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松村俊和のページ:日記 / 2008-10

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2008-10-01

10の100乗[google]


プロジェクト10 の100乗は10月20日締め切り.どんなアイデアが出されるのか楽しみ.

2008-10-04

視力[diary]


職場の健康診断.視力は,右1.0,左1.5,体脂肪率16.1%だった.その他の検査は結果待ち.
過去の健康診断:[2007-10-18][2006-09-12]

2008-10-07

イボクサ・オモダカ[photo][plant]


ネタ不足なので,しばらく前に取った写真を少々.
イボクサの花の色は何ともいえずきれい.
イボクサ
オモダカの白と黄色の組み合わせもなかなか良い.
オモダカ

2008-10-08

他人の助言[diary][2008植生学会]


他人からの助言によって,すごく大事な事を忘れていることを気づいた.また,その後で自分自身で色々と考えているうちに,話す内容の順序や投影資料の出し方の改善すべき点に気づいた.発表まであともう少し時間がある.出来る限りの修正をしよう.
sawagani氏は不慮の事態で発表のポスターが未完成とのこと.頑張ってください.

2008-10-09

バッチファイルで改行を使う[dos]


植生学会の投影資料は,以下のようにして作っている.
  • 本文はLaTeXで作成
  • 写真はVixで85%の1280*1024に変換してAcrobatでPDFとして結合
  • 図はRで作成
  • 本文・写真・図をConcatPDFで結合
    ただ,ConcatPDFはGUIで使うとマウス操作をしなければならず面倒なので,バッチファイルを書いてそれを実行している([2007-09-11]).ただ,にファイル数がたくさんになってきて,バッチファイルの見た目が複雑になっていた.バッチファイル中に任意の位置で改行をいれる方法は無いものだと思い込んでいた.調べてみると,知らないだけで,「^」を使えばよいとのこと.思い込みは恐ろしいものだ.
    行が長いバッチファイルに適宜改行を入れたい
  • フォントを埋め込み[pdf]


    sawagani氏がPDFファイルのフォントを埋め込みでお困りとのこと.
    AdobeAcrobatがあればだが,フォントを埋め込んだPDF文書をLaTeXで作成するための方法によると次の手順でやればフォント埋め込みができるとのこと.既に改行とかがガタガタなやつは駄目だろうが….

    AdobeAcrobatでPDFファイルを開く
    [ファイル]-[名前をつけて保存]-[ファイルの種類]で[PostScript]を選択([設定]-[フォントの埋め込み]で[埋め込みフォントと参照フォント]を選択)
    PSファイルをAdobeDistillerで起動
    [設定]-[AdobePDF設定の編集]-[フォント]-[すべてのフォントを埋め込む]でPDFファイルを作成

    断面の写真[photo][plant]


    木本群落だったらいざ知らず,草本群落や草本植物の生育状況の断面写真っていうのは,なかなか撮影しない.どうしても普段見ている目線で写真を撮ってしまう.いざという時(今まさにそうだ!)に必要になるので,できるだけ意識して撮らなければ.早速,チガヤ(上)とチガヤとノビルの混生(下)の生育状況の断面を写真で撮影した.
    チガヤ断面
    チガヤ・ノビル断面

    2008-10-10

    名刺[diary]


    学会に行くというのに,名刺が無いことがわかった.あわてて作った.

    投影資料[2008植生学会]


    投影資料の大きな修正がほぼ終わった.細かな修正は直前までするつもりではある.投影資料を作成するときに気をつけたこと.
  • 色を多用しない
  • 目線を移動しなくてもいいように,図の凡例は図の中に書き込む
    Rであれば,locator()を使って位置を確認しつつ作図する
  • 写真や図を使って,ぱっと見て理解できるようにする
  • 2008-10-11

    業績の追加[hp][diary]


    はじめての経験だった学術論文の査読([2007-12-22])を自己紹介のページに追加.Acknolegementに名前が載ったのはいいが,間違えてしまっている.しかし,責任はこちら側にもある.電子メールで依頼をもらった時から名前が間違えているのに気づかなかったのを見落としていたのだ.
    Referrer (Inside): [2009-01-31-1] [2008-11-29-1]

    2008-10-13

    次の論文へ[diary][2008植生学会]


    植生学会からの帰りの新幹線で,学会メモを書いた.前から手をつけていた[2008-09-30]の査読を仕上げた.これで,締め切りが近い仕事はなくなった(年内締め切りの原稿依頼はあるけど).これで,現地調査と次の論文([2008-09-04])に取り組める体制が整った(はず).
    Referrer (Inside): [2008-10-18-2]

    2008-10-14

    2008-10-15

    申し込み[2009intecol]


    来年,オーストラリアのブリスベンであるINTECOL参加申し込み受付発表の申し込み受付が開始された.
  • 早期申し込み締め切り:2009年3月16日(これを過ぎると費用が高くなる)
  • 要旨の締め切り:2009年3月
  • 発表の受理通知:2009年4月
    まだ,申し込んでないけど,早いうちに申し込む予定.実際はそうでなくても,敷居の高そうに感じてしまうものは延髄反射で参加登録するのが良いらしい.以下,ビロテンFCいんてこる日記を長めに引用.

    三中信宏さんは2004年6月12日の「日録」に,海外での国際会議に参加することについて,こう書いている.「行けば必ず何か収穫はあります.行かなければゼロ」.三中さんの言葉に後押しされて僕は参加を決めた.「日々粗忽 in Montreal」は三中さんの言葉のひとつの事例である.行けば必ず何か収穫はある.
    三中さんはこうも書いている.「学部生や若い院生の場合はよほど強い動機づけがないと,参加そのものに結びつかないことが多いかもしれない.開き直って,〈延髄反射で参加登録してしまう〉というのが案外いいのかもしれませんよ.『あ,これは』と思ったら,何も考えずに registration form にすかさず記入してオンラインで送信してしまうと.これで第1段階はクリアされたので,あとは流されるままかの地に運ばれていくというのがいいんじゃないでしょうか」.

  • 2008-10-16

    オガルカヤとメガルカヤ[photo][plant]


    左がメガルカヤ,右がオガルカヤ.それぞれ,それほど頻繁にはお目にかからない.それが,隣接して生えていたので,両方とも採取せずに一緒に撮影できた.下の写真はその生育地の様子.
    メガルカヤ・オガルカヤ
    オガルカヤ・メガルカヤ・棚田

    論文募集[diary]


    植生学会は投稿論文を募集しているらしい.募集しているのはいつもだが,今は特にそうらしい.

    2008-10-17

    Trends in Ecology & Evolution 23 11[article]


    Mechanisms of long-distance seed dispersal

    ノアザミ・ツリガネニンジン[photo][plant]


    花が咲いている時の植物というのは非常に同定しやすい.ノアザミなんかは花も葉っぱも特徴があって,茎葉と根生葉の違いが少ないので,いつ見ても非常に分かりやすい.しかし,ツリガネニンジンは花に特徴がありすぎて,そればかりを見ていて,根生葉の形を知らないと,根生葉だけのときに同定できない.そういえば,畦畔の調査をやり始めたころは,秋にウツボグサの根生葉が分からず困った.次の年の春になって,ようやく同定できた.
    ノアザミ
    ノアザミ
    ツリガネニンジンの花
    ツリガネニンジン
    ツリガネニンジンの根生葉(ロゼット)
    [ツリガネニンジン
    ちなみに,根生葉での同定には次のページが参考になる.
  • ロゼット状の根生葉
  • ロゼット図鑑
  • 2008-10-18

    査読完了[diary]


    [2008-10-13]に仕上げた査読報告書を再度確認して,編集委員会に返送した.この雑誌のいいところは,修正要求と修正要望とを明確に区別するようになっているところだ.修正要求は修正に従うか合理的な理由をもって反論するなどの何らかの措置を講じなければならない.修正要望は修正すれば論文が良くなる可能性があるところで,修正するかどうかの判断は著者による.この区別が曖昧だと,著者は非常に困る.
    査読報告書は論理的かつ丁寧に書いたつもりだ.それでも,これを受け取った著者がどういう反応をするかはわからない.自分が一生懸命書いた文章にたくさんの修正意見がつくのを見ると,少なくとも一瞬はいい気持ちはしない.内容を読んで,納得するところが多いと,査読の結果として論文が良くなることが分かるので,だんだんと感謝の気持ちが沸いてくる.

    エクスカーション[2008植生学会][photo][plant]


    植生学会のエクスカーションは,当初御岳山のコースで申し込んでいた.しかし,家に帰るのが非常に遅くなるので,明治神宮と自然教育園のコースに変更した.事務局の方にはお手数をおかけしました.すみませんでした.
    そのコースで見たものをいくつか紹介.
    ススキの穂が出ている.向かって左側は元気が良くて,向かって右側には元気が悪
    い.その原因はナンバンギセルのようだ.かなりの養分を取られるのだろう.
    ススキ
    ナンバンギセル
    ナンバンギセル
    ツリフネソウを盗蜜をするマルハナバチの仲間がいた.ツリフネソウの果実を見る
    と散布!をしてしまう人(自分も含めて)がたくさんいた.さらに,それを動画で撮
    影する人も.植生学会ならではだ.
    ツリフネソウとクマバチ
    エクスカーションの午前と午後の移動途中の駅で秋の生け花があった.秋らし
    く,ワレモコウ・リンドウなどが使われていた.花屋さんだったら,この時期どこ
    にでもあるだろうが,どちらも野生ではどこにでも見るものではない.
    秋の生け花
    Referrer (Inside): [2008-11-01-7]

    2008-10-19

    恐怖のジャンボタニシ[diary]


    植生学会に行って,大学の後輩に久々に会った.彼女(Y氏)は非常に個性的で,・・・.書き出すと長くなるので,植生学会のときに話題になった逸話をひとつだけ.
    10年以上前,九州に大学とそのOB・OGたちで調査に行った.水路にピンク色の奇妙な物体があり,Y氏が「これ,何ですか〜?」と尋ねてきた.「知らんのか.ジャンボタニシの卵やで」と返答.「ジャンボタニシって,どれぐらい大きいんですか〜?」とさらに質問.「これくらい」と言いながら,バレーボールぐらいの大きさを両手で示すと,Y氏は「そんなハズありません!」と反論.いつもY氏をからかっていたために,さすがにその時は疑っていたようだ.そこで,Y氏は近くにいたT氏に再度質問,「ジャンボタニシって,どれぐらいの大きさですか〜?」.T氏も僕とほとんど同じ大きさを両手で示しながら,答えた.二人とも寸分たがわぬ大きさを示したので,さすがにY氏も納得していた.しばらくの間,Y氏はジャンボタニシをそれぐらいの大きさだと信じきっていた.後でT氏に聞いたところ,matsutだったらこれぐらいの大きさを言うだろうというのを見切って,大きさを示したらしい.
    註:あいまいな記憶に基づくものなので,多少脚色が入っている可能性があります.
    彼女の名誉のために書くと,ちなみに今はまっとうな社会人として働いているようだった.
    Referrer (Inside): [2008-12-31-5]

    2008-10-20

    細かな看板[photo]


    植生学会に行ったときに見た看板.2つとも10mと離れていないところにあった.上
    の看板は500m以上先を案内するのに,1m単位で案内してどうするのだろう.だいた
    いこの看板自体のポールのところと端では1m近く違うはずだ.また,案内先の入り
    口でも中心か端かで数mは違うはずだ.下の看板が普通の看板だろう.
    細かな看板
    普通の看板
    Referrer (Inside): [2008-12-31-5]

    2008-10-21

    ポメラ[tool]


    テキスト入力専用ツールが発売されるようだ.前からこのような機会が発売されるのを期待していた.どちらかと言えば,電子手帳でこれくらいのキーボードが付いていて,テキストが保存できればそれで十分だ.同じぐらい買えるパソコン(ASUS Eee PC 4G-X)があることを考えると,値段はちょっと高い.

    生垣のススキ[plant][photo]


    植生学会に行ったときに見た,生垣にススキが刈り残されていた.斑入りではないので,わざわざ植えられたのではなく,どこからか種子が散布されたのかもしれない.それが刈り残された感じ.それにしても,結構いい感じになっていた.
    生垣のススキ
    Referrer (Inside): [2008-12-31-5] [2008-10-31-1]

    2008-10-22

    ヌルデの塩[photo][plant]


    ヌルデの果実には,リンゴ酸カルシウムが噴出する.なめるとしょっぱい.昔は塩の代
    用品として使われていたらしい.
    ヌルデ
    ヌルデ

    2008-10-23

    バリ島旅行記[hp]


    COOL ONLINEの無料は容量の制限がある.写真を頻繁に使うようになって,容量の限界のため更新できないことがあり,写真の容量を小さくしたりいろいろとしていた.しかし結局のところ,写真を小さくしても,数が多いと容量制限にかかってしまう.そこで最近は,写真だけはてなフォトライフを使用している.これで,当面は容量制限に引っかかることがなくなった.
    ついでに,雑文の旅行記の写真をはてなフォトライフに移動して,大きくするとともに,coolの容量を減らしていく作業を徐々に進めつつある.
    まずは,バリ島旅行記
    Referrer (Inside): [2008-10-30-1]

    2008-10-24

    鳥屋にやさしい統計のお勉強[stat][r]


    鳥屋にやさしい統計のお勉強ではRを使った解析方法についての説明がある.

    ヒバカリ[diary][photo]


    しばらく前,ヘビを踏みそうになって,あわてて脚をよけた.写真をとってあとで調べたら,ヒバカリだった.
    ヒバカリ

    2008-10-25

    RとLaTeXとの連携[tex][r]


    Rで計算した結果をLaTeXで使いたい場合,いろいろとやり方はある.LaTeX内にRの命令を書き込んだりする方法もある.だいぶ前にやろうとしたがなかなかうまくいかなかったような気がする.
    一番簡単なのはRの計算結果をwrite.table()関数を使って,テキストファイルに書き出しておき,そのテキストファイルをLaTeXでは\input{}を使って読み込むという方法.同じ数値を何度も使う場合は,簡単なマクロを作っておくとよいかもしれない.具体的には下のような感じ.
  • Rでの命令
    write.table(x, "d:/tmp.txt", quote=F, row.names=F, col.names=F) # 引用・列名・行名などは非出力
  • TeXでの命令
    \input{d:/tmp.txt} % テキストファイルを読み込む
    \newcommand{\tmp}{\input{d:/tmp.txt}} % 何度も使う場合のマクロ
  • Referrer (Inside): [2008-11-04-3]

    2008-10-26

    写真の応募[diary]


    今度の生態学会では,「生態学者の自然観を表現し、広く一般の人々に自然や生態学への興味を喚起するような写真」の展示会をするらしい.ページの下の方に,応募方法が書かれている.最近までこんな企画があるのを知らなかった.早速,写真を選んだ.端っこに少し余計なものが写っているので,除外した.あとは,写真のタイトルと100字以内の説明を考えなければ.
    Referrer (Inside): [2008-12-28-2]

    2008-10-27

    GPSの情報をGoogleMapやGoogleEarth用に変換[google][map][tool]


    POT to KMLを使うと,GPSの情報をGoogleMapやGoogleEarth用に変換できるようだ.時間があるときに試してみよう.

    主要調査の終了[diary]


    昨日で,今年の秋に予定していた主要な調査が終わった.前の週に終わらす予定だったのだが,体調不良のため1週間遅れた.主要な調査は終わったが,補足調査とか予備的な調査をもう少しやる予定.

    2008-10-28

    2009生態学会[diary]


    日本生態学会第56回全国大会(2009年3月,盛岡)の参加申し込みを受付が始まった初日にした.それでもすでに,自分の前に20人近くが登録していた.いまだったら,もっと多くの人が申し込みをしているのだろう.全ての日程は参加できないだろう.福岡の55回大会で久々に参加してすごく楽しかったので,部分的にでも参加したい.

    アオツヅラフジ[photo][plant]


    アオツヅラフジの果実は見事な濃い青色をしている.ただ,写真と実物では少し色が違う.
    アオツヅラフジ

    あほな様式[diary]


    整理が出来ていない様式を見ると,作業をするのが嫌になる.例えば,下のようなもの.
  • 様式のどこに何を入力していいのか理解するのに時間がかかる
  • 様式間(エクセルで言えばシート間)の関係性がむちゃくちゃ
  • 同じ情報を何度も入力する必要がある
  • 種類の異なる情報が区別されずに,複数の様式間で混在している(植生調査資料で言えば,地点・組成・種に関する情報が混在しているというもの)
    人間が手書きで記入する場合は,書きやすさに重点を置く必要性がある.しかしながら,パソコンに入力する時には後の使いやすさを第一に考えねばならない.そういった二次利用を想定していない情報を集めてどのように利用するのかが心配だ.たぶん,手作業で集計するのだろう.大変無駄な作業だ.でも,あほな様式を考えた人自身は自分でそんな作業はせずに,下請仕事に出しすのだろう.
  • 2008-10-29

    業績の追加[hp][diary]


    印刷はまだだけど,自己紹介のページに受理されていた査読付きの紀要(b10b11)と植生学会での発表(o13)を追加.

    2008-10-30

    イギリス旅行記・カナリア諸島旅行記[hp]


    [2008-10-23]バリ島旅行記に引き続き,イギリス旅行記カナリア諸島旅行記を更新.

    2008-10-31

    IAVSのエクスカーション[diary]


    南アフリカで行われたIAVSのエクスカーションは,写真を見ることができる.写真を見ていると,生物の多様さを感じる.

    モバイルギア[tool]


    [2008-10-21]に書いたポメラの写真を見て,モバイルギアというのを重宝していたのを思い出した.自分以外でも同じような人がいる(Googleで「ポメラ モバイルギア」を検索).懐かしくなって,モバイルギアを引っ張り出し,dos化プログラムを走らせたところ,ちゃんと動いてくれた.でも,詳しい使い方を思い出すのには時間が必要.今すぐ使う必要は無いので,大事に保管しておこう.

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    最終更新時間: 2009-12-01 22:42