに「体を休めるために入院しているのに,そんなんしたらアカン」と怒られてしまった.

    2009-12-25

    2009-12-26

    パーティションを分割する[tool]


    Partition Wizard Home Editionを使うと,いろいろなパーティション操作ができるようだ.そのうちに使う必要性が出てくるかもしれない.
    Referrer (Inside): [2010-02-23-1]

    2009-12-27

    間違い[hp]


    Rを使った植生資料の解析の内容の間違いを帯広畜産大学の紺野康夫さんからご指摘いただきました.早速,サポートページ)に掲載した.ご指摘ありがとうございました.

    2009-12-28

    環境スチュワードシップ[diary]


    農村生態学 紺野康夫ゼミのページに「環境スチュワードシップ」のパンフレットがある.環境スチュワードシップとは,環境保全を目的としており,報酬を用意することで土地の所有者や管理者に土地の世話をしてもらう制度のようだ.訳者代表の紺野さんが,訳者あとがきに下のように書かれている.ちなみに,「売買川」は「うりかりがわ」という川の名称です.

    この売買川の最後に残った自然流路周辺の植生を調べてその貴重さを報告した数年後、そこが改修され人工流路となってしまいました。(中略) 不利益補償による自然保護をお役人に提案してみましたが、問題外として頭から否定されることが多く、制度がない以上、その概念も存在しないという感じです(中にはわかって下さる方もいました)。もし環境スチュワードシップがひろく普及していれば、人間活動が卓越する所にたまたま残る、小さな自然を救えたかもしれません。それが翻訳しようと考えた理由です。

    無いものを否定していたら,いつまでたっても新しいことはできない.ならば,自分で作る(翻訳)してやろうという意気込みがすごい.自分もそうありたい.

    2009-12-29

    伝統と確信の相克[diary]


    なにげなく思い出した.約18年前の当時18歳.大学受験の小論文で「伝統と確信の相克について論ぜよ」というのがあった.分かったような分からないような,えらそうなことを書いたような気がする.でも,今でも同じようなことを書きそうな気がする.

    2009-12-30

    いんてこる記録(食事編)[intecol10][hp]


    いんてこる参加記録の動物編乗り物編風景編を追加.これで,とりあえずはウェブ版のいんてこる参加記録は完了.2010年3月に発行される植生情報にややまじめな報告を掲載していただく予定.

    2009-12-31

    2009年まとめ[diary]


    前半はひたすら論文の改定作業.後半も改定作業の続きをして,それが受理された.もちろんおめでたくないことや残念なこともあったが,その他のおめでたいことの多い1年だった.さて,来年はどうなることか.
  • カヤラン受理([2009-07-18])
    2006年の年末に一人で調査を始めた内容をまとめたもの.はじめはどこかの紀要に資料としてまとめられたらと思っていた.後にこの研究での共同研究者になる友人に草稿を見て意見をもらった.その意見を受けてまとめ直していくうちに,論文としてまとめられそうだと思い,短報としてまとめなおした.いい意味で想定とは異なり,結構良い具合にまとまった.投稿後,査読者の1名からは結構厳しい意見を,もう1名の査読者と編集者からは建設的かつ有意義な指摘を頂いた.それを受けて修正した結果,はじめの草稿とは似ても似つかないぐらいの良い論文に仕上がった(はず).そろそろ発行されるはずだが,雑誌自体はまだ手元に無い.
  • いんてこる参加([2009-08-21])
    はじめての国際学会.年度末になって,ようやく参加記録の残りを書き上げた(いんてこるinブリスベン参加記録).
  • 植生学会奨励賞([2009-11-01])
    年齢制限ぎりぎりで頂いた賞.この賞の名を汚さぬように,これから頑張っていかなければ.次号の植生情報に受賞コメントを掲載していただく予定.
  • 畦畔草原受理([2009-11-29])
    この論文は本当に苦労した.調査計画は2002年の春から夏ごろに立てて,その秋に本調査.2003年は同定作業と調査資料の解析.2004年と植生学会でポスター発表とその時の助言を受けて補足調査.じっくりと論文としてまとめて(時間をかけすぎ!),2008年にようやく投稿した.編集者と4回のやりとりで1年半かかって,ようやく受理.
  • ひみつのおめでたいこと2件
    2つとも本当にめでたいのは2010年になってから.1つは4月,もう1つは8月ごろか?
  • 2010 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
    2009 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
    2008 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
    2007 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
    2006 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12

    最終更新時間: 2010-06-01 21:29