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今回新たに知ったことの一部
植物の葉の表には柵状組織細胞が規則正しく並んでいて,光はあまり散乱しない.これに対して,葉の裏には海綿状組織細胞は複雑な形をしていて,光が散乱する.その結果,有効に光を使うことができる.光が散乱するため,葉の裏が白っぽく見えることが多い.
植物が必要とする水のうち,光合成に使われるのはわずかで,蒸散される水のほうが多い.
カルビン回路中で炭素を固定する酵素のルビスコは,CO2とも反応するが,O2とも反応する.O2と反応した生成物は光合成の阻害要因になる.O2が無い環境はそれでも良かったけど,O2ができてからはO2との反応をあまりしないようなルビスコが発達している.ただし,最大活性は非常に低い(トレード・オフ).
C4植物ではカルビン回路の前に別の経路でCO2濃度を上げている.
C4植物がすべて優れているかというとそういうわけではない.水分条件が十分のところでは,わざわざエネルギーを使用するのは効率が悪く,C3植物の方がすぐれている.(トレードオフ)
光呼吸によってエネルギーをわざと無駄遣いして,光阻害を回避しているという説明がある.
C4植物は別々の系統で独立して進化した.
CAM植物(ベンケイソウ科など)は,夜に炭素を取り入れて,昼間にカルビン回路を動かす.時間的な分化.
過剰な光エネルギーが光阻害の要因になり,光は最大のストレスにもなる.
暗い環境下では,葉緑体は光に対して垂直に並び光をたくさん受けるように配置する.
明るくて光が過剰な環境では,葉緑体は光に対して平行に並んで,光を受けすぎないように配置する.
葉緑体の移動以外にも葉の運動によって,光を受ける量を調節している.例えば,フジやクズの小葉が垂直に立つ.
光合成能力を上げることによって,収穫量が多くなった例はほとんど無い.収穫量の増大は,資源の配分の変化によるもの.
ポスター作成の注意点など
ポスターを貼る大きさは1m×2m(下部は見にくいので,現実的には最大で1m*1.4mぐらいか?)
2mぐらいの距離からでも読めるように
口頭の説明なしでも理解できるように
持ち帰りようの縮小版を用意するのはいいけど,床には置かないように
ポスターを張る板はフェルト覆われている
縮小版を用意する場合は,ポスターの板にマジックテープ(Velcro)でくっつく入れ物を用意すること
ポスターは画鋲でなく,マジックテープで貼り付ける(マジックテープは用意してくれる?)
タイトルはAbstractと同じでなければならない
氏名,電話番号,電子メールアドレス,ウェブサイトなどを記載すること
タイトルは20-24mm(最大でも100pt)(A4から1m*1.4mに拡大する場合,A4では21pt程度)
見出しは48pt(最大でも60pt)(A4から1m*1.4mに拡大する場合,A4では12pt程度)
本文は24-28pt(最大でも32pt)(A4から1m*1.4mに拡大する場合,A4では5-6.6pt程度)
当面の優先順位(覚書)
2009intecolのポスター(8月上旬まで)
畦畔英語論文の修正(なるべく早く,現在:37/41)
紀要原稿2本の修正(なるべく早く)
カヤランの最終原稿作成(8月末まで)
博士論文
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最終更新時間: 2009-12-01 22:42